「おいしい(美味しい)!」とフランス語で伝える単語や表現の読み方と発音、翻訳とは?
ここでは「おいしい!」や「おいしそう!」、「おいしかった!」とフランス語で伝えるさまざまな表現について紹介していきます。
フランスに旅行をしてレストランで食事をしたときやフランス人の友人に食事に招待されたときなど、食事を提供してもらったことへの感謝の気持ちや、食事の感想をフランス語でしっかりと伝えたいと思うのではないかと思います。
食事に対する感想や感謝を伝えるタイミングは大きく3つあります。
【食事の感想や感謝を伝える3つのタイミング】
- 食事を目の前にしたとき「おいしそう!」と伝えるとき
- 食事を口にしたとき「おいしい!」と感想を伝えるとき
- 食事を食べ終わったあと「おいしかった!」と感謝を伝えるとき
以上3つの場面で使う表現を覚えておくことで安心です。
また「おいしい」という表現は、うまい儲け話が舞い込んできたときや運がいいと感じたときにも使います。
ここでは、自分にとって都合のいい状況が訪れたときに「おいしい」と表現するフランス語についても紹介していきますので、一緒に覚えていきましょう。
美味しいものを食べた時「おいしい!」と伝えるフランス語の読み方と発音
ここでは美味しい食事を口にしたときに「おいしい!」と表現するフランス語の表現について、日本語の読み方からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
おいしい!
フランス語で
C’est bon !
という表現になります。
「c’est(セ)」は、指示代名詞「ce(ス)」と「est(エ)」の組み合わせになり、ここでは「ce(ス)」の直後の単語の語頭が母音のため縮約系となり、「c’est(セ)」という形になっています。
「c’est(セ)」は、「これは〜です」や「あれは〜です」と表現したいときに、非常によく使われる表現になり、英語の「this is 〜」や「that is 〜」と同じ意味の表現になります。
使い方として「c’est(セ)」の後には、名詞または形容詞がきて文章を作ります。
「bon(ボン)」は、ここでは食べ物や味が「美味しい」や、「良い」「素晴らしい」という意味の形容詞で使われています。
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すごく美味しい!
フランス語で
C’est délicieux !
という表現になります。
「délicieux(デリスィユ)」は「とても美味しい」や「とても心地の良い」「甘美な」という意味の形容詞になります。
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最高に美味しい!
フランス語で
C’est excellent !
という表現になります。
「excellent(エクセラォン)」は「素晴らしい」「見事な」「優れた」という意味の形容詞になります。
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美味しいです
フランス語で
C’est succulent
という表現になります。
「succulent(スュクュロォン)」は料理や飲み物が「とても美味しい」「風味豊かな」「美味な」という意味の形容詞になります。
また、文章や言葉が「味わいが豊かな」という表現をしたいときにも使われます。
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本当にすごく美味しい!
フランス語で
C’est vraiment très bon !
という表現になります。
「vraiment(ヴレマォン)」は「本当に」「実に」「まさに」「実際に」という意味の副詞になり、英語の「truely」と同じ意味の単語になります。
「très(トレ)」は「とても」「きわめて」「大変」という意味の副詞になり、英語の「very」と同じ意味の単語になります。
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美味しすぎる!
フランス語で
C’est trop bon !
という表現になります。
「trop(トロ)」は「あまりに」「〜すぎる」や「非常に」「とても」という意味の副詞になり、英語の「too much」や「too」と同じ働きの単語になります。
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絶妙に美味しいです!
フランス語で
C’est exquis !
という表現になります。
「exquis(エクスキ)」は食事や飲み物が「とても美味しい」「甘美な」「素晴らしい味」や「とても快い」という意味の形容詞の単語になります。
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この上なくおいしい!
フランス語で
C’est divin !
という表現になります。
「divin(ディヴァン)」は「(この上なく)素晴らしい」「(この上なく)見事な」「崇高な」や「神の」という意味の形容詞になります。
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この料理は美味しい
フランス語で
Ce plat est bon
という表現になります。
「plat(プラ)」は、ここでは皿に盛られた「料理」や「皿」という意味の男性名詞の単語になります。
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これおいしい!
フランス語で
C’est bon ça !
という表現になります。
「ça(サ)」は「これ」「それ」という意味で、ここでは目の前にある物や話題になっていることを示すときに使う指示代名詞になります。
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風味が豊かで美味しい!
フランス語で
C’est savoureux !
という表現になります。
「savoureux(サヴォルゥ)」は「味がいい」「風味のある」や話などが「おもしろい」「味わいのある」という意味の形容詞になります。
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「おいしそう!」と表現するフランス語の読み方と発音、意味
ここでは目の前に提供された食事について「おいしそう!」とフランス語で表現したいときに使うフレーズについて、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
おいしそう!
フランス語で
Ça à l’air bon !
