「かぼちゃ」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?

オレンジ色のかぼちゃ

ここではフランス語で「かぼちゃ」を表す単語や、関連する表現やフレーズについて紹介していきます。

日本で「かぼちゃ」というと、平たい丸型で緑色の皮の「かぼちゃ」がを思い浮かべる方が多いと思います。

フランスの「かぼちゃ」は数種類あり、スーパーの野菜売り場やマルシェでは、季節のなるとさまざまな種類、形、色や、食用と飾り用のかぼちゃが店頭に並びます。

それぞれのかぼちゃは、甘みや食感、繊維感が違うため、作りたい料理に合わせて使い分けたり、またハロウィンの季節には、飾りとしてかぼちゃを使います。

「かぼちゃ」を表すフランス語を覚えていくときには、フランスの「かぼちゃ」事情についても一緒に覚えていきましょう。

 

フランス語で「かぼちゃ」を表す単語の読み方と発音

色々なかぼちゃ

ここではフランス語で「かぼちゃ」を表す単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。

かぼちゃ①

丸いかぼちゃ

フランス語で

citrouilleスィトロイユ

という女性名詞の単語になります。

「citrouille(スィトロイユ)」は球に近い形状のかぼちゃで、ハロウィンで使うかぼちゃ のことも表します。

繊維質で味は大味なかぼちゃになります。

また、主に会話の中で「(大きな)頭」という意味や「のろま」という意味として使われることもあります。

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かぼちゃ①(複数)

山積みのかぼちゃ

フランス語で

citrouillesスィトロイユ

という単語になり、発音は単数形と同じになります。

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かぼちゃ②

ポティロンのかぼちゃ

フランス語で

potironポティロン

という男性名詞の単語になり、「西洋かぼちゃ 」という意味としても使います。

「potiron(ポティロン)」は少しつぶれた楕円のような形状のかぼちゃで、料理などでよく使われ、甘くておいしい味のかぼちゃになります。

フランスのかぼちゃ の中で、一般的に最もかぼちゃらしいかぼちゃになり、食用として代表的なかぼちゃとして浸透しています。

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かぼちゃ③

フランス語で

courgeクォージュ

という女性名詞の単語になり、主に「かぼちゃ (の実)」を表すときに使われ、「かぼちゃ」の総称として使う単語です。

「courge(クォージュ)」は、食用の「かぼちゃ」、飾り用や観賞用の「かぼちゃ」両方を総称して「かぼちゃ」と表現するときに使う単語です。

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「かぼちゃ」に関連するフランス語の表現の読み方と発音、翻訳

ハロウィンの飾りのかぼちゃ

ここでは「かぼちゃ」に関連するフランス語の表現について、日本語の翻訳や意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。

かぼちゃのスープ

フランス語で

soupe à la citrouilleスゥープ ア ラ スィトロイユ

という表現になり、スープを作るかぼちゃ の種類によっては「potiron(ポティロン)」を使うこともあります。

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かぼちゃのポタージュ

かぼちゃのポタージュ

フランス語で

potage à la potironポタージュ ア ラ ポティロン

という表現になります。

「potage(ポタージュ)」は「ポタージュ」や「スープ」という意味の男性名詞の単語になります。

ポタージュを作るかぼちゃの種類によっては、「citrouille(スィトロイユ)」を使うこともあります。

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かぼちゃのプリン

かぼちゃのプリン作り

フランス語で

pudding à la citrouilleプディング ア ラ スィトロイユ

という表現になります。

「pudding(プディング)」は「プリン」や、そのまま「プディング」という意味の男性名詞の単語になります。

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かぼちゃのフライ

フランス語で

potiron fritポティロン フリィ

という表現になります。

「frit(フリィ)」は、油で「揚げた」「フライにした」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「potiron(ポティロン)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。

【形容詞 fritの変化と使い分け】

  • frit(フリィ)      男性形  男性名詞を修飾するときの形
  • frite(フリットゥ)    女性形  女性名詞を修飾するときの形

男性形と女性形で単語のスペルと発音両方ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。

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栗かぼちゃ

フランス語で

potimarronポティマロン

という単語になります。

日本で馴染みのあるホクホクとした食感で、甘みのあるかぼちゃ に似た食感と味わいのかぼちゃです。

「potimarron(ポティマロン)」は日本では「打木赤皮甘栗かぼちゃ」という品種名で売られています。

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かぼちゃの馬車①

フランス語で

chariot de citrouilleシャリヨ ドゥ スィトロイユ

という表現になります。

「chariot(シャリヨ)」は「(4輪の)荷車」「カート」「ワゴン」という意味の男性名詞の単語になります。

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かぼちゃの馬車②

フランス語で

la voiture de potironラ ヴォワチュール ドゥ ポティロン

という表現になります。

「voiture(ヴォワチュール)」は、ここでは「馬車」や、人力や動物の力で動く「車」、「自動車」、特に「乗用車」、「客車」を表す女性名詞の単語になります。

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かぼちゃの馬車③

フランス語で

citrouille en carrosseスィトロイユ ォン キャロォッス

という表現になります。

「carrosse(キャロォッス)」は「4輪の馬車」を表す男性名詞の単語で、昔の貴族が乗っていた、屋根がついた豪華な「馬車」を表します。

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フランス語で「かぼちゃ」を表す単語や表現のまとめ

ここではフランス語で「かぼちゃ」を表す単語や関連する表現について紹介してきました。

日本では「かぼちゃ」は夏頃から秋の初めにかけて収穫される食材としてよく知られていますが、フランスでは数多くの種類の「かぼちゃ」があり、大きく分けて、食用と飾り用の2種類があります。

食用の「かぼちゃ」の中でも数種類があり、甘みが強いものや弱いもの、繊維が多いものや少ないものなどがあり、作りたい料理やお菓子によって使い分けています。

飾り用の「かぼちゃ」は、ハロウィンなどの季節に家に飾るための「かぼちゃ」で、飾り用とはいえ、食べられないことはないので、飾り終わった後に料理に使うこともあります。

「かぼちゃ」に関連するフランス語や表現、フレーズを覚えるのと併せて、フランスの「かぼちゃ」についても知っておくと、より会話の幅が広がります。

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