「ルミエール(lumière)」はフランス語で「光」?「ルミエール」の意味と関連する言葉とは?

昇る朝日

ここでは「ルミエール(lumière)」というフランス語について紹介していきます。

「ルミエール」という言葉は、お店の名前や観劇の舞台名、商品名等で目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

また、ディズニー映画の「美女と野獣」でも「ルミエール」という名前のキャラクターが登場し、「ルミエール」という言葉を聞いたときにこのキャラクターを思い浮かべた方も多いのではないかと思います。

フランス語の「ルミエール(lumière)」という言葉と関連する言葉、また「美女と野獣」に登場するキャラクター「ルミエール」について紹介していきますので楽しみながらご覧ください。

 

フランス語の「ルミエール(lumière)」は「光」という意味の言葉

「ルミエール(lumière)」は「光(ひかり)」という意味のフランス語です。

ではここから「ルミエール(lumière)」というフランス語について、関連する言葉も含めて詳しくみていきましょう。

lumièreリュミエール

「光」「太陽の光」「日光」という意味の女性名詞になります。

他に、精神的な「光」、「照明」や「明かり」、「指導者」「権威」「傑出した人物」という意味でも使う単語です。

⬇️lumièreの発音の確認はこちら⬇️

 

LEDの光の筋

また、複数形の場合は以下のような意味になります。

lumièresリュミエール

複数形では「知性」「知識」「知恵」という意味になり、発音は単数形の「lumière」と同じになります。

 

la lumièreラ リュミエール

「la(ラ)」は女性名詞に付く定冠詞になり、目の前にあるものや、既に会話の中で話題に上っているもの、既に知られているもの、世界に一つしかないものとして、特定の光を表現する役割の冠詞になります。

⬇️la lumièreの発音の確認はこちら⬇️

 

ディズニー映画の「ルミエール(lumière)」は「美女と野獣」のキャラクター

美女と野獣のミュージカル

「ルミエール」は、ディズニー映画の「美女と野獣」に登場するロウソク立てのキャラクターの名前としても知られています。

ルミエールは、もともとアダム王子のお城の給仕長として仕えていましたが、アダム王子が魔法をかけられ野獣になってしまったのと同時に燭台(ロウソク立て)に変えられてしまいました。

そして、「美女と野獣」の映画の中で、ベルと王子の恋を取り持ったキーマンとも言えるキャラクターです。

ルミエールは、ベルが初めて野獣の城にやってきたとき、城を案内したりもてなしをしたり、そして寂しく心細いベルの気持ちを察して、ダンスや歌、食事でもてなしたり、とても心優しいキャラクターでもあります。

そして何より、ベルがアダム王子(野獣)にとって運命の女性であることを真っ先に見抜いたのもルミエールでしたね。

ルミエールはフランス語で「光」の意味の名前の通り、ベルやアダム王子(野獣)、また他のキャラクターたちにとって明るい未来を指し示し、導く存在だったのかもしれません。

 

「ルミエール(lumière)」に関連するフランス語の言葉と意味

車のライトの軌跡

ここでは「ルミエール(lumière)」に関連するフランス語の言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて紹介していきます。

やわらかな光

蝋燭ランタンの光

フランス語で

lumière douceリュミエール ドゥース

という表現になります。

「douce(ドゥース)」は「優しい」「心地よい」や「甘い」「マイルドな」、「穏やかな」「柔らかい」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「lumière(リュミエール)」が女性名詞であるため女性形の形になっています。

【形容詞 douxの変化と使い分け】

  • doux(ドゥ)    男性形  男性名詞を修飾するときの形
  • douce(ドゥース)    女性形  女性名詞を修飾するときの形

男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で注意して使いましょう。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

⬇️douxの発音の確認はこちら⬇️

 

⬇️douceの発音の確認はこちら⬇️

 

虹色の光

フランス語で

lumière iriséeリュミエール イリゼ

という表現になります。

「irisée(イリゼ)」は「虹色に輝く」「虹色の」という意味の形容詞になります。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

キレイな光

海辺の美し夕日の光

フランス語で

jolie lumièreジョリィ リュミエール

という表現になります。

「jolie(ジョリィ)」は「キレイな」「素敵な」「かわいい」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「lumière(リュミエール)」が女性名詞であるため、女性形の形になっています。

【形容詞 joliの変化と使い分け】

  • joli(ジョリィ)  男性形  男性名詞を修飾するときの形
  • jolie(ジョリィ)   女性形  女性名詞を修飾するときの形

男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じになります。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

星の光

美しい星の光

フランス語で

lumière stellaireリュミエール ステレール

という表現になります。

「stellaire(ステレール)」は「星形の」「星の」という意味の形容詞になります。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

美しい光

山間の美しい朝日の光

フランス語で

belle lumièreベェル リュミエール

という表現になります。

「belle(ベェル)」は「美しい」「綺麗な」「素晴らしい」「見事な」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞が女性名詞であるため、女性形の形になっています。

【形容詞 beauの変化と使い分け】

  • beau(ボゥ)   男性形  男性名詞を主食するときの形
  • belle(ベェル)  女性形  女性名詞を修飾するときの形

男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので変化に注意して使いましょう。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

⬇️beauの発音の確認はこちら⬇️

 

⬇️belleの発音の確認はこちら⬇️

 

フランス語で「光」を意味する「ルミエール」のまとめ

ここではフランス語で「光」という意味の言葉「ルミエール(lumière)」について、関連する言葉も含めて紹介してきました。

ディズニー英語「美女と野獣」で登場する燭台のキャラクター「ルミエール」で言葉を知っていた方も多かったのではないかと思います。

しかし「ルミエール」という言葉がフランス語で、かつ「光」という意味を持つ言葉であるということを初めて知った、という方もいるのではないでしょうか。

私たちの身の回りには思っているより多くのフランス語が溢れています。

もし、どこかで「これフランス語かもな」と感じる言葉を見つけたら、そのときはぜひ調べて、知識として身につけていきましょう。

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