という表現になります。
「l’air(レェア)」は、男性名詞に付く定冠詞「le(ル)」と「air(エア)」の組み合わせになり、定冠詞「le(ル)」の直後の単語の語頭が母音のため、縮約形の「l’」になっています。
「air(エア)」は「空気」「大気」「風」や「雰囲気」という意味の男性名詞の単語になります。
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すごいおいしそう!
フランス語で
C’est appétissant !
という表現になります。
「appétissant(アペティサォン)」は「美味しそうな」「食欲をそそる」という意味の形容詞の単語になります。
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いいにおい!
フランス語で
Ça sent bon !
という表現になります。
「sent(サォン)」は「sentir(サォンティール)」が原形の動詞になり、「〜を感じる」「〜を感じとる」「〜のにおいを嗅ぐ」「〜のにおいがする」「〜の感情を抱く」という意味になります。
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召し上がれ!
フランス語で
Bon appétit !
という表現になり、「楽しい食事を!」「たくさん召し上がれ!」という意味で使われ、食事を提供する人が、これから食事をしようとする人にかける言葉になります。
そのため、日本で食事する前に言う「いただきます」とは意味が違うため注意しましょう。
「appétit(アペティ)」は「食欲」や「欲望」「欲求」という意味の男性名詞の単語になります。
「Bon appétit!(ボン ナペティ)」と言われたときは「Merci!(メルスィ)」と返してみましょう。
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「おいしかった!」と感想や感謝を伝えるフランス語の読み方と発音、意味
ここでは食事をした後に「おいしかった!」とフランス語で感想を伝えたり、感謝の気持ちを伝えるためのフレーズについて、日本語の翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
おいしかった!
フランス語で
C’était bon !
という表現になります。
「C’était(セテ)」は「C’est(セ)」の過去形の形になり、「これは〜だった」「あれは〜でした」という意味で使います。
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すごくおいしかった!ありがとう!
フランス語で
C’était très bon! Merci !
という表現になります。
「très(トレ)」は「大変」「とても」「非常に」という副詞になり、英語の「very」と同じ意味の単語になります。
「merci(メルスィ)」は「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える間投詞になります。
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とてもおいしかった!
フランス語で
C’était délicieux !
という表現になります。
「délicieux(デリスィユ)」は、「とても美味しい」や「とても心地の良い」「甘美な」という意味の形容詞になります。
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最高においしかった!
フランス語で
C’était excellent !
という表現になります。
「excellent(エクセラォン)」は、「素晴らしい」「見事な」「優れた」という意味の形容詞になります。
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完璧でした!
フランス語で
C’était parfait !
という表現になります。
「parfait(パルフェ)」は「完全な」「完璧な」「申し分のない」という意味の形容詞になります。
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都合の良い状況になった時「おいしい」と表現するフランス語の読み方と発音、翻訳
ここでは自分にとって都合が良い状況になったときや、うまい儲け話などが舞い込んできたときに、運がいいという意味で「おいしい!」と表現するフランス語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
なんて運がいいんだ!
フランス語で
Quelle chance !
という表現になります。
「quelle(ケェル)」は、ここでは「なんて〜なんだ!」「なんという〜だ!」という意味の感嘆詞になります。
「chance(シャォーンス)」は「運がいい」「幸運」「ついている」という意味の女性名詞の単語になります。
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おいしいタイミングだ!
フランス語で
Ça tombe bien !
という表現になり、「タイミングがいい!」という意味でも使います。
「bien(ビヤン)」を「mal(マル)」に変えて、「Ça tombe mal(サ トンブ マル)」にすると「タイミングが悪い!」という意味になります。
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これはおいしい話だ!
フランス語で
C’est une bonne affaire !
という表現になります。
「affaire(アフェール)」は、ここでは特に「有利な取引」という意味の女性名詞の単語になり、他に、何かに関わる「問題」「用事」「仕事」や「商売」「ビジネス」という意味でも使われる単語になります。
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フランス語で「おいしい」と伝える単語や表現のまとめ
ここでは食事のとき、フランス語で「おいしい!」、または「おいしそう!」、食事が終わったとき「おいしかった!」と伝えるさまざまな表現について紹介してきました。
また、自分にとって都合のいい状況が訪れたときや、運がいい状況、いい儲け話が舞い込んできたときに「おいしい!」と表現するフランス語も紹介をしています。
使う機会の多い「おいしい」は、食事のときに伝える以下の3つの表現になります。
【「美味しい」と伝える3つのタイミング】
- 目の前にある食事に対して「おいしそう!」と感想を伝えるとき
- 食事を食べた感想として「おいしい!」と伝えるとき
- 食事を食べ終わった感想として「おいしかった!」と伝えるとき
3つの場面で使う表現をしっかりと覚えて、食事をしたときに使いこなしてみましょう。