「リエゾン(liaison)」の意味はフランス語でどんな意味?関連する言葉とは?

連絡係の女性

ここでは「リエゾン(liaison)」というフランス語について、どんな意味を持つ言葉なのか詳しく紹介していきます。

「リエゾン(liaison)」はフランス語の言葉ですが、英語の発音を勉強しているときに目にしたり、音楽を勉強しているときに聞いたり、また他にも医療や研究開発などの専門的な分野や会社内の役割の名前としてなど、さまざまな場面で使われるようになっています。

そのため「リエゾン」という言葉自体を聞いたことがあるという人は、意外と多いのではないかと感じています。

しかしその意味はどんな意味かと聞かれると、正しく意味を理解している人は少なくなるのではないかと思います。

言葉の意味を知っていることで、何をすべきなのか、どんな役割なのかをしっかりと理解でき、コミュニケーションのすれ違いや勘違いがなくなりますので、この記事でしっかりを学んで使えるようにしていきましょう。

 

「リエゾン(liaison)」の意味はフランス語で「つなぐ」という意味の言葉

情報を伝達する人

ここではフランス語の「リエゾン(liaison)」という言葉について、詳しく見ていきましょう。

liaisonリエゾン

通信や交通などの「連絡」、物事や事象の「関係性」「関連」、人との「交友」「交際」や「人間関係」「仲介」「恋人関係」という意味や、組織や部署の間、国同士の「連携」「連絡」「調整役」という意味の女性名詞の単語になります。

また「リエゾン(liaison)」は、文法用語や音楽用語、料理用語としても使われ、下記のような意味でよく使います。

  • 文法用語  連音、リエゾン、連結
  • 音楽用語  連結記号、連結符、連符
  • 料理用語  (ソースやスープなどの仕上げとして)つなぎ、とろみ付け

フランス語の文法用語で使う「リエゾン(liaison)」は、音のつながりを表し、2つの単語を発音するとき、1つにつながったように発音することを意味します。

また、最近では「リエゾン(liaison)」という言葉を、さまざまな業界や分野において、同業種、異業種の間で業務を円滑に遂行したり、正確に情報をやり取りする目的で「リエゾン型人材」という使い方をすることが増えてきました。

「リエゾン型人材」には、大学や研究機関と企業との間に立って情報連携や調整をしていくことや、海外の企業と国内の企業との間に入ってビジネスを円滑に進めていく調整をしたり、災害などが発生したときに、迅速かつ正確に救援活動が進むように調整するような役割が求められます。

この役割は、ただの伝言ゲームではなく、相手にわかるように言葉を選び、さまざまな意見や考え、問題を論理的にまとめて伝えていく能力が必要になり、さまざまな場面、役割で誰にでも求められるスキルであると感じます。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

英語での「リエゾン」はどんな意味で使っているのか?

女性三人で話している

ここまではフランス語での「リエゾン(liaison)」について紹介してきましたが、英語の勉強をしているときにも「リエゾン」を見ることがあります。

英語で「リエゾン」と使うときにはどんな意味なのか、どんなときに使うのかについて見ていきましょう。

英語の発音ルールの1つとして「リエゾン」があり、「リンキング(linking)」または「コネクテッドスピーチ(connected sppech)」と言うこともあります。

 

フランス語の「リエゾン(liaison)」のまとめ

ここではフランス語で「つなぐ」「連携する」という意味の「リエゾン(liaison)」という言葉について紹介してきました。

「リエゾン(liaison)」は私の経験上、いろいろな分野、場面で使われている言葉だなという印象を持っています。

例えば語学の発音や文法の法則としてであったり、音楽の音の出し方であったり、またモータースポーツに興味がある方だとラリーの会場をつなぐ移動区間を「リエゾン(liaison)」と表現していたり、広い範囲で目にする単語です。

そのため、なんとなくで言葉の意味を取ってしまっていて、本当の意味を知らずにいる方も多いのではないかと感じています。

正しく意味を理解していないと、相手とのコミュニケーションで勘違いやミスが発生し、円滑に物事が進まなくなるということもあるかもしれません。

「リエゾン(liaison)」について、しっかりと意味を理解することで、身の回りの言葉に込められた意味や役割を深く理解できるようになりますので、しっかりと覚えてしまいましょう。

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