「こんばんは」とフランス語で伝える挨拶とその発音とは?【厳選16フレーズ】
ここではフランス語で「こんばんは」や「おやすみなさい」と、夕方以降に交わす挨拶の単語やフレーズについて紹介をしていきます。
フランス語では、日が暮れてからの挨拶の「こんばんは」や「おやすみなさい」として、「ボンソワール(Bonsoir)」がさまざまな場面で広く使われており、旅行などでフランスを訪れたときでも使う場面はとても数多くあります。
「ボンソワール(Bonsoir)」が使われる、または使うことができるのは一般的な場面は以下となります。
【Bonsoirを使う場面】
- 仕事や学校から、夕方以降に家に帰ってきたときの挨拶
- 友人や知り合いなど、夕方以降に人と会ったときの挨拶
- 友人や仕事の同僚、知り合いなど、さっきまで一緒にいた人との別れ際の挨拶
- お店やレストランに入ったときと出るときにお店の人がしてくれる挨拶
- お店やレストランに入るときと出るときにお店の人と交わす挨拶
「ボンソワール(Bonsoir)」は夕方以降に交わす挨拶として汎用性が高く、とても役に立ちます。
使う場面や使い方をしっかりと覚えることで、フランスに旅行で訪れたとき、出張や留学で滞在する時間が素晴らしい時間になることは間違いありません。
フランス語の夕方から使える挨拶の基本フレーズ
ここではフランス語で「こんばんは」と伝えるときに使う基本的な単語や、相手に丁寧な印象で伝えるためのフレーズについて、日本語の翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
こんばんは
フランス語で
Bonsoir
という単語になります。
フランスでは夕方以降の挨拶として、誰かに会ったときだけでなく、別れるときに「さようなら」や「おやすみ」という意味を持って使われることも多い挨拶の単語です。
また、外出先から夜家に帰ってきたとき、「ただいま」という意味で「Bonsoir!(ボンソワール)」と言い、「おかえり」という意味で「Bonsoir!(ボンソワール)」と使うことも多いです。
1つの例として、夜にレストランやカフェ、バーに入ったときに「いらっしゃいませ」という意味で「Bonsoir!」と声をかけてくれたり、会計を終えてお店を出るときにも「Bonsoir!」と声をかけてくれたりします。
そう声を掛けてもらったら、そのときは笑顔で「Bonsoir!」と返事をしましょう。
英語のフレーズでは「Good evening.」や「Good night.」や「I’m home.」にあたる単語になります。
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こんばんは(男性への挨拶)
フランス語で
Bonsoir, Monsieur
というフレーズになります。
未婚、既婚、年齢問わず男性に対して「こんばんは」「さようなら」「おやすみなさい」と言うときに使うフレーズです。
「monsieur(ムスィユー)」は「〜様」、「〜さん」「〜殿」「〜氏」という敬称を表し、男性に対して挨拶をするときや丁寧な呼びかけをするときに使われます。
「monsieur(ムスィユー)」は英語の「Mr」や「Sir」にあたる単語となり、男性向けの敬称になります。
挨拶をするときの使い方としては以下のようになります。
- 相手の名前がわからない場合 「Bonsoir, Monsieur.」と挨拶
- 相手の名前がわかる場合 「Bonsoir, Monsieur +(相手の姓、家族名)」と挨拶
以上のように使い分けることで、相手へ敬意を表した丁寧な挨拶となります。
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こんばんは(既婚女性への挨拶)
フランス語で
Bonsoir, Madame
というフレーズになります。
このフレーズは、既婚女性に対して、または何かの役職や肩書きのある女性に対して挨拶をするときや丁寧に呼びかけるときに使われることが多いです。
「madame(マダンム)」は「〜さん」「〜様」「〜夫人」「奥様」という意味の単語となり、英語の「Mrs」や「madam」にあたる単語となります。
挨拶をするときの使い方としては以下のようになります。
- 相手の名前がわからない場合 「Bonsoir, Madame.」と挨拶
- 相手の名前がわかる場合 「Bonsoir, Madame +(相手の姓、家族名)」と挨拶
以上のように使い分けることで、相手へ敬意を表した丁寧な挨拶となります。
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お嬢さん、こんばんは(未婚の女性への挨拶)
フランス語で
Bonsoir, Mademoiselle
というフレーズになります。
このフレーズは、未婚の女性に対して挨拶をするときや丁寧に呼びかけをするときに使われます。
「mademoiselle(マドゥモワゼル)」は「お嬢様」「お嬢さん」「〜さん」「〜様」という意味となり、英語の「Miss」にあたる単語となります。
挨拶をするときの使い方としては以下のようになります。
- 相手の名前がわからない場合 「Bonsoir, Mademoiselle.」と挨拶
- 相手の名前がわかる場合 「Bonsoir, Mademoiselle +(相手の姓、家族名)」と挨拶
以上のように使い分けることで、相手へ敬意を表した丁寧な挨拶となります。
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こんばんは(男の子の子供向けの挨拶)
フランス語で
Bonsoir, mon petit
というフレーズになります。
男の子の子供に挨拶をするときに使われるフレーズで、「mon petit(モン プティ)」は「私の息子」という意味となり、「私の愛する子供、息子」という気持ちが込もった表現です。
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こんばんは(女の子の子供向けの挨拶)
フランス語で
Bonsoir, ma petite
というフレーズになります。
女の子の子供に「こんばんは」や「おやすみ」と愛情を込めて言うときに使うフレーズです。
「ma petite」は「私の娘」という意味で、「私の愛する娘」という気持ちの込もった表現になります。
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おやすみなさい
