フランス語で「氷」を表す単語や関連するフレーズの読み方と発音、翻訳とは?
ここではフランス語で「氷」を表す単語や「氷」に関連するさまざまな単語やフレーズについて紹介していきます。
「氷」といって氷河や流氷、つららのような自然界に存在する「氷」から、お酒やジュースに入れたり、何かを冷やすために使う「氷」まであり、そのような「氷」の違いに応じた表現についても紹介していきますので、覚えてみましょう。
フランス語で「氷」を表す単語の読み方と発音、意味
ここではフランス語で「氷」を表す単語や関連する単語について、日本語の意味や翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
氷①
フランス語で
glace
という女性名詞の単語になり、ここでは「氷塊」「氷片」という意味でも使われ、自然界に存在する大きな「氷」から、飲み物に入れて冷やすための小さな「氷」まで、幅広く使われます。
また「アイスクリーム」や「鏡」、板状の「ガラス」を表す単語としても使われます。
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氷②
フランス語で
glaçon
という男性名詞の単語になり、お酒やジュースなど、飲み物に入っている「氷」「氷片」を表すときに使われます。
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凍った
フランス語で
glacé
という形容詞の単語になり、「冷やした」「とても冷たい」「凍てつくような」という意味としても使われます。
また修飾する名詞が男性名詞なのか、女性名詞なのかによって下記のように変化をします。
【形容詞 glacéの変化と使い分け】
- glacé(グラッセ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- glacée(グラッセ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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冷たくする
フランス語で
glacer
という動詞の単語になり、人や体を「〜を凍えさせる」という意味としても使われます。
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凍る
フランス語で
se glacer
という表現になり、「こごえる」「氷結する」という意味としても使われます。
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凍るように冷たい
フランス語で
glacial
という形容詞の単語になり、「非常に寒い」という意味としても使われます。
また、修飾する名詞が男性名詞か、女性名詞かによって下記のように変化をします。
【形容詞 glacialの変化と使い分け】
- glacial(グラスィアル) 男性形 男性名詞を修飾する形
- glaciale(グラスィアル) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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氷河
フランス語で
glacier
という男性名詞の単語になります。
また、同じ単語でシャーベットやアイスクリームを売っている「氷菓子屋」を表すときにも使われます。
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フランス語で「氷」に関連するさまざまなフレーズの読み方と発音、翻訳
ここではフランス語で「氷」に関連するさまざまな単語やフレーズについて、日本語の意味や翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
冷蔵庫
フランス語で
glacière
という女性名詞の単語になり、「氷室」や「アイスボックス」を表すときにも使われます。
また、会話の中で「ものすごく寒い場所」を表現したいときにも使われる単語です。
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ドライアイス
フランス語で
glace sèche
という表現になります。
「sèche(セッシュ)」はここでは「乾燥した」「水気のない」という意味の形容詞の単語になり、英語の「dry」と同じ意味の単語になります。
またここでは修飾する名詞の「glace(グラス)」が女性名詞であるため、女性形の形になります。
【形容詞 secの変化と使い分け】
- sec(セック) 男性形 男性名詞を修飾する形
- sèche(セッシュ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話どちらも変化に注意して使いましょう。
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霜
フランス語で
givre
という男性名詞の単語になり、冷やした器やグラスに付く「霜」を表すときに使われ、また「霧氷」「氷花」という意味としても使われます。
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着氷
フランス語で
givrage
という男性名詞の単語になり、主に飛行機の翼やプロペラなどに氷が付いた状態を表すときに使われる単語になります。
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氷結
フランス語で
congélation
という女性名詞の単語になり、食品の「冷凍」という意味としても使われます。
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つらら
フランス語で
chandelle de glace
という表現になります。
「chandelle(ションデェル)」はここでは「ろうそく」という意味の女性名詞の単語になります。
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流氷
フランス語で
glace flottante
という表現になります。
また複数形の「glaces flottantes(グラス フロォトントゥ)」で使う場合もありますが、発音は単数形の場合と同じになりますので、文章中で数多くの「流氷」を伝えたいときに使う表現です。
「flottante(フロォトントゥ)」は「浮かぶ」「漂う」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞「glace(グラス)」が女性名詞のため、女性形の形になっています。
【形容詞 flottantの変化と使い分け】
- flottant(フロォトン) 男性形 男性名詞を修飾する形
- flottante(フロォトントゥ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話両方で変化に注意しましょう。
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氷で覆われた湖
フランス語で
lac couvert de glace
という表現になります。
「lac(ラク)」はここでは「湖」という意味の男性名詞の単語になります。
「couvert(クゥヴェール)」はここでは「覆われた」「覆い隠された」という意味の形容詞となり、ここでは修飾する名詞の「lac(ラク)」が男性名詞であるため、男性形の形になっています。
【形容詞 couvertの変化と使い分け】
- couvert(クゥヴェール) 男性形 男性名詞を修飾する形
- couverte(クゥヴェールトゥ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なっていますので、文章と会話で使うときに変化に注意しましょう。
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氷海
フランス語で
mer de glace
という表現になり、凍りついた海を表現するときに使われます。
「mer(メェル)」はここでは「海」という意味の女性名詞の単語になり、「mer de 〜(メェル ドゥ)」で「海のような〜」という意味になります。
例えば、「mer de Glace(メェル ドゥ グラス)」でフランスのアルプスにある「大氷河」という意味になり、そのまま翻訳をすると「海のような氷河」という表現になります。
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氷河期
フランス語で
période glaciaire
という表現になり、「氷河時代」という意味としても使われます。
「période(ペリオードゥ)」は「時代」「時期」「期間」という意味の女性名詞の単語になります。
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アイススケートをする
フランス語で
patiner sur la glace
という表現になります。
「patiner(パティネ)」はここでは「スケートをする」という動詞となります。
「sur(スュ)」はここでは「〜の表面で」「〜の上で」という意味の前置詞になります。
そのまま翻訳をすると「氷の上でスケートをする」という表現になります。
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フランス語で「氷」を表す単語やフレーズのまとめ
ここではフランス語で「氷」を表す単語や「氷」に関連するさまざまな単語やフレーズについて紹介してきました。
山岳地帯にある氷河や流氷のような、自然界に存在する「氷」から、飲み物に入れて冷やしたり、かき氷として食べる「氷」や食べ物を保存したり、冷やしたりする「氷」など、私たちの生活の中で使っている「氷」まで存在し、それぞれで使い分けた方がより的確に相手に伝わりやすい場面もあると思います。
相手にしっかりと伝えるために、ここで紹介している「氷」を表す単語やフレーズについて覚えてみましょう。