フランス語で「塩」を表す単語やフレーズとその読み方や発音、翻訳とは?

ここではフランス語で「塩」を表す単語や関連するさまざまなフレーズ、「塩」の種類を表すフランス語のフレーズについて紹介していきます。

フランスでよく使われる「塩」は、産地に関係なく大きく3つ種類があります。

【フランスの塩の3つの種類】

  • フルール・ド・セル(Fleur de sel)
  • セル・ファン(Sel fin)
  • グロ・セル(Gros sel)

この3種類の塩を料理や目的に合わせて使い分けています。

ここで紹介する単語やフレーズが、フランスに旅行したお土産で現地の「塩」を購入したいと思ったときに役に立ってくれたら嬉しいです。

 

フランス語で「塩」を表す単語とその読み方や発音

小さなボウルに入った塩

ここではフランス語で「塩」を表す単語や関連する単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。

フランス語で

selセェル

という男性名詞の単語になります。

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塩気のある

イワシに振られた粗塩

フランス語で

saléサレェ

という形容詞の単語になり、修飾する名詞が男性名詞なのか、女性名詞なのかにより、下記のように変化します。

【形容詞 saléの変化と使い分け】

  • salé(サレェ)  男性形  男性名詞を修飾する形
  • salée(サレェ)   女性形  女性名詞を修飾する形

男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うとき変化に注意しましょう。

⬇️saléの発音の確認はこちら⬇️

 

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塩をふる

焼いた肉に振られた塩

フランス語で

salerサレェ

という動詞の単語になり、「〜に塩味を付ける」「〜を塩漬けにする」という意味としても使われます。

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塩分

フランス語で

salinitéサリニテ

という女性名詞の単語になり、「塩気」「塩分が含まれる割合」という表現でも使われます。

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塩気

フランス語で

salureサリュール

という女性名詞の単語になり、「塩分」という意味としても使われます。

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フランス語で「塩」の種類を表すフレーズの読み方と発音、翻訳

調理場のソルトミルとペッパーミル

ここではフランス語で「塩」の種類を表すさまざまなフレーズや表現について、日本語の意味や翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。

食卓塩

小さな瓶に入った食卓塩

フランス語で

sel de tableセェル ドゥ ターブル

という表現になります。

「table(ターブル)」は「机」「テーブル」「食卓」という意味の女性名詞の単語になります。

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料理用食塩

フランス語で

sel de cuisineセェル ドゥ キュイズィーヌ

という表現になります。

「cuisine(キュイズィーヌ)」は「調理場」「キッチン」「料理」という意味の女性名詞の単語になります。

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精製塩

フランス語で

Sel finセェル ファン

という表現になります。

「Sel fin(セェル ファン)」は粗塩「Sel gros(セェル グロホ)」を乾燥させて細かくした塩になり、さらさらとした細かい粒の塩で、日本で使っている塩に最も近い塩です。

「fin(ファン)」は「細かい」「純粋な」「上質な」という意味の形容詞の単語になり、修飾する名詞が男性名詞か女性名詞かによって下記のように変化します。

【形容詞 finの変化と使い分け】

  • fin(ファン)   男性形  男性名詞を修飾する形
  • fine(フィーヌ)   女性形  女性名詞を修飾する形

男性形と女性形でスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で使うときに変化に注意しましょう。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

⬇️finの発音の確認はこちら⬇️

 

⬇️fineの発音の確認はこちら⬇️

 

粗塩

フランス語で

gros selグロォ セェル

という表現になります。

質の良い塩田で丁寧に作られた海水の結晶のからできた粒の大きな塩で、塩田から収穫後、1~2年くらい自然乾燥させてできます。

「gros(グロォ)」はここでは「粗い」「大きい」という意味の形容詞の単語になり、そのまま翻訳をすると「粒の粗い塩」という表現になります。

修飾する名詞「sel(セェル)」が男性名詞であるため男性系の形になっています。

【形容詞 grosの変化と使い分け】

  • gros(グロォ)    男性形  男性名詞を修飾する形
  • grosse(グロォス)  女性形  女性名詞を修飾する形

男性形と女性形でスペル、発音ともに異なっていますので、文章と会話両方で使うときに変化に注意しましょう。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

⬇️grosの発音の確認はこちら⬇️

 

⬇️grosseの発音の確認はこちら⬇️

 

塩の花

フランス語で

fleur de selフルール ドゥ セェル

という表現になります。

塩田で塩を作る最終段階で、凝縮された海水にふんわりと浮かぶ「塩の花」をすくい取り製塩した塩です。

そのため「塩の花」はとても貴重で、非常に質の高い塩として有名です。

「fleur(フルール)」は「花」という意味の女性名詞の単語になります。

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岩塩

フランス語で

sel gemmeセェル ジェンム

という表現になります。

「gemme(ジェンム)」は「宝石」という意味の女性名詞の単語ですが、ここでは「sel gemme(セェル ジェンム)」で「岩塩」という意味の単語になります。

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フランス語で「塩」に関連する単語とさまざまなフレーズの読み方と発音、翻訳

水が引いた塩湖

ここでは「塩」に関連するフランス語の単語やさまざまなフレーズについて、日本語の翻訳や意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。

天日の塩田

天日の塩田

フランス語で

salinサロン

という男性名詞の単語になり、「天日の製塩」という意味としても使われます。

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製塩工場

フランス語で

salineサリーヌ

という女性名詞の単語で、「塩田」という意味としても使われます。

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塩入れ①

小瓶に入った塩

フランス語で

saleronサレロン

という男性名詞の単語になり、調理場や食卓で使う小さな「塩入れ」を表すときに使われます。

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塩入れ②

フランス語で

salièreサリエール

という女性名詞の単語になり、食卓に置いている「塩入れ」を表すときに使われます。

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塩水

フランス語で

eau saléeオォ サレェ

という表現になります。

「eau(オォ)」は「水」という意味の女性名詞の単語になり、そのまま翻訳すると「塩の水」という意味の表現になります。

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塩湖

塩湖

フランス語で

lac saléラック サレェ

という表現になります。

「lac(ラック)」は「湖」という意味の男性名詞の単語となり、塩水の湖を表すときに使われます。

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加塩バター

有塩バター

フランス語で

beurre saléブゥール サレェ

という表現になり、「有塩バター」という表現としても使われます。

「beurre(ブゥール)」は「バター」を表す男性名詞の単語になります。

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豚肉の塩漬け

塩漬けの厚切り豚肉

フランス語で

porc saléポゥル サレェ

という表現になります。

「porc(ポゥル)」は「豚(雄豚)」「豚肉」という意味の男性名詞の単語になります。

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スープに塩味を付ける

スープ

フランス語で

saler la soupeサレェ ラ スゥプ

という表現になります。

「soupe(スゥプ)」は「スープ」という意味の女性名詞の単語になります。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

フランス語で「塩」を表す単語やさまざまなフレーズのまとめ

ここではフランス語で「塩」を表す単語や関連するさまざまなフレーズ、また「塩」の種類を表すフランス語のフレーズについて紹介してきました。

採取できる場所に関わらず、大きく3種類があります。

【フランスの3つの種類の塩】

  • フルール・ド・セル(Fleur de sel) 貴重で高品質な人気のある塩
  • セル・ファン(Sel fin) 粗塩を乾燥させ、さらに細かくした塩
  • グロ・セル(Gros sel) 凝縮された塩の結晶で粒の大きいな粗塩

食材や料理に合わせてこの3つの塩を使い分けていますので、最低限この3つの塩の表現について覚えていきましょう。

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