「アンシャンテ(Enchanté)」の意味はフランス語でどんな言葉?
ここでは「アンシャンテ(Enchanté)」というフランス語の言葉について詳しく解説していきます。
「アンシャンテ(Enchanté)」という言葉を聞いたことがある、見たことがあるという方も多くいるのではないかと思います。
実際に日本のレストランの名前や喫茶店の店名、会社の名前で使われおり、よく目にする人にとっては馴染みのある言葉になっているかも知れません。
しかし聞いたことがあり、見たことがあったとしても、「アンシャンテ(Enchanté)」がどんな意味の言葉なのか、どんなときに使うのかまでは知らない、という方も意外に多いのではないかと思います。
ここでは「アンシャンテ(Enchanté)」について、どんな意味があり、どんな場面で使う言葉なのかを紹介していきますので、しっかりと覚えて、使えるようにしていきましょう。
「アンシャンテ」はフランス語で初対面の人への大切な挨拶の言葉
ここからは初対面でよく使うフランス語の言葉「アンシャンテ」について、詳しく見ていきましょう。
Enchanté
または
Enchantée
「はじめまして」という初対面の相手への挨拶としてよく使われ、同じく初対面でよく使う挨拶として「ボンジュール(Bonjour)」があります。
「Enchanté(アンシャンテ)」は、最も一般的で使えるシーンの多い挨拶の言葉です。
プライベートで初対面の人に会ったとき、仕事で初対面の人に会ったときに礼儀正しさを持ったまま、親しさが伝わる言葉になり、誰に対してもどんな場面でも失礼のない挨拶の言葉になります。
また、「〜がとても嬉しい」「〜にとても満足している」や「魔法にかけられた」という意味でも使う形容詞になります。
2つの形の使い分け方は以下の通りになります。
【形容詞 enchantéの変化と使い分け】
- enchanté(アォンシャンテ) 男性形 男性名詞を修飾するときに使う形
- enchantée(アォンシャンテ) 女性形 女性名詞を修飾するときに使う形
⬇️発音の確認はこちら⬇️
「アンシャンテ」と「サリュ」の違いと使うタイミングは?
ここでは「アンシャンテ(enchanté)」と「サリュ(salut)」の言葉の意味と使う場面や使っても良い相手の違いについて、詳しく紹介していきます。
Salut
会話の中で友達や仕事仲間など気心が知れた関係の相手に対して「こんにちは」「おはよう!」「やあ」という意味の砕けた挨拶や、「じゃあね!」「またね!」「バイバイ」という別れ際の挨拶としてよく使います。
「Salut(サリュ)」はかなり砕けた挨拶の言葉になるので、初対面の相手や上司など目上の方に使うことはない言葉です。
また、「挨拶」「会釈」や「救い」「救済」、また皮肉的な意味での断りの言葉で「ごめんだよ」「結構だね」という意味で使う男性名詞の言葉でもあります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
まとめると「アンシャンテ」と「サリュ」の挨拶の違いは以下のようになります。
【「アンシャンテ」と「サリュ」の挨拶の違い】
- アンシャンテ 初対面の挨拶としてどんな相手、どんな場面でも使える一般的な挨拶
- サリュ 気心が知れた友達や仕事仲間との間でよく使うくだけた挨拶
このような違いがあります。
しっかりと理解して、正しい場面で正しい使い方ができるように身につけていきましょう
初対面のフランス語の挨拶「アンシャンテ」のまとめ
ここではフランス語の「アンシャンテ」という初対面の挨拶として最もよく使う言葉について詳しく紹介してきました。
「アンシャンテ」という言葉について、どんなときに使う言葉なのか、どんな相手に使う言葉なのか、使い方がわからずモヤモヤしていた方もはっきりと理解でき、自信を持って使えるようになったと思います。
また「サリュ」という言葉とどう違うのか、はっきりと理解いただけたと思います。
「アンシャンテ」も「サリュ」もよく使う言葉なので、それぞれの挨拶の言葉の意味だけでなく、使えるシーンや使える相手、どんなニュアンスで使うのか、しっかりと覚えて身につけていきましょう。