「鳥(とり)」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?

ここではフランス語で「鳥(とり)」を表す単語や、関連する表現について紹介していきます。
フランスを象徴する「鳥(とり)」は「ニワトリ(鶏)」で、特に「雄鶏」になり、法律等で定められてはいませんが、フランスの国鳥とされています。
なぜ「ニワトリ(鶏)」がフランスの国鳥とされているのかは、“ニワトリの姿が常に首を高く上げていて、誇り高い姿に見えるから”ということでした。
「ニワトリ(鶏)」だけでなく、自然豊かなフランスには、さまざまな「鳥(とり)」を観察することができます。
フランスを訪れたときには、少し視点を変えて、フランスの「鳥(とり)」や「野鳥」を観察してみましょう。
「鳥(とり)」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?
ここではフランス語で「鳥(とり)」を表す単語や関連する単語、表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
鳥①
フランス語で
oiseau
という男性名詞の単語になり、英語の「bird」と同じ意味の単語になります。
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鳥②
フランス語で
volaille
という表現になり、主に「にわとり(鶏)」を意味する単語になります。
また、「飼育用の鳥」や「にわとり の肉」「鳥肉」という意味でも使います。
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小鳥①
フランス語で
petit oiseau
という表現になり、「小さな鳥」という意味でも使います。
「petit(プチィ)」は「小さい」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「oiseau(オワゾォ)」が男性名詞であるため、男性形の形になっています。
【形容詞 petitの変化と使い分け】
- petit(プチィ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- petite(プチィトゥ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルと発音、ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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小鳥②
フランス語で
oiselet
という男性名詞の単語になります。
「oiselet(オワズレ)」は小説や物語など、主に文章で「小鳥」を表すときに使う単語になります。
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ひな鳥
フランス語で
oisillon
という男性名詞の単語になり、「小鳥」を表すときに使うこともあります。
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「鳥(とり)」に関連するフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味
ここでは「鳥(とり)」の種類を表すフランス語の単語や表現について、日本語の翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
野鳥(やちょう)
フランス語で
oiseau sauvage
という表現になり、「野生の鳥」という意味でも使います。
「sauvage(ソヴァージュ)」は動物や植物などが「野生の」という形容詞の単語になります。
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渡り鳥(わたりどり)
フランス語で
oiseaux migrateurs
という表現になります。
「migrateur(ミグラトェール)」は「移動性の」「回遊性の」という意味の形容詞になります。
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水鳥(みずどり)
フランス語で
oiseau aquatique
という表現になります。
「aquatique(アクアティークュ)」は「水生の」「水辺に住む」という意味の形容詞になります。
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海鳥(うみどり)
フランス語で
oiseau marin
という表現になります。
「marin(マラァン)」は「海に生息する」「海の」「海辺の」という意味の形容詞になります。
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猛禽(もうきん)
フランス語で
oiseau de proie
という表現になります。
「proie(プロワ)」は猛獣や猛禽の「獲物」「餌食」という意味の女性名詞の単語になります。
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鳥の巣
フランス語で
le nid d’oiseau
という表現になります。
「nid(ニィ)」は「巣」「ねぐら」「すみか」という意味の男性名詞の単語になります。
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鳥かご
フランス語で
cage à oiseaux
という表現になります。
「cage(キャージュ)」は「鳥かご」や動物やペットなどの「檻(おり)」という意味の女性名詞の単語になります。
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くちばし(嘴)
フランス語で
bec
という男性名詞の単語になり、主に鳥の「くちばし(嘴)」を表すときに使います。
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尾羽
フランス語で
plume de la queue
という表現になります。
「plume(プリュム)」は鳥の「羽根」「羽毛」という意味の女性名詞の単語になります。
