野菜の「ブロッコリー」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?
ここではフランス語で野菜の「ブロッコリー」を表す単語や、「ブロッコリー」に関連するフランス語の表現について紹介していきます。
「ブロッコリー」の原産地は、地中海沿岸部と言われています。
最初は古代ローマ時代のイタリアで食されていましたが、17世紀頃になるとヨーロッパ全域で食べられるようになり、ヨーロッパからアメリカへ移住した人により、19世紀後半にアメリカへ伝わったとされています。
「ブロッコリー」が初めて日本に伝わったのは、明治時代初期の頃でしたが、傷みやすい野菜であるため、貯蔵に困って人々にはなかなか受け入れられなかったようです。
「ブロッコリー」と形が似ているカリフラワー は、「ブロッコリー」の突然変異として誕生し、今に至っています。
「ブロッコリー」を表すフランス語の単語の読み方と発音
ここではフランス語で「ブロッコリー」を表す単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
ブロッコリー①
フランス語で
brocoli
という男性名詞の単語になります。
英語では「broccoli」という単語になり、フランス語の「brocoli」のスペルと似ていますが、英語のスペルは「c」が2つになりますので、間違えないように注意しましょう。
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ブロッコリー②
フランス語で
le brocoli
という男性名詞の単語になります。
「le(ル)」は男性名詞に付く定冠詞になり、ここではすでに話題に上がっているもの、または目の前にあるものを表現する働きになります。
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ブロッコリー(複数)
フランス語で
brocolis
という男性名詞の単語になります。
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フランス語の「ブロッコリー」に関連する表現の読み方と発音、意味
ここでは「ブロッコリー」を表すフランス語に関連する表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
ブロッコリーを茹でる
フランス語で
faire bouillir le brocoli
という表現になります。
「faire(フェール)」はここでは「〜を作る」という意味の動詞になり、英語の「make」や「do」と同じ意味、働きの単語になります。
「bouillir(ブイイール)」は「煮沸する」「煮える」という意味の動詞の単語になります。
「faire bouillir(フェール ブイイール)」で「〜を煮る」「〜を茹でる」「〜を沸かす」という意味の表現になります。
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ブロッコリースプラウト
フランス語で
pousse de brocoli
という表現になります。
「pousse(プゥス)」は、ここでは「新芽」「発芽」という意味の女性名詞の単語になります。
「ブロッコリースプラウト」とは、発芽して間もないブロッコリーの新芽になり、栄養価と抗酸化作用が高いことで知られ、注目の野菜となっています。
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ブロッコリーのグラタン
フランス語で
gratin de brocoli
という表現になります。
「gratin(グラタン)」は「グラタン」という意味の男性名詞の単語になり、料理の表面をオーブンなどで少し焦がして作る料理方法を表す単語になります。
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「ブロッコリー」を表すフランス語の単語や表現のまとめ
ここでは「ブロッコリー」を表すフランス語の単語や、「ブロッコリー」に関連するフランス語の表現について紹介してきました。
「ブロッコリー」の原産地は地中海の沿岸部とされていて、最初は古代ローマ時代のイタリアで食べられていた野菜とされています。
イタリアで改良が加えられた「ブロッコリー」は、17世紀頃になるとヨーロッパ全域に広まり、その後ヨーロッパからアメリカへ移住する人々の手によって、19世紀後半にはアメリカへ持ち込まれたと言われています。
日本に初めて「ブロッコリー」が入ってきたのは、明治時代初期のことです。
当時は、「ブロッコリー」が他の野菜に比べて長持ちしない野菜であったため、なかなか受け入れられなかったようです。
フランスに訪れたときには、フランス料理のブロッコリーを楽しんでみましょう。