フランス語で
Bonne nuit
というフレーズになります。
主に家族や恋人など、深い人間関係ができている相手に対して「おやすみ」と言うときに使うフレーズです。
別れ際の挨拶の「おやすみ」には「Bonsoir(ボンスォア)」を使い、もうベッドに入る頃に伝える「おやすみ」は「Bonne nuit(ボンヌ ニュイ)」を使う、という認識で間違いないのではないかと思います。
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フランス語で「こんばんは」に一言添えるときに使えるフレーズ
ここではフランス語で「こんばんは」や「おやすみなさい」「さようなら」の意味としての「ボンソワール(Bonsoir)」というとき、相手を思いやる一言を添えるのに適したフランス語のフレーズについて、日本語の翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
よい夜を
フランス語で
Bonne soirée
というフレーズになります。
「soirée(スォワレェ)」は「夜の時間」、「宵」という意味があり、「良い夜の時間を過ごしてね」や「おやすみ」という気持ちの込もったフレーズになります。
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気をつけてお帰り
フランス語で
Fais attention en chemin
というフレーズになります。
「attention(アトォンスィヨン)」は「注意」、「関心」という意味、「chemin(シュマン)」は「道」、「通り道」という意味の単語となり、「帰り道では気をつけてね」という相手を思いやる気持ちの込もった命令文になります。
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早くお帰り
フランス語で
Rentre vite
というフレーズになります。
「rentre(ルォントル)」は「帰る」、「帰宅する」という意味で自宅に戻ることを意味する単語、「vite(ヴィトゥ)」は「急いで」、「すぐに」、「まもなく」という意味の単語です。
「すぐに家に帰ってらっしゃい」という命令文になります。
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また明日
フランス語で
À demain
というフレーズになります。
「demain(ドゥマン)」はここでは「明日」という意味の単語になります。
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もう寝るよ
フランス語で
Je vais me coucher
というフレーズになります。
「coucher(クゥシェ)」はここでは「寝る」、「横になる」という意味の単語で、そのまま翻訳すると「私は寝ます」という意味のフレーズになります。
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明日は何時に起きるの?
フランス語で
À quelle heure te lèves-tu demain?
というフレーズになります。
「lève(レーヴ)」は「起床」という意味の単語になります。
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あなたもゆっくり休んでね
フランス語で
Dors bien, vous aussi
というフレーズになります。
「dors(ドォズ)」は原型が「dormir(ドォルミール)」でここでは「眠る」という意味、「aussi(ウスィ)」は「〜もまた同じく」、「同じく」、「〜も同様に」という意味の単語になります。
相手から「おやすみ」と言われたとき、「あなたもね」と返事をするときに適したフレーズになります。
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良い夢を
フランス語で
Faites de beaux rêves
というフレーズになります。
「faites(フェトゥ)」は原型が「faire(フェール)」で「〜を作る」、「〜をする」、「〜になる」という意味の単語で、英語の「make」や「do」に相当する単語となり、「rêve(レェヴ)」はここでは睡眠中に見る「夢」を表す単語です。
「いい夢を見てね」という気持ちの込もったフレーズで、英語の「Sweet dreams.」にあたる表現になります。
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さようなら
フランス語で
Au revoir
というフレーズになります。
「revoir(ルヴォワ)」はここでは「再会」という意味の単語です。
「Au revoir」はかしこまった表現となるため、まだ人間関係ができていない相手などに対して丁寧な表現として使うことが多いです。
友人同士や仕事仲間との間では「じゃあまた明日!」という意味を込めて、「Salut, À demain(サリュ ア ドゥマン)」を使うのが一般的です。
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フランス語で「こんばんは」を伝える単語とフレーズについてのまとめ
ここでは夕方以降によく使われているフランス語の挨拶「ボンソワール(Bonsoir)」について紹介をしてきました。
「ボンソワール(Bonsoir)」は夜に交わす挨拶として、使われる範囲や場面がとても広く、覚えておくと便利です。
【Bonsoirで伝える気持ち】
- こんばんは
- ただいま
- さようなら
- おやすみ
以上の気持ちを伝えることができ、使う場面によって相手の意味の捉え方が変わります。
【Bonsoirが使われる場面】
- 仕事や学校から、夕方以降に家に帰ってきたときの挨拶
- 友人や知り合いなど、夕方以降に人と会ったときの挨拶
- 友人や仕事の同僚、知り合いなど、さっきまで一緒にいた人との別れ際の挨拶
- お店やレストランに入ったときと出るときにお店の人がしてくれる挨拶
- お店やレストランに入るときと出るときにお店の人と交わす挨拶
いかがでしたでしょうか。
フランスに旅行をしたとき、留学や出張で訪れたときにさまざまな場面で「ボンソワール(Bonsoir)」を使って挨拶をしてみましょう。