「風(かぜ)」を表すフランス語の単語と表現の読み方と発音、意味とは?
ここでは「風(かぜ)」を表すフランス語の単語や、「風(かぜ)」に関連するフランス語の表現について紹介していきます。
フランス南東部地方に吹く、冷たく乾燥したミストラルといわれる「風(かぜ)」は有名で、フランス地中海沿岸地域の気候にとって大切な影響を与えています。
ミストラルは、カラッとした新鮮な空気を運んでくるため、プロヴァンス地方の気候を形成する重要な役割を果たしている「風(かぜ)」になります。
フランス語で「風(かぜ)」を表す単語や表現を覚えてみましょう。
フランス語で「風(かぜ)」を表す単語の読み方と発音
ここでは「風(かぜ)」を表すフランス語の単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
風(かぜ)①
フランス語で
vent
という男性名詞の単語になります。
「vent(ヴァォン)」は、「風向き」「形勢」「気運」という意味でも使う単語になります。
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風が吹く
フランス語で
venter
という動詞の単語になります。
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「風(かぜ)」の種類を表すフランス語表現の読み方と発音、意味
ここでは「風(かぜ)」の種類を表すフランス語の表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方について紹介していきます。
そよ風
フランス語で
vent doux
という表現になります。
「doux(ドゥ)」は「穏やかな」「優しい」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞の「vent(ヴァォン)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 douxの変化と使い分け】
- doux(ドゥ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- douce(ドゥース) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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心地よい風
フランス語で
vent agréable
という表現になります。
「agréable(アグレェアーブル)」は「快い」「気持ちのいい」「楽しい」「感じのいい」という意味の形容詞になります。
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微風
フランス語で
vent faible
という表現になります。
「faible(フェーブル)」は「弱い」「かすかな」「わずかな」という意味の形容詞になります。
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強風
フランス語で
vent fort
という表現になります。
「fort(フォール)」は「強い」「激しい」「強烈な」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「vent(ヴァォン)」が男性名詞のため、男性系の形になっています。
【形容詞 fortの変化と使い分け】
- fort(フォール) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- forte(フォールトゥ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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疾風
フランス語で
grand vent
という表現になります。
「grand(グラン)」はここでは「激しい」「大変な」という意味の形容詞になり、修飾する名詞「vent(ヴァォン)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 grandの変化と使い分け】
- grand(グラン) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- grande(グラーンドゥ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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突風
フランス語で
coup de vent
という表現になります。
「coup(クゥ)」はここでは自然の中の突然で激しい「現象」「発現」という男性名詞の単語になります。
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つむじ風
フランス語で
tourbillon
男性名詞の単語になり、「渦」「渦巻」「旋風」という意味でも使います。
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新しい風①
フランス語で
vent nouveau
という表現になり、物事の考え方、デザインなどの流れが斬新で、全く新しいときに「新しい風」と表現するときなどに使います。
「nouveau(ヌゥボォ)」はここでは「新しい」「新たな」という意味の形容詞になり、修飾する名詞の「vent(ヴァォン)」が男性名詞のため、男性形の形になります。
【形容詞 nouveauの変化と使い分け】
- nouveau(ヌゥボォ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- nouvelle(ヌゥベル) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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新しい風②
フランス語で
nouveau vent
という表現になり、次に吹いてきた風や今度の風を「新しい風」と表現するときに使います。
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すき間風
フランス語で
courant d’air
という表現になり、「部屋の中を通る風」という意味でも使います。
「courant(クゥラン)」はここでは空気や水などの「流れ」という意味の男性名詞の単語になります。
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追い風
フランス語で
vent arrière
という表現になります。
「arrière(アリエール)」は「後ろの」「後方の」という意味の形容詞の単語になり、修飾する名詞が男性名詞であっても、女性名詞であっても不変となります。
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向かい風
フランス語で
vent contraire
という表現になります。
「contraire(コントレール)」は「逆の」「反対の」という意味の形容詞になり、修飾する名詞が男性名詞であっても、女性名詞であっても不変になります。
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北風
フランス語で
vent du nord
という表現になります。
「nord(ノォール)」は「北」「北部」という意味の男性名詞の単語になります。
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フランス語で「風」を表す単語を使った表現の読み方と発音、翻訳
ここでは「風(かぜ)」を表すフランス語の単語を使った表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
風がある
フランス語で
Il fait du vent
という表現になります。
「fait(フェ)」は客観的な「事実」、起こった「出来事」「事柄」という意味の男性名詞の単語になります。
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風が吹いている
フランス語で
le vent souffle
という表現になります。
「souffle(スゥーフル)」は、ここでは風の「そよぎ」「そよ風」という意味の男性名詞の単語になります。
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風がやむ
フランス語で
le vent tombe
という表現になります。
「tombe(トォーンブ)」は「tomber(トォンべ)」が原形で、風などが「おさまる」「静まる」「止む」という意味の動詞になります。
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風を送る
フランス語で
faire du vent
という表現になります。
「faire(フェール)」は、ここでは風などを「生じさせる」、音などを「出す」という意味の動詞になります。
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今風の
フランス語で
dans le vent
という表現になります。
「dans(ダォン)」は「〜の中に」「〜の中で」という意味の前置詞になります。
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順風満帆
フランス語で
avoir le vent arrière
という表現になります。
「avoir(アヴォワ)」は「〜である」「〜の状態である」という意味の動詞になります。
「arrière(アリエール)」は「後ろの」「後方の」という意味の形容詞になります。
ここではそのまま翻訳すると、「追い風の状態である」という意味になります。
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風上に
フランス語で
au vent
という表現になります。
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風下に
フランス語で
sous le vent
という表現になります。
「sous(スゥ)」は「〜の下に」という意味の前置詞になります。
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フランス語で「風(かぜ)」を表す単語や表現のまとめ
ここでは「風(かぜ)」を表すフランス語の単語や、関連する表現について紹介してきました。
フランス南東部地方に吹く、冷たく乾燥した「風(かぜ)」はミストラルと呼ばれ、フランス地中海沿岸地域の気候にとって大切な影響を与ています。
ミストラルはプロヴァンス地方の気候を作るのに重要な役割を果たしている「風(かぜ)」で、新鮮な、晴れたカラッとした空気を運んできます。
フランス語で「風(かぜ)」を表す単語や表現を覚えてみましょう。