フランス語で「水色」を表す単語と関連するさまざまなフレーズの発音と意味
ここではフランス語で「水色」を表す単語や、「水色」を表す単語を使ったさまざまなフレーズについて紹介をしていきます。
フランス語で「水色」を表す単語はないので、「水色」という色は「明るい青」や「薄い青」という意味の「bleu clair(ブルゥ クレィア)」や、「空色」という意味の「bleu ciel(ブルゥ スィエル)」という言葉で表現されます。
「水色」に限らず、「青」という色はフランス人がとても好きな色で、フランス人に「何色が好き?」と尋ねると、およそ60%の人々が「青」と答えると言われています。
日本人の感覚ではインテリアなど住空間に使う色は白やベージュ、茶色が多く、刺激を和らげる色使いをしますが、フランスでは住空間にも刺激を求める色使いをすることが多く、「水色」のような色が使われることがよくあります。
フランス人は、日本人とはいい意味で異なった色彩感覚があり、それがフランスのファッションやデザイン、文化に生きているのだと思います。
さまざまなデザインの中でフランス人の「水色」の使い方や生かし方はこのような色彩感覚の違いから生まれたものの1つであると思います。
「水色」という色を表す単語を覚えるときに、このような色彩感覚や色使いの感覚の違いも理解していきましょう。
フランス語で「水色」を表す単語とその意味
ここではフランス語で「水色」という色を表す単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
水色①
フランス語で
bleu clair
という表現になり、「ライトブルー」という表現としても使われます。
「clair(クレィア)」はここでは「(色が)明るい」「薄い」「淡い」という意味の形容詞になります。
ここでは修飾する名詞「bleu(ブルゥ)」が男性名詞のため男性形になり、ここでは「明るい青」という表現になります。
【形容詞 clairの変化と使い分け】
- clair(クレィア) 男性形 男性名詞を修飾する形
- claire(クレィア) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章中で使うときに気をつけて使いましょう。
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水色②
フランス語で
bleu pâle
という表現になり、こちらも「ライトブルー」という表現としても使われます。
「pâle(パァル)」はここでは「(色が)薄い」や「(光が)弱い」「ほのかな」という意味の形容詞になり、ここでは「薄い青」という表現になります。
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空色
フランス語で
bleu ciel
という表現になり、「スカイブルー」という表現としても使われます。
「ciel(スィエル)」はここでは「空色の」「スカイブルーの」という形容詞の意味となり、修飾する名詞の性による変化がありません。
ここでは「空色の青」という表現になります。
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マリンブルー
フランス語で
bleu marine
という表現になります。
「marine(マリィーヌ)」はここでは「マリンブルーの」という意味の形容詞となり、修飾する名詞の性による変化はありません。
ここでは「マリンブルーの青」という表現になり、日本語では「海の青」や「紺色に近い青」の色の表現になります。
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フランス後で「水色」を表す「bleu clair」を使ったさまざまなフレーズ
ここではフランス語で「水色」という色を表すフレーズ「bleu clair」を使ったさまざまな表現やフレーズについて、日本語の意味や翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
水色のドレス
フランス語で
robe bleu clair
という表現になります。
「robe(ロォブ)」は「ワンピース」や「ドレス」「法服」という意味の女性名詞の単語になります。
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水色の車
フランス語で
voiture bleu clair
という表現になります。
「voiture(ヴォワテュール)」は「車」「自動車」「客車」という意味となり、主に乗用が目的の車を表す女性名詞の単語になります。
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水色の自転車
フランス語で
vélo bleu clair
という表現になります。
「vélo(ヴェロ)」は「自転車」という意味の男性名詞になります。
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フランス語で「水色」を表す単語と関連するフレーズのまとめ
ここではフランス語で「水色」を表す単語や、「水色」というフランス語を使ったフレーズについて紹介をしてきました。
「水色」も含めた「青」という色はフランス人が最も好きな色です。
日本でも「青」や「水色」という色を好む人は数多くいますが、日本人の色彩感覚で「水色」のような寒色を、アクセントとしてではなく、普段生活をしている空間に取り入れているケースは数少ないのではないかと思います。
しかし、フランス人は普段生活する空間の中に「水色」を含むさまざまな色を取り入れています。
これは日本人とフランス人で生活空間に求めているものが異なっているからでもあります。
日本人は生活空間に「やすらぎ」や「落ち着き」を求めているため、暖色系のグラデーションのインテリアを好みますが、フランス人は生活空間にも「刺激」を求めており、はっきりとした色の違いのあるインテリアを好みます。
このような色彩感覚の違いもしっかりと理解しながら、「水色」という色を表す単語や表現を覚えていきましょう。