フランス語で「友達」を表す単語や関連する表現の読み方と発音、意味とは?
ここではフランス語で「友達」を表す単語や関連する表現、「友達」を表すフランス語を使ったさまざまなフレーズについて紹介していきます。
フランス語で「友達」を表す単語には、主に「ami(アミィ)」や「camarade(キャマラードゥ)」、「copin(コォパン)」という3つがあります。
この3つの単語の表す意味の違いは以下のようになります。
【「友達」を表す3つの単語の大まかな違い】
- ami 深い関係性や長い付き合いのある「友達」を表すときに使う
- camarade 男性、女性問わず「仲間」「同僚」を表すときに使う
- copain カジュアルな表現で「友達」や「仲間」を表すときに使う
「camarade」と「copain」は「仲間」という意味で使われることが多く、詳しくは別記事で紹介をしています。
今回の記事では「ami(アミィ)」という単語で表す「友達」について、単語の表す意味だけでなく、「ami(アミィ)」という単語を使った表現やフレーズについても紹介していきますので、ぜひ覚えて使ってみましょう。
フランス語で「友達」を表す単語や表現の読み方と発音
ここではフランス語で「友達」を表す単語や関連する表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
友達
フランス語で
ami
という名詞の単語になり、「友人」「仲間」や「恋人」「ボーイフレンド」「ガールフレンド」「盟友」を表すときにも使います。
「ami(アミィ)」は男性の友人や友達を表す単語になり、女性の友人や友達を表す単語は「amie(アミィ)」になります。
【名詞 amiの変化と使い分け方】
- ami(アミィ) 男性形 男性の友達を表現するときに使う形
- amie(アミィ) 女性形 女性の友達を表現するときに使う形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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友達(複数)
フランス語で
amis
という名詞の単語になり、主に男性の友達を表す複数形になります。
女性の複数の友達を表す単語は「amies(アミィ)」になります。
複数いる友達を表すとき、男性と女性両方合わせて表現するときは「amis(アミィ)」を使います。
【名詞 amisの変化と使い分け方】
- amis(アミィ) 男性形 男性の友達を表現するときに使う形
- amies(アミィ) 女性形 女性の友達を表現するときに使う形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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親しい
フランス語で
ami
という形容詞の単語になり、「仲がいい」「味方の」「友好的な」という意味としても使います。
形容詞の「ami」は、修飾する名詞が男性名詞か女性名詞かにより、下記のように変化します。
【形容詞 amiの変化と使い分け方】
- ami(アミィ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- amie(アミィ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で変化に注意して使いましょう。
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親友(男性)
フランス語で
grand ami
という表現になり、男性の「親友」を表し、「大の親友」や、もっとライトに「いい友達」という意味としても使われます。
「grand(グラォン)」はここでは「大の」「大変な」「非常に」という意味の形容詞として使われており、修飾する名詞の「ami(アミィ)」が男性の友達を表す名詞の形になっているため、男性形の形になっています。
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親友(女性)
フランス語で
grande amie
という表現になります。
「grande(グラォーンドゥ)」はここでは「大の」「大変な」「非常に」という意味の形容詞として使われており、修飾する名詞の「amie(アミィ)」が女性の友達を表す名詞の形になっているため、女性形の形になっています。
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幼なじみ(男性)
フランス語で
ami d’enfance
という表現になり、「幼な友達」という表現としても使います。
「d’enfance(ドォンフォーンス)」は前置詞「de(ドゥ)」と「enfance(ォンフォーンス)」の組み合わせになり、ここでは「de(ドゥ)」の直後の単語の語頭が母音のため、短縮形の「d’」という形に変化しています。
「de(ドゥ)」は「〜からの」「〜から」という起点や出発点を表す前置詞になります。
「enfance(ォンフォーンス)」はここでは「子供時代」「幼少時代」という意味の女性名詞の単語になります。
ここではそのまま翻訳をすると「子供のときからの友達」「子供時代からの友人」という意味になります。
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幼なじみ(女性)
フランス語で
amie d’enfance
という表現になり、女性の友達を表す単語「amie(アミィ)」を使っているため、女性の「幼なじみ」を表すときに使われます。
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最高の友達(男性)
フランス語で
meilleur ami
という表現になり、男性の「最高の友達」を表すときに使われ、「最良の友人」「親友」という意味としても使います。
「meilleur(メイユール)」はここでは「最も良い」「最高の」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞「ami(アミィ)」が男性の友達を表す形であるため、男性形の形になっています。
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最高の友達(女性)
フランス語で
meilleure amie
という表現になり、女性の「最高の友達」を表す表現として使われ、「最良の友人」や「親友」という意味としても使います。
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大切な友達(男性)
フランス語で
cher ami
という表現になり、男性の親しい「友達」を表すときに使います。
「cher(シェール)」は「大切な」「貴重な」「親しい」「愛おしい」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞「ami(アミィ)」が男性の「友達」を表す男性形の形になっているため、男性形になっています。
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大切な友達(女性)
フランス語で
chère amie
という表現になり、女性の親しい「友達」を表すときに使います。
「chère(シェール)」は「大切な」「貴重な」「親しい」「愛おしい」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞「amie(アミィ)」が女性の「友達」を表す形になっているため、女性形になっています。
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旧友(男性)
フランス語で
vieil ami
という表現になり、古くからの男性の「友達」を表現するときに使います。
「vieil(ヴィエイユ)」はここでは「古くからの」「昔からの」「長年付き合いのある」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「ami(アミィ)」が男性の友達を表す形になっているため、男性形になっています。
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旧友(女性)
フランス語で
vieille amie
という表現になり、古くから付き合いの続いている女性の「友達」を表すときに使います。
