「ジュテーム(Je t’aime)」とはフランス語でどんな意味なのか?
ここではフランス語の愛情表現の言葉である「ジュテーム(Je t’aime)」について詳しく紹介し、解説をしていきます。
また、ジュテームに関連する表現やジュテームを使った愛情表現の言葉や、ジュテームと言われたときの返事の言葉についても紹介していきますので、楽しみながら学んでいきましょう。
フランス語で「ジュテーム(Je t’aime)」は「愛してる」と伝える愛情表現の言葉
「ジュテーム(Je t’aime)」という言葉を一度は聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
「ジュテーム(Je t’aime)」は、フランス語で「愛してる」「大好きだよ」という気持ちを伝える愛情表現の言葉になります。
では「ジュテーム(Je t’aime)」について詳しく見ていきましょう。
Je t’aime
「je(ジュ)」は「私は」という意味の一人称代名詞になり、英語の「I」と同じ意味の単語になります。
「t’aime(テェム)」は、「te(トゥ)」と「aime(エム)」の組み合わせになり、ここでは「te(トゥ)」の直後の単語「aime(エム)」の語頭が母音であるため、エリズィヨンになり「t’aime(テェム)」の形に変化しています。
「te(トゥ)」は「君を」「おまえを」という意味の二人称代名詞で、親しい間柄の相手に対して使う単語になり、英語の「you」と同じ意味の単語になります。
「aime(エム)」は「aimer(エメ)」が原形になり、「(人)を愛する」「〜が好き」という意味の動詞になり、英語の「love」と同じ意味の単語になります。
⬇️「ジュテーム(Je t’aime)」の正しい発音⬇️
フランス語の「ジュテーム」と「モナムール」の意味の違い
ここではフランス語の愛情表現の言葉である「ジュテーム(Je t’aime)」と「モナムール(mon amour)」の意味の違いについて紹介し、解説をしていきます。
「モナムール(mon amour)」は「私の愛しい人」「私の恋人」という意味になります。
mon amour
「mon(モン)」は「私の」という意味の一人称の所有を表す形容詞になります。
「amour(アムール)」は「愛しい人」「愛する人」「恋人」や「愛情」「愛」という意味の男性名詞の単語になります。
主に恋人同士や夫婦が、彼氏や彼女、夫や妻へ呼びかけるときに使う表現になるため、日本語にしたときは「ねえ、あなた」や、良い意味で「おまえ」という意味合いになります。
⬇️「モナムール(mon amour)」の正しい発音⬇️
「ジュテーム(Je t’aime)」を使ったフランス語の愛情表現
ここでは「ジュテーム(Je t’aime)」を使ったフランス語の愛情表現について厳選をして紹介し、解説をしていきます。
すごく好きです
フランス語で
Je t’aime beaucoup
という表現になり、友人として「すごく好きです」「とても好きです」という意味で使います。
この表現は恋人や夫婦だけでなく、子供が母親や父親に気持ちを伝えたり、友達同士で気持ちを伝えるときに使える表現になります。
例えば、好きな異性に告白をして、その返事として「Je t’aime beaucoup(ジュ テェム ボクゥ)」と言われたら、この言葉には「友達として好きだけど恋人としては考えられません」という意味がこもっているので注意しましょう。
「beaucoup(ボクゥ)」は「とても」「大変」「すごく」という意味の福祉になり、英語の「much」や「many」と同じ働きの単語になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
心から愛しています
フランス語で
Je t’aime de tout mon cœur
という表現になります。
この表現は好きな恋人や妻や夫に気持ちを込めて使う表現になりますが、自分の子供や両親に対して気持ちを伝えるときに使っても違和感がない表現になります。
「tout(トゥ)」は「〜すべて」「すべて」「全部」という意味の形容詞の単語になり、英語の「all」と同じ意味の単語になります。
「cœur(クュール)」は、ここでは「心」「本心」や異性への「愛情」という意味の男性名詞の単語になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
他の誰よりもあなたを愛してる
フランス語で
Je t’aime comme personne ne t’a jamais aimé
という表現になります。
この表現を日本語に直訳すると「私はあなたを愛しています。他の誰も愛したことがないほどに」という意味になり、「あなたのことを愛する人は過去何人もいただろうが、その誰にも負けないくらい私はあなたを愛している」という気持ちを伝える表現になります。
「comme personne(コォンム ペルソンヌ)」で「他の誰よりも」「この上なく」「誰にもまして」という意味になります。
「jamais(ジャメ)」は、ここでは「ne(ヌ)」とともに使われているため「一度も〜ない」「決して〜ない」という意味になります。
「aimé(エメ)」は「aimer(エメ)」が原形になり、人など「〜を愛する」という意味の動詞になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
「ジュテーム(Je t’aime)」への返事の表現
ここでは「ジュテーム(Je t’aime)」に対するフランス語での返事の表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて紹介し、解説をしていきます。
ジュテームモワノンプリュ(愛してる、私も)
フランス語で
Je t’aime, moi non plus
という表現になります。
「Moi non plus(モワ ノン プリュ)」で「私も」という意味になり、「〜 non plus(ノン プリュ)」で「〜もまた」という意味の表現になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
私も愛してる
フランス語で
Je t’aime aussi
という表現になります。
「aussi(オゥスィ)」は「〜もまた」「〜と同じくらい」「〜と同様に」という意味の副詞の単語になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
フランス語の愛情表現の言葉「ジュテーム(Je t’aime)」のまとめ
ここでは「ジュテーム(Je t’aime)」というフランス語の愛情表現の言葉について紹介をしてきました。
「ジュテーム(Je t’aime)」は、大好きな人に自分の気持ちを伝える言葉になので、使う機会や使う人は限られてくると思いますが、このような愛情表現の言葉を使うことができる相手がいるということは、フランス語をマスターする上で素晴らしい環境にいると思います。
細かなニュアンスの違いも一緒に覚えて、大切な恋人や友人、家族に、自分の気持ちを伝えていきましょう。