「綺麗(きれい)」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?
ここでは「綺麗(きれい)」を表すフランス語の単語や、「綺麗(きれい)」に関連するフランス語の表現について紹介していきます。
「綺麗(きれい)」という言葉には、大きく「見た目や景色が綺麗」、「心が綺麗」、「場所や空間が清潔で綺麗」という3つの意味があり、フランス語でもそれぞれの意味を持つ3つの単語があります。
【綺麗を表す3つのフランス語】
- joli 人の外見だけでなく、人の心の美しさや人間的な魅力を表現するときに使う単語
- beau/belle 人や物の見た目や姿、景色や風景の美しさを表現するときに使う単語
- propre 場所や空間が清潔、また人の行動や心が誠実であることを表現するときに使う単語
3つの単語がそれぞれ表現する意味をしっかりと理解し、使い分けができるようになることで、相手に対して正しい意味で伝えることができ、反対に相手が伝えようとしていることを正しく理解できるようになります。
フランス語で「綺麗(きれい)」を表す単語を覚えるときには、ここで紹介している3つの単語について、意味の違いを含めて覚えると便利です。
フランス語で「綺麗(きれい)」を表す単語「joli」の読み方と発音
ここではフランス語で「人の内面の美しさや魅力」を意味する「綺麗(きれい)」という意味の単語「joli」について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
綺麗(きれい)な
フランス語で
joli
と
jolie
という形容詞になり、「すてきな」「おしゃれな」「かわいい」という意味でも使われ、英語の「pretty」と同じ意味の単語になります。
姿や形など見た目が美しいという意味と、人間の内面的な美しさ、魅力を表現するときにも使われる単語になります。
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綺麗(きれい)なこと
フランス語で
joli
という男性名詞の単語になり、「綺麗なもの」や「かわいらしさ」「可憐(かれん)さ」という意味でも使う単語になります。
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綺麗(きれい)に
フランス語で
joliment
という副詞の単語になり、「かわいらしく」という意味でも使う単語になります。
また、会話の中で「とても」「すごく」「ひどく」など、強調する意味としても使われます。
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綺麗(きれい)さ
フランス語で
joliesse
という女性名詞の単語になり、「かわいらしさ」「優美(ゆうび)さ」「可憐(かれん)さ」という意味でも使います。
「joliesse(ジョリエス)」は主に文章中の表現で使われる単語になります。
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フランス語で「綺麗(きれい)」を表す単語「beau」「belle」の読み方と発音
ここではフランス語で「見た目や外見、景色や風景が美しい」という意味の「綺麗(きれい)」を表現する単語「beau」と「belle」について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
綺麗(きれい)な
フランス語で
beau
と
belle
という形容詞の単語になり、「美しい」「素晴らしい」「見事な」という意味でも使います。
主に見た目や外見が美しいという表現で使われ、英語の「beautiful」や「fine」と同じ意味の単語になります。
2つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【形容詞 beauの変化と使い分け】
- beau(ボゥ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- belle(ベェル) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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美しいもの
フランス語で
beau
という男性名詞の単語になり、「美」や「晴天」、また「おしゃれな男」「だて男」「気取り屋」という意味でも使います。
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美人
フランス語で
belle
という女性名詞の単語になり、「美女」や若い「女性」「恋人」という意味でも使います。
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美しさ
フランス語で
beauté
という女性名詞の単語になり、「美貌(びぼう)」「美」「美容(びよう)」や「美人」「美女」という意味でも使います。
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フランス語で「綺麗(きれい)」を表す単語「propre」の読み方と発音
ここでは「場所や空間が清潔」「人の心が誠実」という意味の「綺麗(きれい)」を表すフランス語の単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
綺麗(きれい)な
フランス語
propre
という形容詞の単語になり、「清潔な」や「丁寧な」「清廉(せいれん)な」「汚染のない」という意味でも使います。
清潔という表現や環境の汚染がないという意味や、人の行動や考えにやましいところがなく潔白という表現の単語で、英語の「clean」と同じ意味の単語になります。
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綺麗(きれい)に
フランス語で
proprement
という副詞の単語になり、「清潔に」「丁寧に」「きちんと」「誠実に」という意味でも使います。
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綺麗(きれい)さ
フランス語で
propreté
という女性名詞の単語になり、「清潔さ」や人としての行いや振る舞いの「潔白さ」「清潔さ」、仕事などが「きちんとしていること」という意味でも使います。
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こぎれいな
フランス語で
propret
と
proprette
という形容詞の単語になり、「さっぱりした」という意味でも使います。
2つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【形容詞 propretの変化と使い分け】
- propret(プロプレェ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- proprette(プロプレットゥ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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「綺麗(きれい)」に関連するフランス語の表現の読み方と発音、意味
ここでは「綺麗(きれい)」に関連するフランス語の様々な表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
とても美しい
フランス語で
très beau
という表現になり、「beau(ボゥ)」が女性形「belle(ベェル)」に変化したときは「très belle(トレ ベェル)」になります。
「très(トレ)」は「とても」「大変」「非常に」という意味の副詞の単語になります。
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美しい人
フランス語で
belle personne
という表現になります。
「personne(ペルソンヌ)」は「人」「人間」や「容姿」という意味の単語になり、ここでは特定の形容詞「belle(ベェル)」とともに使っているため、「女性」「娘」「女」という意味になります。
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美しい花
フランス語で
belle fleur
という表現になります。
「fleur(フルォー)」は「花」や「花飾り」という意味の女性名詞の単語になります。
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きれいにする
フランス語で
nettoyer
という動詞の単語になり、汚れなどをとって「掃除する」「清潔にする」「洗濯する」や「浄化する」「一掃する」という意味で使います。
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清潔感のある
フランス語で
propre sur soi
という表現になります。
「sur(スュ)」は、ここでは所持や近接を表す意味で「〜を身につけて」「〜に接して」という意味の前置詞になります。
「soi(ソワ)」は「自分」「自分自身」という意味の代名詞になります。
「propre sur soi(プロプル スュ ソワ)」をそのまま翻訳すると、「清潔を身につけている」という意味になります。
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フランス語で「綺麗(きれい)」を表す単語や表現のまとめ
ここでは「綺麗(きれい)」を表すフランス語の単語や、「綺麗(きれい)」に関連するフランス語の様々な表現について紹介してきました。
「綺麗(きれい)」という意味には大きく「姿や風景が綺麗」、「人の内面が綺麗」、「清潔という意味の綺麗」という3つがあり、フランス語にもそれぞれの意味をもつ3つの単語があります。
【フランス語で綺麗を表す3つの単語】
- joli 人の心の美しさや人間的な魅力を表現するときに使う単語
- beau/belle 人や物の見た目、また風景の美しさを表現するときに使う単語
- propre 清潔な状態、また人の行動や心が潔白であることを表現するときに使う単語
フランス語で「綺麗(きれい)」という意味を持つ単語を覚えるときには、ここで紹介している3つの単語とそれぞれの意味の違いを一緒に覚えていくことで、コミュニケーションの相手に伝えたいことを正確に伝えることができるようになります。
また、相手が伝えようとしていることを正しく理解することもできるようになります。
ここで紹介している3つの「綺麗(きれい)」を表す単語を意味の違いも含めて覚えていきましょう。