野菜の「大根(だいこん)」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?
ここでは「大根(だいこん)」を表すフランス語の単語や、「大根(だいこん)」に関連するフランス語の表現について紹介していきます。
フランスの「大根(だいこん)」は、日本でよく知られている白く大きな大根ではなく、赤い色の小さな「二十日大根(ハツカダイコン)」が主になります。
食べ方は生のまま食べることが多く、薄くスライスした「大根」にバターをのせて食べることも多いです。
フランスに訪れたときには、日本の「大根」とは違った食感と味のフランスの「大根」を試してみましょう。
フランス語で「大根(だいこん)」を表す単語の読み方と発音
ここでは野菜の「大根(だいこん)」を表すフランス語の単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
大根①
フランス語で
radis
という男性名詞の単語になり、正確には「二十日大根(ハツカダイコン)」や「ラディッシュ」という表現でも使います。
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大根②
フランス語で
radis japonais
という表現になります。
土に埋まっている部分が白い、日本でよく知られている「大根」は、「radis japonais(ラハディ ジャポネ)」とフランス語で表現され、そのまま翻訳すると「日本の大根」という意味の表現いなります。
「japonais(ジャポネ)」は「日本の」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞の「radis(ラハディ)」が男性名詞であるため、男性形の形になっています。
【形容詞 japonaisの変化】
- japonais(ジャポネ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- japonaise(ジャポネーズ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なっていますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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黒大根
フランス語で
radis noir
という表現になります。
見た目が黒く細長い、約20cmくらいの大きさで、表面の皮をむくと中身は白い大根になります。
日本の大根と比較すると、水分が少なく、辛みの強い大根です。
「noir(ノワールフ)」は「黒い」「黒」という意味の形容詞、または名詞の単語になります。
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野菜の「大根(だいこん)」に関連するフランス語の表現の読み方と発音、意味
ここではフランス語で野菜の「大根(だいこん)」に関連する表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
大根サラダ
フランス語で
salade de radis
という表現になります。
「salade(サラドゥ)」は「サラダ」や冷製の「野菜料理」という意味の女性名詞の単語になります。
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大根おろし
フランス語で
radis râpé
という表現になります。
「râpé(ラペ)」はおろし金で「おろした」や「擦り切れた」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞の「radis(ラハディ)」が男性名詞であるため、男性形の形になっています。
【形容詞 râpéの変化】
- râpé(ラペ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- râpée(ラペ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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大根フライ
フランス語で
radis frit
という表現になります。
「frit(フリィ)」は「フライにした」、油で「揚げた」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「radis(ラハディ)」が男性名詞であるため、男性形の形になっています。
【形容詞 fritの変化】
- frit(フリィ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- frite(フリットゥ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なっていますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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大根の煮物
フランス語で
radis bouilli
という表現になります。
「bouilli(ブィェイィ)」は「煮た」「茹でた」「煮沸した」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「radis(ラハディ)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 bouilliの変化】
- bouilli(ブィェイィ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- bouillie(ブィェイィ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で変化に注意して使いましょう。
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かいわれ大根
フランス語で
pousse de radis japonais
という表現になります。
「pousse(プゥス)」は「新芽」「若い芽」「発芽」という意味の女性名詞の単語になります。
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だいこん役者
フランス語で
cabotin
と
cabotine
という名詞の単語になり、名優を気取っている「大根役者」や「気取っている人」「芝居がかった人」という意味で使われます。
それぞれの単語の使い分けは以下の通りになります。
【2つの名詞の使い分け】
- cabotin(キャボタン) 男性形 男性の役者を表現するときの形
- cabotine(キャボチーヌ) 女性形 女性の役者を表現するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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フランス語で「大根(だいこん)」を表す単語や表現のまとめ
ここでは「大根(だいこん)」を表すフランス語の単語や関連する表現について紹介してきました。
フランスで一般的に「大根(だいこん)」として知られているのは、赤く小さな見た目の「二十日大根(ハツカダイコン)」と黒くて細長い「黒大根」になります。
どちらも生で食べることが一般的で、スライスした大根にバターをのせて食べることも多いです。
「大根」のスライスにバターをのせて食べることは、日本では考えられない食べ方ですが、これが意外とハマるようです。
フランスを訪れたときにはぜひ試してみてください。