「音(おと)」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?
ここでは「音(おと)」という意味のフランス語の単語や、「音(おと)」に関連するフランス語のさまざまな表現について紹介していきます。
私たちの生活している環境の中には、さまざまな「音(おと)」が存在しており、ざっくりと“意識して”聞く「音」と、“意識せず”自然に聞こえる「音」に分けられます。
「音」を意識して聞く状態を表すときに使う単語と、自然に耳に入ってくる状態を表すときに使う単語はそれぞれ別の単語を使います。
【音を「聞く」と「聞こえる」と表すフランス語の違い】
- écouter 意識して、注意して音や人の話などを“聞く”と表すときに使う単語
- entendre 意識せず、さまざまな音が自然に“聞こえてくる”と表すときに使う単語
「音」を表すフランス語を覚えるときには、“聞く”と“聞こえる”で使い分ける単語についても一緒に覚えておくと、伝えたい状況を正確に伝えることができますので、コミュニケーションがとてもスムーズになります。
フランス語で「音(おと)」を表す単語の読み方と発音
ここでは「音(おと)」という意味のフランス語の単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
音①
フランス語で
son
という男性名詞の単語になり、「響き」「音響」や「音声」という意味でも使います。
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音②
フランス語で
du son
という男性名詞の単語になります。
「du(デュ)」は男性名詞につく部分冠詞になり、数えられない名詞の不可算名詞につく冠詞になります。
「音」は、例えば1つ、2つというように数えることができないため、不可算名詞になります。
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「音(おと)」に関連するフランス語の表現の読み方と発音、意味
ここではフランス語で「音(おと)」に関連するさまざまな表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
美しい音
フランス語で
beau son
という表現になります。
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響き
フランス語で
sonnerie
という女性名詞の単語になり、鈴や鐘、ベルなどの「音(ね)」「鳴る音」や、「呼び鈴」「ベル」、携帯電話の「着信音」という意味でも使います。
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響く
フランス語で
sonner
という動詞の単語になり、「鳴る」「鳴り響く」やベルや鐘など「〜を鳴らす」「〜を鳴らして合図をする」という意味でも使います。
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音色
フランス語で
sonorité
という女性名詞の単語になり、楽器などの「音色」「音の響き」や「声の抑揚」という意味で使います。
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高い音
フランス語で
son aigu
という表現になります。
「aigu(エギュ)」は声や音が「高い」や「鋭い」「とがった」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「son(ソォン)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 aiguの変化と使い分け】
- aigu(エギュ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- aiguë/aigüe(エギュ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で変化に注意して使いましょう。
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低い音
フランス語で
son grave
という表現になります。
「grave(グラァヴ)」は、音や声などが「低い」や、「重大な」「深刻な」「重々しい」「厳粛な」という意味の形容詞になります。
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音が聞こえる
フランス語で
peut entendre un son
という表現になります。
「peut(プゥ)」は、「pouvoir(プヴォワール)」が原形の「〜することができる」「〜できる」という意味の動詞になり、英語の「can」「may」と同じ意味の単語になります。
「entendre(アォンタォーンドル)」は「〜が聞こえる」「〜が耳に入る」という意味の動詞になり、意識して聞くのではなく、自然に耳に入ってくる、聞こえてくるときに使う単語になります。
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音を聞く
フランス語で
écoutez le son
という表現になります。
「écoutez(エクゥテ)」は、「écouter(エクゥテ)」が原形の「〜に耳を傾ける」「〜を聞く」や人の「話を聞く」「いうことを聞く」という意味の動詞になり、意識して音を聞いたり、話を聞いたりする動作を表すときに使う単語です。
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楽音
フランス語で
son musical
という表現になります。
「musical(ミュズィカャル)」は「音楽の」「音楽的な」という意味の形容詞になります。
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モーツァルトを演奏する
フランス語で
jouer du Mozart
という表現になります。
「jouer(ジュエ)」は、ここでは「〜を演奏する」という意味の動詞になります。
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フランス語で「音(おと)」を表す単語や表現のまとめ
ここではフランス語で「音(おと)」という意味で使う単語や、「音(おと)」に関わるさまざまなフランス語の表現について紹介してきました。
「音」には、自分で能動的に“聞く”ものと、意識をせずとも耳に入ってくる受動的に“聞こえる”ものがあります。
【音を「聞く」と「聞こえる」と表現する単語の違い】
- écouter 意識して音楽や音、人の話などを“聞く”という意味を持つ単語
- entendre 意識せずに周囲の音が自然に“聞こえてくる”という意味を持つ単語
フランス語で「音」に関連する単語や表現を学ぶときには、意識して“聞く”と、意識せずに“聞こえる”という意味を持つ単語についても一緒に覚えておきましょう。
相手が伝えたいことを正しく理解することができ、反対に自分が伝えたいことを相手に正しく伝えることができるようになるので、コミュニケーションが円滑になることは間違いありません。