フランス語で「おはようございます」と伝える朝の挨拶フレーズとは?
ここではフランス語で「おはようございます」と伝える朝の挨拶の単語やフレーズと、その朝の挨拶に一言添えるフレーズについて紹介をしていきます。
フランス語には、英語の「Good morning」にあたる「おはようございます」を表すフレーズがなく、朝から日が沈む夕方ころまで「ボンジュール(Bonjour)」という挨拶を交わし、「おはよう」から「こんにちは」の意味として使われます。
また、外出先から家に帰ってきたとき、日本語では「ただいま」や「おかえり」というとき、お店の人が「いらっしゃいませ」というとき、初対面の人会って「はじめまして」というときにも、フランス語では「ボンジュール(Bonjour)」を使うことが多いです。
「ボンジュール(Bonjour)」はフランスに旅行をしたとき、仕事で訪れたとき、留学で滞在したときに非常に出番の多い挨拶の単語なので、使い方を覚えるととても役に立ちます。
フランス語で「おはようございます」と気持ちよく伝える朝の挨拶フレーズ
ここではよく使われているフランス語の「おはようございます」の単語と定番のフレーズについて、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて紹介し、解説していきます。
おはよう
フランス語で
Bonjour
という単語になります。
フランスでは、午前中から日が暮れる夕方まで「Bonjour(ボンジュール)」で挨拶をするため、「こんにちは」という挨拶でも使う単語です。
また、カフェやレストラン、お店に入ったときにお店の人が「いらっしゃいませ!」という感じで「Bonjour !(ボンジュール)」と笑顔で声をかけてくれたり、お店の人に話しかけるときに「Bonjour(ボンジュール)」と声をかけたり、さまざまな場面で役立つ単語です。
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おはようございます(男性への挨拶)
フランス語で
Bonjour, Monsieur
というフレーズとなり、未婚、既婚を問わず男性に対して「おはようございます」と言うときに使うフレーズです。
「monsieur(ムスィユー)」はここでは英語の「Mr」「Sir」にあたる単語となり、「〜さん」「〜様」「〜殿」「〜氏」という意味となり、男性に対する丁寧な呼びかけに使われる単語です。
挨拶をするとき、相手の名前がわからない場合は「Bonjour, Monsieur(ボンジュール ムスィユー)」と挨拶し、相手の名前(姓、家族名)がわかっている場合は「Monsieur(ムスィユー)」の後に相手の名前を含めて挨拶をすることで、より親しみ深い朝の挨拶となります。
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おはようございます(既婚の女性への挨拶)
フランス語で
Bonjour, Madame
というフレーズとなり、既婚の女性、何かの職務についている女性や役職のある女性に対して挨拶するときや、丁寧な呼びかけに使われるフレーズです。
「madame(マダム)」はここでは英語の「Mrs」「madam」にあたる単語で、「〜さん」「〜様」「〜夫人」「奥様」という意味となり、
挨拶をするとき、相手の名前がわからない場合は「Bonjour, Madame(ボンジュール マダム)」挨拶をし、相手の名前(姓、家族名)がわかっている場合は「Madame(マダム)」の後に相手の名前を加えて挨拶をすることで、より親しみのある朝の挨拶となります。
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おはようございます(未婚の女性への挨拶)
フランス語で
Bonjour, Mademoiselle
というフレーズになります。
「mademoiselle(マドゥモワゼル)」はここでは英語の「Miss」にあたる単語となり、「〜さん」「〜様」「お嬢様」「お嬢さん」という意味となり、未婚の女性への丁寧な呼びかけに使われる単語になります。
挨拶をするとき、相手の名前がわからない場合は「Bonjour, Mademoiselle(ボンジュール マドゥモワゼル)」挨拶をし、相手の名前(姓、家族名)がわかっている場合は「Mademoiselle(マドゥモワゼル)」の後に相手の名前を加えて挨拶をすることで、より親しみのある朝の挨拶となります。
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おはよう(男の子の子供への挨拶)
フランス語で
Bonjour, mon petit
というフレーズです。
「mon petit(モンプティ)」は「私の息子」「私の子供(男の子)」を表すフレーズです。
自分の子供が生まれてきたときに初めて対面して感動したときや、子供に対する呼びかけに使われます。
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おはよう(女の子の子供向けの挨拶)
フランス語で
Bonjour, ma petite
というフレーズです。
「ma petite(マ ペティトゥ)」は「私の娘」「私の子供(女の子)」を表すフレーズです。
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朝の挨拶とともに伝えるフランス語のフレーズ
