「恋愛(れんあい)」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?
ここでは「恋愛」という意味で使うフランス語や、「恋愛」に関連するフランス語のさまざまな表現について紹介して行きます。
フランス語には、豊かな愛情を表現する言葉やフレーズが数多くあり、それはフランス人の愛情表現の豊かさを表しているともいえます。
フランス人の多くの方が、パートナーのことを大切にしているからこそ、尊敬しているからこそ、そして何より愛しているからこそ、愛情表現の言葉やフレーズが多くなったのだと考えています。
「恋愛」に関連するフランス語の単語や愛情表現のフレーズを覚えて使ってみましょう。
フランス語で「恋愛(れんあい)」を表す単語や表現の読み方と発音
ここでは「恋愛(れんあい)」という意味のフランス語の単語や表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
恋愛
フランス語で
amour
という男性名詞の単語になります。
「amour(アムゥール)」は、他に「愛」「好み」「愛情」や「愛する人」「恋人」という意味でも使う単語になります。
抽象的なものに対する「愛」と、異性の間で生まれる「愛」を表すときに使われます。
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恋愛中の
フランス語で
amoureux
と
amoureuse
という形容詞になり、「恋をしている」「夢中の」や「愛情に満ちた」「惚れっぽい」という意味でも使う単語になります。
2つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【amoureuxの変化と使い分け】
- amoureux(アムルゥ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- amoureuse(アムルゥーズ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なっていますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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⬇️amoureuseの発音の確認はこちら⬇️
愛情を込めて
フランス語で
amoureusement
という副詞になり、「ほれぼれと」「優しく」「細心の注意を払って」という意味でも使います。
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惚れる
フランス語で
amouracher
という動詞の単語になり、「〜に夢中になる」という意味でも使います。
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「恋愛」に関連するフランス語の表現の読み方と発音、翻訳
ここでは「恋愛」に関連するフランス語のさまざまな表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
大好き
フランス語で
Je t’adore
という表現になります。
「t’adore(タァドォール)」は、「te(トゥ)」と「adore(アドォール)」の組み合わせになり、ここでは「te(トゥ)」の直後の単語の語頭が母音であるため、縮約形の「t’」に変化しています。
「te(トゥ)」は、「君を」「おまえを」や「君に」「お前に」という意味の人称代名詞になります。
「adore(アドォール)」は、原形が「adorer(アドレ)」となる「〜が大好きである」や「〜を崇拝する」という意味の動詞になります。
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愛してる
フランス語で
Je t’aime
という表現になります。
「t’aime(テェーム)」は、「te(トゥ)」と「aime(エンム)」の組み合わせになり、ここでは「te(トゥ)」の直後の単語の語頭が母音であるため、縮約形の「t’」に変化しています。
「aime(エンム)」は、原形が「aimer(エメェ)」となる「(人)〜を愛する」や「(物)〜を好む」や「〜するのが好きである」という意味の動詞の単語になります。
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私はあなたを愛しています
フランス語で
Je suis amoureux de toi
という表現になります。
「je(ジュ)」は「私は」「私」という意味の人称代名詞になります。
「suis(スュィ)」は、原形が「être(エトル)」となる「〜である」「〜の状態にある」という意味の動詞になり、英語の「be動詞」と同じ意味、働きの単語になります。
「toi(トワ)」は「君」「お前」という意味の人称代名詞の単語になります。
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ラブレター
フランス語で
lettre d’amour
という表現になります。
「lettre(レットルフ)」は「手紙」という意味の女性名詞の単語になります。
「d’amour(ダムゥール)」は、「de(ドゥ)」と「amour(アムゥール)」の組み合わせになり、ここでは「de(ドゥ)」の直後の単語の語頭が母音のため、縮約形の「d’」の形になっています。
「de(ドゥ)」は、「〜の」という意味の前置詞になり、どんな内容の手紙なのかを説明する目的でついています。
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恋愛小説
フランス語で
roman d’amour
という表現になります。
「roman(ロマォン)」は「小説」「長編の小説」「物語」という意味の男性名詞の単語になります。
「d’amour(ダムゥール)」は、「de(ドゥ)」と「amour(アムゥール)」の組み合わせになり、ここでは「de(ドゥ)」の直後の単語の語頭が母音のため、縮約形の「d’」の形になっています。
「de(ドゥ)」は、「〜の」という意味の前置詞になり、どんな内容の小説なのかを説明する目的でついています。
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恋愛映画
フランス語で
film d’amour
という表現になります。
「film(フィルム)」は作品としての「映画」、写真や映画の「フィルム」という意味の男性名詞の単語になります。
「d’amour(ダムゥール)」は、「de(ドゥ)」と「amour(アムゥール)」の組み合わせになり、ここでは「de(ドゥ)」の直後の単語の語頭が母音のため、エリズィヨンが発生して「d’amour」の形に変化しています。
「de(ドゥ)」は、「〜の」という意味の前置詞になり、どんな内容の映画なのかを説明する目的でついています。
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ラブストーリー
フランス語で
histoire d’amour
という表現になります。
「histoire(イストワール)」は「歴史」「歴史書」や「物語」「作り話」「出来事」「事のいきさつ」という意味の女性名詞の単語になります。
ここでは「恋愛物語」や「恋物語」、「恋のいきさつ」という意味で使われています。
「d’amour(ダムゥール)」は、「de(ドゥ)」と「amour(アムゥール)」の組み合わせになり、ここでは「de(ドゥ)」の直後の単語の語頭が母音のため、縮約形の「d’」の形になっています。
「de(ドゥ)」は、「〜の」という意味の前置詞になり、どんな内容の物語、ストーリーなのかを説明する目的でついています。
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フランス語で「恋愛」という意味の単語や関連する表現のまとめ
ここではフランス語で「恋愛」という意味の単語や、「恋愛」の愛情表現に関連するさまざまなフレーズについて紹介してきました。
フランス語はとても美しい響きを持つ言語であり、また愛情を表現する言葉が数多くあります。
美しい響きを持つ言葉で豊かな愛情表現をされたら、聞いている方はとても心地よい気持ちになりますよね。
フランス人の大切なパートナーや家族に対してはもちろんですが、日本人の恋人やパートナーに対して、日本語ではなかなか伝えにくい気持ちや愛情をフランス語で伝えてみてはいかがでしょうか。