「queue(クュ)」は「しっぽ」「尾」という意味の女性名詞の単語になります。
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羽(はね)
フランス語で
plume
という女性名詞の単語になり、「羽根」「羽毛」という意味としても使います。
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翼(つばさ)
フランス語で
aile
という女性名詞の単語になり、主に鳥の「翼」「羽」という意味で使います。
また、昆虫の「翅(ハネ)」、飛行機の「翼」という意味でも使います。
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青い鳥
フランス語で
oiseau bleu
という表現になります。
「bleu(ブルゥ)」は「青い」という意味の形容詞になります。
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食用の「鳥(とり)」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味
ここでは食用の「鳥(とり)」を表すフランス語の単語や、関連する表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
鳥肉
フランス語で
volaille
という女性名詞の単語になり、「鶏(にわとり)の肉」という意味でも使います。
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鶏の雄(にわとりのオス)
フランス語で
coq
という男性名詞の単語になり、「雄鶏(おんどり)」という意味でも使います。
英語の「cock」と同じ単語になります。
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鶏の雌(にわとりのメス)
フランス語で
poule
という女性名詞の単語になり、「雌鳥(めんどり)」や「鶏肉」という意味でも使います。
英語の「hen」と同じ意味の単語になります。
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若鶏(わかどり)
フランス語で
poulet
という意味の男性名詞の単語になり、「ひな鶏」や「鶏肉」という意味でも使います。
英語の「chicken」と同じ意味の単語になります。
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ひよこ
フランス語で
poussin
という男性名詞の単語になり、特に「ひよこ」を表すときに使います。
また、鳥の「ひな」という意味でも使います。
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「鳥(とり)」の名前を表すフランス語の表現の読み方と発音、意味
ここでは「鳥(とり)」の名前を表すフランス語の単語や表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
鳩(ハト)
フランス語で
pigeon
という男性名詞の単語になります。
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アヒル
フランス語で
canard
という男性名詞の単語になり、「鴨(かも)」を表すときに使うたんごで、主にオスの「アヒル」「鴨(かも)」を表すときに使います。
また、「メスのアヒル」「メスの鴨」を表すフランス語は「cane(カャンヌ)」、「アヒルの子」「子鴨」は「caneton(カャンヌトン)」になります。
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がちょう
フランス語で
oie
という女性名詞の単語になり、「雁(がん)」を表す単語としても使われ、主にメスの「がちょう」や「雁(がん)」を表すときに使います。
また、「オスのがちょう」「オスの雁(がん)」を表すフランス語は「jars(ジャー)」、「がちょうのヒナ」「雁(がん)のヒナ」は「oison(オワゾン)」になります。
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⬇️jarsの発音の確認はこちら⬇️
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雉子(キジ)
フランス語で
faisan
という名詞の男性形の単語になり、オスの「雉子(キジ)」を表すときに使います。
また、メスの「雉子(キジ)」は「faisane(フゥザーヌ)」という女性形の名詞になります。
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スズメ
フランス語で
moineau
という男性名詞の単語になります。
複数形は「moineaux(モワノォ)」になり、発音は単数形と同じです。
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燕(ツバメ)
フランス語で
hirondelle
という女性名詞の単語になります。
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岩燕(イワツバメ)
フランス語で
hirondelle de fenêtre
という表現になります。
「fenêtre(フネェトル)」は「窓」「のぞき窓」という意味の女性名詞の単語になります。
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フランス語で「鳥(とり)」を表す単語や表現のまとめ
ここではフランス語で「鳥(とり)」を表すフランス語や、関連するフランス語の表現について紹介してきました。
フランスの国鳥とされている「鳥(とり)」は「雄のニワトリ」で、その理由は、“ニワトリの姿が常に首を高く上げていて、誇り高い姿に見えるから”ということです。
フランスの国民が、常に前を向き、誇り高く、自信を持って生きていくことをとても大切にしているからです。
また、フランスは非常に自然豊かな国であるため、美しい野鳥を見かけることも多いです。
フランスに旅行で訪れたときは、美術や彫刻、ファッション、グルメを楽しむことに加えて、自然の野鳥にも目を向けて観察してみましょう。