ここでは「おはようございます」と伝えるとき、相手を思いやる気持ちを表現するフランス語のフレーズについて、日本語の翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
いい一日を
フランス語で
Bonne journée
というフレーズです。
「journée(ジョルネ)」はここでは「1日」「日中」「昼間」という意味となり、「Bonne journée!(ボン ジョルネ)」は午前中に別れるときの挨拶として「よい1日を過ごしてください!」という意味、気持ちの込もったフレーズになります。
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今日も良い天気だね
フランス語で
Un autre beau jour
というフレーズになります。
「autre(オゥトル)」は「他の」「もうひとつの」、「beau」は「晴天」「美しいもの」、「jour」は「1日」「日」「昼」「日中」という意味の単語です。
日本語にそのまま翻訳すると、「別の日(新しい日)は美しい日」という意味となり、「新しい今日もいい天気になったね」という気持ちが込もったフレーズになります。
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いい朝だね
フランス語で
Il fait beau ce matin
というフレーズになります。
「matin(マタン)」は「朝」「午前」という意味の単語で、そのまま翻訳をすると「天気がいい朝」という意味になります。
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また寝坊してしまった
フランス語で
Mais j’ai fait la grasse matinée encore
というフレーズになります。
「fait la grasse matinée(フェ ラ グラス マティネ)」は「ゆっくり朝寝坊する」という意味のフレーズ、「encore(オンコォル)」はここでは「また」「再び」という意味の単語となります。
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起きる時間だよ
フランス語で
C’est l’heure de te lever
というフレーズになります。
「heure(ウール)」は「時間」「時刻」、「lever(ルヴェ)」はここでは「起きる」「起床する」という意味の単語になります。
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よく寝れた?
フランス語で
Tu as bien dormi?
というフレーズになります。
「dormi(ドルミ)」はここでは「眠る」という意味の単語です。
「tu(テュ)」を使っているフレーズのため、親しい人間関係や子供に対して使うフレーズです。
同じ意味の丁寧なフレーズは、「tu(テュ)」を「vous(ヴ)」に変えた下記となります。
【丁寧な表現の例文】
Vous avez bien dormi?(ヴ ザヴェ ビヤン ドルミ)
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起きてる?
フランス語で
Tu as réveillé?
というフレーズになります。
「réveille(レヴェイエ)」はここでは「目を覚ます」「起きる」という意味の単語になります。
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起きて
フランス語で
Lève-toi
というフレーズになります。
「léve(レェヴ)」は原形が「lever(ルヴェ)」となる「起きる」「起床する」、「toi(トゥワ)」は「君」「おまえ」という意味の単語になります。
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目を覚まして
フランス語で
Réveille-toi
というフレーズになります。
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早起きだね
フランス語で
Tu es matinal
というフレーズになります。
「matinal(マティナル)」はここでは「早起きの」「朝早い」という意味の単語となります。
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フランス語で「おはようございます」と伝えるフレーズのまとめ
ここではフランス語で伝える朝の挨拶フレーズと単語と、朝の挨拶に一言添える会話のフレーズについて紹介をしてきました。
フランス語において、日本語の「おはようございます」や英語の「Good morning」にあたる言葉は「ボンジュール(Bonjour)」となり、「こんにちは」としても使われている単語になります。
また、「ボンジュール(Bonjour)」はカフェやレストランやお店でも午前中から日が暮れるまで使う挨拶の言葉になります。
そのため、「おはよう!(Bonjour)」の挨拶に加えて、「よい1日を!(Bonne journée)」と笑顔で伝えることで、気持ちの良い朝の挨拶になります。
フランスに旅行したり、滞在する機会があったらぜひフランス語で朝の挨拶をしてみましょう!