「ごめんなさい」「すみません」とフランス語で伝えるときによく使うフレーズとは?

申し訳ないという表情

ここではフランス語で「ごめんなさい」「すみません」や「申し訳ありません」と言いたいときによく使う表現や単語について紹介していきます。

海外で生活を始めたり、旅行で訪れたとき、大な小なり人に迷惑をかけてしまったり、手間をかけてしまうことがるかと思います。

このような場面で、フランス語で「ごめんなさい」や「すいません」と伝えることができれば、相手もきっと快く水に流してくれると思います。

ここで紹介しているフランス語の謝罪に関連する表現や単語をしっかりと覚えて、適切に使えるようになりましょう。

 

「ごめんなさい」「すみません」をフランス語で表す単語や表現の読み方と発音

ここではさまざまな場面で役立つフランス語の「ごめんなさい」「すいません」「失礼します」と伝える表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて紹介し、解説をしていきます。

ごめんなさい

フランス語で

Excusez-moiエクスキュゼ モワ

という表現になり、「申し訳ありません」「すみません」という意味でも使います。

また、何か発言をしたいときや相手の話に反論したいときに相手の発言をさえぎるとき、「失礼ですが、」という意味でも使う表現です。

「excusez(エクスキュゼ)」は「excuser(エクスキュゼ)」が原形の動詞になり、人や人の行為を「〜を許す」「〜を容赦する」の単語になります。

「moi(モワ)」は「私」という意味の一人称の人称代名詞になります。

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すみません①

申し訳なさそうな顔のスマイルキャラ

フランス語で

Pardonパァルドン

という男性名詞の単語になり、主に会話では話を繋ぐ言葉として使います。

人とすれ違うときに体がぶつかりそうになったときなど、「失礼」「すみません」という意味で使います。

また、他に店などで店員を呼ぶとき「あの、すいません」と言いたいときや、話を聞き返したり、よく聞き取れなかったときに「もう一度お願いします」「今何て言いましたか?」と言いたいとき、相手の話を途中で止めて自分の言いたいことを言うきっかけを作る言葉の「お言葉ですが、」と言いたいときにも使う単語になります。

とても便利な言葉なので使う場面も含めて覚えていきましょう。

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すみません②

フランス語で

Pardonnez-moiパァルドネ モワ

という表現になり、とても丁寧な表現になります。

「pardonnez(パァルドネ)」は「pardonner(パァルドネ)」が原形の動詞になり、人などの行為、または罪など「〜を許す」「大目にみる」という意味になります。

「失礼をお許しください」「失礼を承知の上で申し上げますが、」というニュアンスの含まれた丁寧な表現になりますが、今は使われる機会が少ない表現です。

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本当に謝りたいときに「ごめんなさい」とフランス語で伝える表現の読み方と発音

レースを離脱したF1ドライバー

ここでは、自分の過失や意図しないことで相手に迷惑をかけてしまったり、嫌な思いをさせてしまったときに謝罪をするときに使うフランス語の表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて紹介し、解説をしていきます。

ごめんなさい

フランス語で

Désoléデゾレ

という形容詞の単語になり、「残念に思っている」「申し訳なく思っている」という意味になり、自分の過失で相手に迷惑をかけてしまったことをお詫びしたい、謝罪したいときに使います。

「pardon(パァルドン)」よりも、「すいません」「申し訳ありません」と、相手にしっかりと謝りたいときに使います。

また、この単語には男性形と女性形があり、使い分け方は以下の通りになります。

【形容詞 désoléの変化と使い分け】

  • désolé(デゾレ)  男性形  男性が謝罪するときに使う形
  • désolée(デゾレ)   女性形  女性が謝罪するときに使う形

男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で使うときに注意しましょう。

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本当にごめんなさい

泣いている女の子

フランス語で

Je suis vraiment désoléジュ スュイ ヴレマォン デゾレ

という表現になり、相手に対して心を込めて謝罪をしたいときに適切なフレーズです。

「je(ジュ)」は「私は」という一人称の人称代名詞になります。

「suis(スュイ)」は「être(エートル)」が原形の動詞になり、英語のbe動詞と同じ役割になります。

「vraiment(ヴレマォン)」は「本当に」「正直に」という意味の副詞になります。

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申し訳ありません

フランス語で

Je vous demande pardonジュ ヴ ドゥマォンドゥ パァルドン

という表現になり、「私をお許しください」「どうかご容赦ください」というニュアンスのフレーズになります。

「vous(ヴ)」は「あなた」「あなたがた」という意味の二人称の人称代名詞になり、丁寧な表現で使います。

「demande(ドゥマンドゥ)」は「demander(ドゥマォンデ)」が原形の動詞になり、「〜することを求める」「〜を求める」という意味になります。

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仕事で使える「申し訳ありません」をフランス語で伝える表現の読み方と発音

店の休業中の案内

ここでは仕事の場面で使える丁寧なニュアンスで謝罪の意思を伝えるフランス語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて紹介し、解説をしていきます。

申し訳ありません

フランス語で

Veuillez m’excuserヴイユェ メクスキュゼ

という表現になり、「どうか私をお許しください」「どうか許してください」という意味のフレーズになります。

「veuillez(ヴイユェ)」は「vouloir(ヴロワール)」が原形の動詞になり、ここでは「Veuillez + 不定詞」の形になり「どうか〜してください」と表現する命令形になります。

「m’excuser(メクスキュゼ)」は「me + excuser」の組み合わせになります。

「me(ム)」は「私を」「私に」という意味の一人称の目的格の人称代名詞になり、ここでは直後の単語の語頭が母音で始まるため省略され、「m’excuser(メクスキュゼ)」の形になります。