「vieille(ヴィエイユ)」はここでは「古くからの」「昔からの」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「amie(アミィ)」が女性の友達を表す形になっているため、女性形になっています。
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心の友
フランス語で
ami de cœur
という表現になります。
「cœur(クュール)」はここでは「心」という意味の男性名詞の単語になります。
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フランス語で「友達」との関係を表す単語の読み方と発音、意味
ここでは「友達」との関係性を表現するフランス語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
友情
フランス語で
amitié
という女性名詞の単語になり、「好意」「親切」や「友好関係」「友好」という意味としても使います。
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友好的な
フランス語で
amical
という形容詞の単語になり、「友情の込もった」「親切な」「友好的な」という意味としても使います。
また、「amical(アミカャル)」は修飾する名詞が男性名詞か女性名詞かにより、下記のように変化します。
【形容詞 amicalの変化と使い分け方】
- amical(アミカャル) 男性形 男性名詞を修飾する形
- amicale(アミカャル) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で変化に注意して使いましょう。
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友情を込めて
フランス語で
amicalement
という形容詞の単語になり、「親しげに」「親切に」「友好的に」という意味としても使います。
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和解的な
フランス語で
amiable
という形容詞の単語になり、「示談の」「調停の」という意味としても使います。
主に裁判や訴訟などで相手と和解したり、裁判や訴訟の前に示談が成立したときなどの表現として使います。
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「友達」を表すフランス語を使った表現の読み方と発音、翻訳
ここでは「友達」を表すフランス語の「ami(アミィ)」を使った表現やフレーズについて、日本語の翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
彼氏
フランス語で
mon ami
という表現になり、ちゃんとした恋人としてお互いに付き合っている場合に使う表現になります。
「mon ami(モン ナミィ)」は、そのまま翻訳すると「私の友達(男)」という意味になります。
しかし、女性が自分の男性の友達を「ただの男友達」として紹介するときなどに「mon ami(モン ナミィ)」と紹介してしまうと、紹介された側は「彼氏」と受け取ってしまいますので注意しましょう。
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彼女
フランス語で
mon amie
という表現になり、ちゃんとした恋人関係にある女性を表すときに使います。
「mon amie(モン ナミィ)」は、そのまま翻訳すると「私の友達(女)」という意味になります。
しかし、男性が自分の女性の友達を「ただの女友達」として紹介するときなどに「mon amie(モン ナミィ)」と紹介してしまうと、紹介された側は「彼女」と受け取ってしまいますので注意しましょう。
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男友達
フランス語で
un ami
という表現になります。
「un ami(アン ナミィ)」は、恋愛などの感情は一切なく、付き合ってもいない、ただの「男友達」を表すときに使います。
特に女性が、「ただの男友達」として男性の友達を表現するとき、友達などに紹介するときに使う表現です。
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女友達
フランス語で
une amie
という表現になります。
「une amie(ユヌ ナミィ)」は、恋愛などの感情は一切なく、付き合ってもいない、ただの「女友達」を表すときに使います。
特に男性が、「ただの女友達」として女性の友達を表現するとき、友達などに紹介するときに使う表現です。
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友達を作る
フランス語で
se faire des amis
という表現になります。
「se faire(ス フェール)」は自分に「〜をつくる」、自分のために「〜をつくる」という意味の動詞になります。
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フランスびいき
フランス語で
ami de la France
という表現になります。
「France(フラォンス)」を下記のように「Japon(ジャポン)」に変えると「日本びいき」という表現になります。
例文:ami de la Japon(アミィ ドゥ ラ ジャポン)
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音楽愛好家
フランス語で
ami de la musique
という表現になります。
「musique(ミュズィックュ)」は「音楽」「楽曲」「音楽作品」という意味の女性名詞の単語になります。
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友好国
フランス語で
pays ami
という表現になります。
「pays(ペイィ)」はここでは「国」という意味の男性名詞の単語になります。
「ami(アミィ)」は「友好的な」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「pays(ペイィ)」が男性名詞になるため、男性形になっています。
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友達の友達は友達
フランス語で
Les amis de nos amis sont nos amis
という表現になり、「友達の友達は、みんな友達」という意味としても使います。
「les(レ)」は複数形に付く定冠詞になり、ここでは概念化の役割「〜というものは」という意味として使われています。
「nos(ノ)」は「私たちの」「我々の」という意味の所有形容詞になり、英語の「our」と同じ意味の単語になります。
「sont(ソォン)」は「être(エトル)」が原形となる動詞で「〜である」「〜だ」という意味になり、三人称の複数形の形になります。
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フランス語で「友達」を表す単語やフレーズのまとめ
ここではフランス語で「友達」を表す単語の「ami(アミィ)」や、関連する単語、「ami(アミィ)」を使った表現について紹介してきました。
フランス語で「友達」を表す単語には大まかに3つがあり、ここで紹介する「ami(アミィ)」の他に、「camarade(キャマラードゥ)」、「copin(コォパン)」があります。
「ami(アミィ)」を使って表現する「友達」とは、信頼関係が深く、仲がいい友達であったり、長い付き合いのある友達になります。
「camarade(キャマラードゥ)」と「copain(コォパン)」は、主に「仲間」という意味で使われることが多く、本当の意味での「友達」よりは、少し浅い関係性の相手を表現するときや、カジュアルに「友達」と表現するときに使うことが多いです。
「camarade(キャマラードゥ)」と「copain(コォパン)」については別記事で紹介をしていますので、詳しくはその記事をご覧ください。
フランス語で「友達」の話をする、または仲のいい人との関係を表現するとき、その相手との関係性が「ami(アミィ)」を使って表現する関係性かどうか、しっかりと考慮して使うことで誤解を招くことが減ります。
「ami(アミィ)」を覚えていく上で、表現する相手との関係性の深さについてもイメージして覚えていくことが大切です。