フランス語で「雨」を表す単語とフレーズの読み方と発音、意味とは?
ここではフランス語で「雨」を表す単語や関連するさまざまなフレーズ、また「雨」というフランス語に関連することわざについても紹介していきます。
フランスでは、春から夏にかけて天気の良い日が多く、とても過ごしやすい気候が続きますが、秋から冬にかけて雨が降る日が多くなり、天候も曇る日が多くなります。
フランスのパリに住む人たちは、雨が降る日は、デパートやパサージュと言われるアーケード街を散歩しながら買い物をしたり、美術館で絵画や彫刻などの芸術作品を楽しみながら過ごすことが多いようです。
フランスのパリを訪れたとき、もし雨が降ってしまったら、パリに住む人々の過ごし方を真似して過ごしてみてはいかがでしょうか。
フランス語で「雨」を表す単語とその読み方や発音、意味
ここではフランス語で「雨」を表す単語や関連する単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
雨①
フランス語で
pluie
という女性名詞の単語になり、「雨降り」という意味でも使います。
複数形は「pluies(プリュイ)」になり、発音は単数形と同じになります。
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雨②
フランス語で
la pluie
という表現になり、主には文章の中で使われることが多いです。
「la(ラ)」は女性名詞につく定冠詞になり、前の文章ですでに「雨」が話題に上がっていたり、目の前で降っている「雨」を指して表現する働きがあります。
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雨が降る①
フランス語で
pleuvoir
という動詞の単語になり、何かが「雨のように降り注ぐ」という意味としても使います。
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雨が降る②
フランス語で
Il pleut
という表現になり、「雨が降っている」という表現としても使われます。
「il(イル)」は、非人称の主語として天気を表現するときによく使われ、英語の「it」と同じ働きになります。
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雨が降る③
フランス語で
la pluie tombe
という表現になります。
「tombe(トォンブ)」は「tomber(トォンベェ)」が原形となる動詞で、ここでは雨や雪が「降る」や霧が「降りてくる」という意味となります。
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小雨がぱらつく
フランス語で
pleuvasser
という動詞の単語になり、時折ぱらつく「小雨」を表現するときにも使われます。
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フランス語で「雨」に関連するさまざまなフレーズの読み方と発音、翻訳
ここではフランス語で「雨」に関連するさまざまな表現やフレーズについて、日本語の意味や翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
にわか雨①
フランス語で
pluie d’orage
という表現になり、「夕立」や「ザアッと降ってくる雨」を表すときに使われます。
「orage(オラージュ)」は「雷雨」「にわか雨」という意味の男性名詞の単語になります。
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にわか雨②
フランス語で
averse
という意味の女性名詞の単語になります。
突然降り始めてピタッと止む大雨や、熱帯地域のスコールのような降り方をする雨を表現するときに使われます。
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霧雨①
フランス語で
pluie fine
という表現になります。
「fine(フィーヌ)」は「細かい」「細い」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞の「pluie(プリュイ)」が女性名詞であるため、女性形の形になっています。
【形容詞 finの変化と使い分け】
- fin(ファン) 男性形 男性名詞を修飾する形
- fine(フィーヌ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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霧雨②
フランス語で
bruine
という女性名詞の単語になります。
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霧雨③
フランス語で
crachin
という男性名詞の単語になります。
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小雨
フランス語で
petite pluie
という表現になり、「弱い雨」という意味としても使われます。
「petite(プティトゥ)」は「小さい」「弱い」「軽い」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞「pluie(プリュイ)」が女性名詞であるため、女性形の形になっています。
【形容詞 petitの変化と使い分け】
- petit(プティ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- petite(プティトゥ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意しましょう。
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大粒の雨
フランス語で
grosse pluie
という表現になります。
「grosse(グロォス)」は「大きい」「大変な」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞の「pluie(プリュイ)」が女性名詞であるため、女性形の形になっています。
