野菜の「カブ(蕪)」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?
ここでは野菜の「カブ(蕪)」を表すフランス語の単語や、「カブ(蕪)」に関連するフランス語の表現について紹介していきます。
フランスの「カブ(蕪)」は、実の上の部分が紫色のものをよく見かけます。
また、フランス語で「カブ(蕪)」を表す一般的な単語は「navet(ナヴェ)」になりますが、この単語は野菜の「カブ(蕪)」を表すだけでなく、つまらない映画や演劇、小説、絵画を「駄作」と表現するときにも使います。
「カブ(蕪)」を表すフランス語を覚えるときには、野菜のカブだけでなく、芸術作品の「駄作」を表す意味もあることを知っておくと便利です。
フランス語で「カブ(蕪)」を表す単語の読み方と発音
ここでは野菜の「カブ(蕪)」を表すフランス語の単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
カブ(蕪)①
フランス語
navet
という男性名詞の単語になります。
また「カブ(蕪)」という意味の他に、出来の悪い映画や小説、絵画など芸術作品の「駄作」という意味でも使うことのある単語です。
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カブ(蕪)②
フランス語で
rave
という女性名詞の単語になり、「カブ(蕪)」を表すもう1つの単語になります。
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野菜の「カブ(蕪)」に関連するフランス語の表現の読み方と発音、意味
ここではフランス語の「カブ(蕪)」に関連する表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
テンサイ(ビート)
フランス語で
betterave
という女性名詞の単語になります。
別名「サトウダイコン」とも呼ばれ、サトウキビと同じく、砂糖を作る上での主要な原料になる植物です。
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大きなカブ
フランス語で
Le gros navet
という表現になります。
「gros(グロ)」は「大きな」「ふくれた」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「navet(ナヴェ)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 grosの変化と使い分け】
- gros(グロ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- grosse(グロース) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なっていますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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小さなカブ
フランス語で
Le petit navet
という表現になります。
「petit(プチィ)」は「小さい」「小さな」「かわいい」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「navet(ナヴェ)」が男子名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 petitの変化と使い分け】
- petit(プチィ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- petite(プチィトゥ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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カブのクリームポタージュ
フランス語で
potage à la crème navet
という表現になります。
「potage(ポタージュ)」は「ポタージュ」、「スープ」という意味の男性名詞の単語になります。
「crème(クレェム)」は「クリーム」「乳脂」や「クリームスープ」という意味の女性名詞の単語になります。
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カブの煮込み
フランス語で
ragoût à la navet
という表現になります。
「ragoût(ラァグゥ)」は、肉や野菜の「煮込み」「シチュー」という意味の男性名詞の単語になります。
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フランス語で「カブ(蕪)」を表す単語や表現のまとめ
ここではフランス語で野菜の「カブ(蕪)」を表す単語や関連する表現について紹介してきました。
フランスのスーパーマーケットやマルシェの店頭で一般的によく見かける「カブ(蕪)」は、実の上の部分が紫色のもで、日本で見かける「カブ(蕪)」のように真っ白なものは一般的ではないようです。
また、「カブ(蕪)」を表す単語は、あまり面白くない映画や演劇、小説、絵画を「駄作」と表現するときにも使うので、「navet(ナヴェ)」には野菜の「カブ(蕪)」を表現する以外の意味があることも知っておくと便利です。