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大変申し訳ありません①

フランス語で

Je vous fais toutes mes excusesジュ ヴ フェ トゥトゥ メズ エクスキュズ

という表現になり、とても丁寧に「申し訳ありません」と謝意を表したいときに適切な表現になります。

「fais(フェ)」は「faire(フェール)」が原形の動詞になり、ここでは「〜してもらう」という意味になります。

「toutes(トゥトゥ)」は「すべて」「全部の」という意味の形容詞になります。

「mes(メ)」は「私の」という意味の一人称の所有を表す形容詞になります。

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大変申し訳ありません②

道が違うという案内表示

フランス語で

Je vous prie de m’excuserジュ ヴ プリ ドゥ メクスキュゼ

という表現になり、こちらも丁寧に相手に謝罪をしたいときに適切な表現になります。

「私を間違いをお許しいただけるようお願いいたします」というニュアンスを込めた表現になります。

「prie(プリィ)」は「prier(プリエ)」が原形の動詞になり、「(〜するように人に)お願いする」や神様など「〜に祈る」という意味の単語になります。

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大変申し訳ありません③

フランス語で

Je suis sincèrement désoléジュ スュィ サンセルマォン デゾレ

という表現になり、心の底から相手に謝罪の気持ちを伝えたいときに使う表現になります。

「sincèrement(サンセルマォン)」は「心から」「誠実に」「本気で」という意味の副詞になります。

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ご不便をおかけして申し訳ございません

フランス語で

Veuillez nous excuser pour la gêne occasionnéeヴイユ ヌ ゼクスキュゼ プゥ ラ ジェ ノカズィオネ

という表現になり、「ご不便やご迷惑をおかけして申し訳ありません」と伝えたいときに使う表現になります。

主に公共交通機関等が遅延や運休になったときに表示されることが多い表現です。

「pour(プール)」はここでは「〜のために」という意味の前置詞になります。

「gêne(ジェーヌ)」は「迷惑」や肉体的な「不自由」「困難」という意味の女性名詞の単語になります。

「occasionnée(オカズィオネ)」は「occasionner(オカズィオネ)」が原形の動詞になり、困った出来事など「〜を引き起こす」という意味になります。

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「ごめんなさい」と言われたときにフランス語で返事をするフレーズの読み方と発音

和解した2人の男性

ここではフランス語で「ごめんなさい」「すいません」「申し訳ありません」と言われたとき、スマートに返事をするフレーズについて、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて紹介し、解説をしていきます。

大丈夫です

フランス語で

C’est bonセ ボン

という表現になります。

この表現は、謝罪されたときの「大丈夫ですよ」という返事としてだけでなく、食べ物を食べたとき「美味しい」と伝えるときや相手に同意を表す「OK!」という意味など、さまざまな場面で使えるため覚えておくととても便利です。

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いいんですよ

許してもらったミニョンの表情

フランス語で

Ce n’est rienス ネ リヤン

という表現になり、「なんでもありませんよ」「気にしなくていいですよ」「いえ、大丈夫ですよ」というニュアンスの表現になります。

「n’est(ネ)」は「ne + est」の組み合わせになり、「ne(ネ)」の直後の単語の語頭が母音のため、省略されて「n’est」の形になっています。

「rien(リヤン)」は、「ne(ネ)」と組み合わさって「何も〜ない」や「何も」「何か」という意味の代名詞の単語になります。

会話の中では「ne(ネ)」が省略されて「C’est rien(セ リヤン)」となることが多くあります。

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気にしないで

フランス語で

Pas de souciパ ドゥ スゥシィ

という表現になり、「心配ないですよ」「大丈夫、心配ない」というニュアンスで使う表現になります。

「pas(パ)」は否定の意味を持つ副詞になります。

「souci(スゥシィ)」は「心配」「心配事」「気づかい」「配慮」という意味の男性名詞の単語になります。

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大丈夫ですよ、何でもないので

フランス語で

C’est bon, pas de problèmeセ ボン パ ドゥ プロブレーム

という表現になり、「大丈夫、心配ないですよ」「いいですよ、気にしないで」というニュアンスの表現になります。

「problème(プロブレーム)」は勉強や学問、または社会生活上の「問題」「悩み事」という意味の男性名詞の単語になります。

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大したことないですよ

手を取り合う人

フランス語で

Ce n’est pas graveス ネ パ グラァヴ

という表現になり、「そんなに気にしなくていいよ」というニュアンスの表現になります。

「grave(グラァブ)」は「深刻な」「重大な」という意味の形容詞になります。

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気をつけてくださいね

フランス語で

Faites attentionフェトゥ アトンスィヨン

という表現になり、「今度は気をつけてね」「次からはこういうことのないようにね」というニュアンスを含んだ表現になります。

「attention(アトンスィヨン)」は「注意」や「心配り」「配慮」という意味の女性名詞の単語になります。

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フランス語で「ごめんなさい」と伝える表現やフレーズのまとめ

ここでは「ごめんなさい」「すみません」とフランス語で伝えるための表現について紹介をしてきました。

「ごめんなさい」や「すいません」「申し訳ありません」という気持ちをフランス語で伝える表現をしっかりと身につけておくことで、万が一相手に迷惑をかけてしまったときにすぐに適切に謝罪をすることができます。

むやみに謝る必要は一切ありませんが、明らかに自分に非があるときは謝罪をすることはとても大切です。

ここで紹介している「ごめんなさい」と伝える表現をしっかりと覚えて、安心してコミュニケーションをとれるようにしていきましょう。

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