「ノエル(Noël)」はフランス語でクリスマスという意味の言葉?
ここでは「クリスマス」という意味で使うフランス語「ノエル(Noël)」について紹介していきます。
フランスの人々にとって、クリスマスはとても大切なイベントです。
大切なイベントであるからこそ、クリスマスに関連するフランス語の言葉はしっかりと覚えていきましょう。
「ノエル(Noël)」はクリスマスという意味のフランス語
「ノエル(Noël)」はフランス語で「クリスマス」という意味の言葉になります。
では詳しく見ていきましょう。
Noël
「クリスマス」や「キリスト生誕祭」という意味の男性名詞になります。
音楽の用語として「クリスマスキャロル」や、話し言葉のなかで「クリスマスプレゼント」という意味でも使います。
「Noël(ノエル)」は、フランス語で「生まれたところの」「出生時の」という意味の単語「natal(ナタル)」と語源が同じであり、ラテン語の「生まれた」という意味の言葉が語源になります。
このため「Noël(ノエル)」は「キリストの誕生日」という意味で使われるようになりました。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
「ノエル(Noël)」に関連するフランス語の言葉
ここではフランス語でクリスマスという意味の言葉「ノエル(Noël)」に関連するさまざまなフランス語の言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
ブッシュドノエル
フランス語で
Bûche de Noël
という表現になります。
「ブッシュドノエル」は、フランスでは馴染みの深いクリスマスケーキになり、切った木や薪を横に倒したような形のケーキになります。
「bûche(ビュッシュ)」は「薪」「たきぎ」という意味の女性名詞の単語になります。
「de(ドゥ)」は、ここでは「〜の」「〜用」という意味の前置詞になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
サンタクロース(ペールノエル)
フランス語で
Père Noël
という表現になります。
「père(ペール)」は「父親」「父」や「神父」「父なる神」という意味の男性名詞の単語になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
クリスマスイヴ
フランス語で
La veille de Noël
という表現になります。
「veille(ヴェイユ)」は、ここでは「前日」という意味の女性名詞になり、他に「覚醒」や「目覚めている状態」や「監視」「夜警」という意味でも使う単語です。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
メリークリスマス
フランス語で
Joyeux Noël
という表現になります。
「joyeux(ジョワイユ)」は「楽しい」「嬉しい」「愉快な」「陽気な」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞の「Noël(ノエル)」が男性名詞であるため、男性形になっています。
【形容詞 joyeuxの変化と使い分け】
- joyeux(ジョワイユ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- joyeuse(ジョワイユーズ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なるので文章と会話で変化に注意して使いましょう。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
⬇️joyeuxの発音の確認はこちら⬇️
⬇️joyeuseの発音の確認はこちら⬇️
クリスマスカード
フランス語で
carte de Noël
という表現になります。
「carte(カルトゥ)」は、ここでは「ハガキ」「カード」という意味になり、他にカード形式の「証明書」「名刺」や「地図」「トランプ」という意味の女性名詞の単語になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
クリスマスツリー
フランス語で
Sapin de Noël
という表現になり、「クリスマスのもみの木」という意味でも使います。
「sapin(サパン)」は「もみの木」「モミ材」「モミ」という意味の男性名詞になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
フランス語でクリスマスという意味の言葉「ノエル(Noël)」のまとめ
ここではフランス語で「クリスマス」という意味の言葉「ノエル(Noël)」について紹介をしてきました。
フランスでは「クリスマス」は、家族で集まって過ごすとても大切なイベントであり、日本の年末年始のようなイベントと捉えるのが近いかもしれません。
そのため、フランス人と会話をするとき、クリスマスに関連する言葉の意味や表現はしっかりと覚えておくことが重要なので、ぜひ覚えて会話で使えるようにしていきましょう。