【形容詞 grosの変化と使い分け】
- gros(グロォ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- grosse(グロォス) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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豪雨
フランス語で
déluge
という男性名詞の単語になり、「豪雨」の他に「洪水」という意味としても使われます。
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暴風雨
フランス語で
tempête
という女性名詞の単語になり、「嵐」「大しけ」という意味としても使われます。
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どしゃ降り
フランス語で
saucée
という女性名詞の単語になり、主に会話など、話し言葉の中で「どしゃ降り」の雨を表すときに使われます。
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雨季・梅雨
フランス語で
saison des pluies
という表現になります。
「saison(セゾン)」は「季節」「時期」という意味の女性名詞の単語になります。
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雨水
フランス語で
eau de pluie
という表現になります。
「eau(オゥ)」は「水」という意味の女性名詞の単語になります。
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雨粒
フランス語で
goutte de pluie
という表現になり、「雨のしずく」という意味としても使われます。
「goutte(グゥットゥ)」は「しずく」「一滴」という意味の女性名詞の単語になります。
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雨が降りそうだ
フランス語で
Il va pleuvoir
という表現になります。
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雨だ
フランス語で
Ça pleut
という表現になります。
雨が降ってきたことに気がついて、「雨だ」「雨降ってる」と呟くようなときに使われます。
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雨音①
フランス語で
bruit de la pluie
という表現になります。
「bruit(ブフリュイ)」は「音」「ノイズ」「物音」という意味の男性名詞の単語になります。
雨が降る音や、降っている雨が何かにあたって発する音を、ただの音として表現するときに使われます。
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雨音②
フランス語で
mélodie de la pluie
という表現になります。
「mélodie(メロディ)」は「メロディー」「旋律」という意味の女性名詞の単語になります。
雨が降る音を音楽的、また文学的にリズムで伝えたいときに使う表現になります。
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ぴしゃぴしゃ
フランス語で
flic flac
という表現になり、水たまりを歩いたときに出る「びしゃびしゃ」という音の表現もします。
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フランス語で「雨」を表す単語を使ったことわざの読み方と発音、翻訳
ここではフランス語で「雨」を表す単語を使ったことわざや言い回しのフレーズについて、日本語の翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
止まない雨はない
フランス語で
Après la pluie, le beau temps.
という表現になります。
「悪いことがあればいいこともある」や「不幸の後には幸せがやってくる」「苦労あれば、楽もある」と言いたいときに使われます。
「après(アプレ)」は「〜の後で」という意味の前置詞の単語になります。
「beau(ボゥ)」はここでは「晴れた」「天気がいい」という胃意味の形容詞、「temps(トォン)」はここでは「天気」という意味の男性名詞の単語になります。
ここではそのまま翻訳をすると「雨のあとはいい天気になる」という意味のフレーズになります。
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些細な事で大きな事が収まることがある
フランス語で
Petite pluie abat grand vent
という表現になります。
「abat(アバ)」は「abattre(アバットフ)」が原形になり、風やほこりなど「〜を抑える」「〜を静かになる」という意味の動詞の単語になります。
「grand(グラォン)」は「大きい」「激しい」という意味の形容詞、「vent(ヴァォン)」は「風」という意味の男性名詞の単語になります。
そのまま翻訳をすると「ちょっとした雨で激しい風が静かになることがある」という意味の表現になります。
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フランス語で「雨」を表す単語やフレーズのまとめ
ここではフランス語で「雨」を表す単語や関連するさまざまなフレーズ、また「雨」を表すフランス語を使ったことわざについて紹介してきました。
フランスでは、春から夏にかけてはすっきりと晴れ、湿気も少なく過ごしやすい日が続きますが、秋頃から冬にどんよりと曇りがちで雨が降る日が多くなります。
フランスに観光や遊びで訪れるのは、春から夏にかけての間がおすすめであるのはもちろんですが、雨が降る季節のフランスの街並みを楽しんだり、パリの街並みを楽しんでみるのはいかがでしょうか。