「かわいい」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、翻訳とは?
ここではフランス語で「かわいい」という意味で使われるさまざまな単語や、「かわいい」という単語を使ったフランス語の表現について紹介していきます。
「かわいい」という言葉を使うとき、服やアクセサリーの形やデザインを「かわいい」と表現したり、犬や猫などの動物を見て「かわいい」と表現したり、自分の子供や赤ちゃんを「かわいい」と表現をし、同じ「かわいい」でも含まれている意味が異なる使い方をします。
フランス語で「かわいい」という意味で使う単語にも、同じようにそれぞれの場面で使うのに適切な単語がいくつかあります。
「かわいい」の意味をフランス語で正しく伝えるためにも、それぞれの単語を使えるようにしましょう。
「かわいい」という意味のフランス語の単語の読み方と発音
ここではフランス語で「かわいい」という意味で使うさまざまな単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて紹介し、解説していきます。
かわいい①
フランス語で
mignon
と
mignonne
という形容詞の単語になり、「かわいらしい」「愛らしい」や会話の中で「優しい」「親切な」という意味で使われます。
動物や子供などの見た目や動き、仕草などを「かわいい」と表現するときに使われ、英語の「cute」と同じ意味の単語になります。
また、「かわいい子」「坊ちゃん」「お嬢ちゃん」という名詞の意味で使われることもあります。
2つの単語の使い分け方については以下の通りになります。
【形容詞 mignonの変化と使い分け】
- mignon(ミニョン) 男性形 男子の子供を表す、または男性名詞を修飾するときの形
- mignonne(ミニョンヌ) 女性形 女子の子供を表す、または女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なっていますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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かわいい②
フランス語で
joli
と
jolie
という形容詞になり、「きれいな」「おしゃれな」「素敵な」や、会話の中で「かなりの」「相当な」という意味でも使います。
主に、見た目が「美しい」「整っている」と大人の女性を褒めたり、表現するときに使われ、英語の「pretty」と同じ意味の単語になります。
また名詞として、「あなた」や「おまえ」のように、愛情を込めてパートナーや恋人などに呼びかけるときも使われます。
2つの単語の使い分け方は以下の通りになります。
【形容詞 joliの変化と使い分け】
- joli(ジョリィ) 男性形 男性への呼びかけのとき、または男性名詞を修飾するときの形
- jolie(ジョリィ) 女性形 女性への呼びかけのとき、または女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で変化に注意して使いましょう。
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かわいい③
フランス語で
petit
と
petite
という形容詞になり、小さな子供や恋人、パートナーに対して親しみを込めて「愛しい」「かわいい」という表現をするときに使います。
「petit(プティ)」は主に「小さい」「小柄な」「幼い」「愛情のこもった」や「ささいな」「少ない」という意味で使われる形容詞になります。
また「子供」「小さい子」「年少の子供」という名詞の意味でも使われます。
2つの単語の使い分け方は以下の通りになります。
【形容詞 petitの変化と使い分け】
- petit(プティ) 男性形 男子の子供を表すとき、または男性名詞を修飾するときの形
- petite(プティトゥ) 女性形 女子の子供を表すとき、または女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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かわいい④
フランス語で
biquet
と
biquette
という男性名詞になり、子供に対して「おまえ」や「かわいい子」と表現するときに使います。
男の子供に対して使うときは「mon biquet(モン ビケ)」、女の子供に対して使うときは「ma biquette(マ ビケッツ)」となります。
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かわいい⑤
フランス語で
mimi
という形容詞になり、主に会話や話し言葉で「かわいらしい」という意味で使い、最上級に「かわいい」と感じた気持ちを表現するときに使います。
主に生まれたばかりの赤ちゃんを表すときに使われ、その他小さな子供、仔犬、仔猫などを「かわいい」と表現するときに使います。
「mimi(ミミ)」は、修飾する名詞が男性名詞であっても女性名詞であっても不変となります。
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かわいい⑥
フランス語で
adorable
という形容詞になり、「とてもかわいい」「素晴らしい」「愛らしい」や「崇拝に値する」「熱愛に値する」という意味で使われます。
英語の「lovely」や「sweet」と同じ意味の単語になり、ものすごく「かわいい」と感じたときに使う単語になります。
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かわいい⑦
フランス語で
gentil
と
gentille
という形容詞になり、「素敵な」「思いやりのある」「親切な」「優しい」「行儀がいい」という意味でも使います。
英語の「kind」や「nice」と同じ意味で使う単語になり、会話の中で何度も使うと「優しい」「おとなしい」と皮肉として受け取られてしまう可能性もある単語であるため、使い方は注意しましょう。
⬇️gentilの発音の確認はこちら⬇️
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かわいい⑧
フランス語で
chou
と
choute
という名詞になり、「かわいい人」「お前」「あなた」という相手への愛情を込めた呼びかけで使う単語になり、会話の中でのみ使われる表現になります。
2 つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【名詞 chouの変化と使い分け】
- chou(シュウ) 男性名詞 男性に対する呼びかけに使うときの形
- choute(シュットゥ) 女性名詞 女性に対する呼びかけに使うときの形
男性名詞と女性名詞で単語のスペル、発音ともに異なりますので注意して使いましょう。
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「かわいい」に関連するフランス語の単語や表現の読み方と発音、翻訳
ここではフランス語の「かわいい」という意味の単語を使った表現や、「かわいい」に関連する単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
かわいい花
フランス語で
fleurs mignonnes
という表現になります。
「fleur(フルール)」は「花」「花飾り」や「花模様」と言う意味の女性名詞の単語になります。
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かわいいお店
フランス語で
jolie boutique
という表現になり、「素敵なお店」という表現でも使います。
「boutique(ブティック)」は「店」や「ブティック」という意味の女性名詞になり、主にブランド品を専門に売っているお店や小規模の小売店や職人のお店などを表現するときに使います。
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かわいい犬
フランス語で
chien mignon
という表現になります。
「chien(シヤン)」は「犬」という意味の名詞になり、主にオスの犬を表す男性名詞になります。
ちなみに「かわいい猫」と言いたい場合、「猫」を表す単語は「cha(シャ)」になるので、「cha mignon(シャ ミニョン)」となります。
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ふわふわ
フランス語で
duveteux
と
duveteuse
という形容詞になり、「綿毛のような」「うぶ毛のような」という意味でも使います。
2つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【形容詞 duveteuxの変化と使い分け】
- duveteux(デュヴトゥ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- duveteuse(デュヴトゥーズ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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フランス語で「かわいい」を表す単語や関連する単語のまとめ
ここでは「かわいい」という意味で使われるフランス語のさまざまな単語や、フランス語の「かわいい」という意味の単語を使った表現について紹介してきました。
「かわいい」という表現を一言に言ってもそこに含まれる意味はさまざまあり、例えばお店や小物、服やアクセサリーのデザインや見た目が「かわいい」というとき、また動物や花などを見て「かわいい」というとき、子供や赤ちゃんを「かわいい」というときなどがあります。
このような違いを表す単語はフランス語の単語にもいくつかあり、それぞれの場面で適切に単語を使うことで、正しい意味、表現で伝えることができます。
ここで紹介している単語を少しづつでも覚えて、いろいろな意味の「かわいい」をフランス語で使いこなせるようになってみましょう。