「ごぼう(牛蒡)」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?

皿の上の3本のごぼう

ここではフランス語で「ごぼう(牛蒡)」を表す単語や、「ごぼう(牛蒡)」に関連するフランス語の表現について紹介していきます。

「ごぼう(牛蒡)」の原産地はユーラシア大陸の北部になり、日本に伝わったのは平安時代の頃、薬草として中国から伝わったのが最初でした。

それ以来、世界中で日本人だけが野菜として「ごぼう(牛蒡)」を食べ続けてきましたが、近年では「ごぼう(牛蒡)」の独特の食感や風味、食物繊維の多さなどから、フランス料理やイタリア料理でも食材として使われるようになりました。

日本以外の国でも徐々に認められつつある「ごぼう(牛蒡)」に関するフランス語について、ここでは学んでいきましょう。

 

フランス語で「ごぼう(牛蒡)」を表す単語の読み方と発音

ざるの上のごぼう

ここでは「ごぼう(牛蒡)」を表すフランス語の単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。

ごぼう(牛蒡)

3本のごぼうの断面

フランス語で

bardaneバルダーヌ

という女性名詞の単語になります。

「bardane(バルダーヌ)」という言葉でフランス人がイメージするのは、私たちがイメージする「ごぼう(牛蒡)」の根の部分ではなく、「ごぼう(牛蒡)」の花の部分になります。

そのため、「bardane(バルダーヌ)」を使って「ごぼう」の根を表現したいときは以下のような表現を使います。

  • ごぼうの根 racine de bardane(ラハスィーヌ ドゥ バルダーヌ)
  • 日本のごぼう bardane japonais(バルダーヌ ジャポネ)

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

⬇️bardane japonaisの発音の確認はこちら⬇️

 

西洋ごぼう

フランス語で

salsifisサルスィフィ

という男性名詞の単語になります。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

フランス語で「ごぼう(牛蒡)」に関連する表現の読み方と発音、意味

まな板の上のごぼう

ここでは「ごぼう(牛蒡)」を表すフランス語に関連する表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。

ごぼうの根

ごぼうの根

フランス語で

racine de bardaneラァスィーヌ ドゥ バルダーヌ

という表現になります。

「racine(ラァスィーヌ)」は、ここでは植物の「根」という意味の女性名詞の単語になります。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

ごぼうのサラダ

ごぼうのサラダ

フランス語で

salade de bardaneサラッ ドゥ バルダーヌ

という表現になります。

「salade(サラドゥ)」は「サラダ」、冷製の「野菜料理」という意味の女性名詞の単語になります。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

ごぼうの唐揚げ

ごぼうのフライ

フランス語で

salsifis fritサルスィフィ フリィ

という表現になります。

「frit(フリィ)」は油で「揚げた」「フライにした」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「salsifis(サルスィフィ)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。

【形容詞 fritの変化と使い分け】

  • frit(フリィ)    男性形  男性名詞を修飾するときの形
  • frite(フリットゥ)   女性形  女性名詞を修飾するときの形

男性形と女性形で単語のスペルと発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。

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⬇️fritの発音の確認はこちら⬇️

 

⬇️friteの発音の確認はこちら⬇️

 

フランス語で「ごぼう(牛蒡)」を表す単語や表現のまとめ

ここでは「ごぼう(牛蒡)」を表すフランス語の単語や、関連する表現について紹介してきました。

「ごぼう(牛蒡)」は日本の平安時代、薬草として中国から伝わり、野菜として「ごぼう(牛蒡)」を食べ続けてきました。

野菜として「ごぼう(牛蒡)」を食べ続けてきたのは日本人だけだったのですが、最近ではその独特の食感、風味から、フランス料理やイタリア料理のシェフの間でも取り入れられるようになり、さらに食物繊維が多く含まれていることから一般的に食材として見直されるようになりました。

フランスを訪れたときに役立つよう、「ごぼう(牛蒡)」に関連するフランス語について覚えていきましょう。

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