「久しぶり」と伝えるフランス語と関連する表現の読み方と発音、翻訳とは?
ここでは「久しぶり」と伝えるフランス語の表現や、「久しぶり」に関連するさまざまなフランス語の表現について紹介していきます。
以前会ったことがあるフランス人の友人や仲間と長い期間を経て再会したとき、「久しぶり」や「久しぶりですね」とフランス語で伝えたい場面があるかと思います。
そのような場面で役に立つ「久しぶり」とフランス語で伝えるフレーズ、表現を覚えて使ってみましょう。
フランス語で「久しぶり」と伝える表現の読み方と発音
ここでは「久しぶり」と伝えるフランス語の表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
久しぶり
フランス語で
Ça fait longtemps
という表現になります。
「ça(サ)」は、ここではその場の状況や、漠然とした推測できることを指す役割として使われており、英語の「it」や「this」「that」と同じ役割の単語になります。
「fait(フェ)」は、ここでは客観的な事実を意味する役割で使われています。
「longtemps(ロンタォン)」は「長期間」「長い間」「久しく」という意味の副詞になり、英語の「for a long time」と同じ意味の単語になります。
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お久しぶりです①
フランス語で
Ça fait un bail
という表現になります。
「bail(バイュ)」は、長い「期間」という意味の男性名詞になり主に会話の中で使うときの意味になります。
他にマンションなどの「賃貸借契約」という意味でも使います。
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お久しぶりです②
フランス語で
On ne vous a plus vu
という表現になり、そのまま翻訳すると「私たちはしばらく会っていない」という意味になります。
「on(オン)」は、ここでは特定の人を表す役割で、主に会話の中で「私たちは」「私は」や「あなたたちは」「彼は」「彼女は」という意味で使われます。
「ne・・plus〜」で「もう〜ない」という意味の表現になります。
「vu(ヴュ)」は、ここでは「見ること」という意味の男性名詞の単語になります。
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お久しぶりです③
フランス語で
Ça fait un sacré bail !
という表現になります。
「sacré(サクレ)」は、名詞の前で「すごい」「とんでもない」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「bail(バイュ)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 sacréの変化と使い分け方】
- sacré(サクレ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- sacrée(サクレ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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「久しぶり」に関連するフランス語の表現の読み方と発音、翻訳
ここではフランス語で「久しぶり」という表現に関連するさまざまなフレーズについて、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
お久しぶりですね
フランス語で
Il y a longtemps que je ne vous ai pas vu
という表現になります。
「il(イル)」は、ここでは非人称主語の役割で使われている代名詞になり、英語の「it」と同じ働きの単語になります。
「je(ジュ)」は「私は」という意味の人称代名詞になります。
「・・ne〜pas」は「〜ない」という意味の否定を表す表現になります。
「ai(エ)」は「avoir(アヴォワール)」が原形になり、ここでは状態を表現する「〜である」という意味の動詞になります。
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久しぶりにお会いできて嬉しいです
フランス語で
Je suis heureux de vous revoir
という表現になります。
「heureux(ウゥルゥ)」は「〜が嬉しい」「幸せな」「〜で喜んでいる」という意味の形容詞になります。
「revoir(ルヴォワール)」は「〜に再会する」「〜を再び訪れる」という意味の動詞になります。
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久しぶりに会いましたね
フランス語で
Je t’ai rencontré après un longtemps
という表現になります。
「rencontré(ラォンコントレ)」は「rencontrer(ラォンコントレ)」が原形の動詞になり、「〜に出会う」、偶然に「〜に会う」「めぐり会う」という意味の単語になります。
「après(アプレ)」は、時間や期間を対象として「〜のあとで」「〜を経て」「〜ののちに」という意味の前置詞になります。
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久しぶりに会いに行きます
フランス語で
Je vais te voir pour la première fois depuis longtemps
という表現になります。
「voir(ヴォワール)」は、ここでは人に「会う」「再び会う」という意味の動詞になります。
「pour(プゥル)」は「〜ゆえに」「〜なので」という意味の前置詞になります。
「la première fois(ラ プルミェール フォワ)」は「初めて」「最初に」という意味の表現になります。
「depuis(ドゥピュイ)」は、ここでは過去のとある時点から「〜から」「〜以来」という意味の前置詞になります。
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フランス語で「久しぶり」という表現のまとめ
ここではフランス語で「久しぶり」と伝えるための表現や、「久しぶり」という表現に関連するさまざまなフレーズについても紹介してきました。
長い間会う機会がなかった友人や知人、さまざまな事情で長い時間を経て、友人や家族、仲間に再会したとき、フランス語で「久しぶり」と伝えるにはなんて言ったらいいのか、と困ることがあるかもしれません。
そのような場面や状況で使える表現やフレーズを厳選して紹介していますので、ぜひ覚えてみましょう。