フランス語で「虹色」や「虹」を表す単語やフレーズ、その発音と読み方とは?
ここではフランス語で「虹」や「虹色」を表す単語、またさまざまなフレーズについて紹介していきます。
フランス語で「虹」に関連する単語は2つがあります。
【「虹」に関連するフランス語の単語】
- arc-en-ciel(アルカンシエル) 「虹」を表すときに最もよく使われる単語
- irisé(イリゼ) 「虹色の」という色を表すときに使われる単語
「虹」を表すフランス語として一番よく知られており、よく使われているのは「arc-en-ciel(アルカンシエル)」ですが、「irisé(イリゼ)」という単語があることも覚えておくと便利です。
フランス語で「虹色」や「虹」を表す単語とその発音や読み方
ここではフランス語で「虹色」や「虹」を表す「アルカンシエル」という単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
虹①
フランス語で
arc-en-ciel
という男性名詞の単語になり、「虹色」を表すときにも使われます。
「arc(アルク)」は「弓」や「弧」「アーチ」という意味の男性名詞、「ciel(スィエル)」は「空」「天」という意味の男性名詞の単語になります。
そのまま翻訳すると「空にかかるアーチ」という表現になります。
「arc-en-ciel(アルク オン スィエル)」を「虹」という単語として使うとき、各単語の間の「-」は必須になります。
また、発音をカタカナで表記すると「arc-en-ciel(アルク オン スィエル)」となりますが、実際に発音するときには「arc-en-ciel(アルクォンスィエル)」となります。
これは語末の子音とその直後の単語の語頭の母音がくっついて発音されるためで、フランス語では「enchaînement(アンシェヌマン)」と呼ばれる現象です。
「enchaînement(アンシェヌマン)」は「連鎖」「連続」「つながり」という意味があり、発音で「enchaînement(アンシェヌマン)」が働くのは、子音で終わった単語の直後の単語の語頭が母音で始まることが原則になります。
ここでは「arc(アルク)」の語末が子音「c」、「en(オン)」の語頭「e」が母音であるため、このルールが当てはまります。
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虹②
フランス語で
l’arc-en-ciel
という単語になります。
「arc-en-ciel(アルクォンスィエル)」に定冠詞「le(ル)」が付いた形で、「le(ル)」の直後の単語「arc(アルク)」が母音から始まるため、エリズィヨンとなって「l’arc-en-ciel(ラルクォンスィエル)」となります。
「le(ル)」は男性名詞に付く定冠詞になり、特定されるものを伝えるときに付き、ここでは目の前にあるもの、すでに会話の中で話題に上がっているものや世界で一つしかないものを表現するときに使います。
ここでは目の前に出ている「虹」を表すときや、会話の話題に上がっている「虹」を表すときに「l’arc-en-ciel(ラルクォンスィエル)」を使います。
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虹色の①
フランス語で
arc-en-ciel
という形容詞の単語になり、修飾する名詞が男性名詞か女性名詞かに関係なく変化はしません。
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虹色の②
フランス語で
irisé
という単語になります。
【形容詞 iriséの変化と使い分け】
- irisé(イリゼ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- irisée(イリゼ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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虹色に輝かせる
フランス語で
iriser
という動詞の単語になります。
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虹色に輝く
フランス語で
s’iriser
という動詞の単語になり、「虹色になる」という表現でも使われます。
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虹色の輝き
フランス語で
irisation
という女性名詞の単語になり、「玉虫色の輝き」という表現としても使われます。
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「虹」に関連するフランス語の単語とさまざまなフレーズ
ここではフランス語で「虹」という言葉に関連したフレーズや、「虹」を表す単語を使ったさまざまなフレーズについて、日本語の翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
虹の7色
フランス語で
les sept couleurs de l’arc-en-ciel
という表現になります。
「sept(セット)」はここでは「7つ」という名詞、「couleur(クゥルール)」はここでは「色」「カラー」という意味の女性名詞の単語になり、「sept couleurs(セット クゥルール)」で「7色」という表現になります。
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虹彩(こうさい)
フランス語で
iris
という男性名詞の単語になり、他に「あやめ」という花を表すときにも使われます。
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虹色の光
フランス語で
lumière irisée
という表現になります。
「lumière(ルミエール)」はここでは「日光」や「光」という意味の女性名詞の単語になります。
形容詞「irisé(イリゼ)」が修飾する名詞の「lumière(ルミエール)」は女性名詞であるため、女性形の「irisée(イリゼ)」に変化しています。
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ニジマス
フランス語で
arc-en-ciel
という単語になります。
英語では「Rainbow Trout」という表現、日本語の漢字では「虹鱒」という表現になります。
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虹が出ている
フランス語で
Il y a un arc-en-ciel
という表現になります。
「il y a(イリ ヤ)」はここでは「〜がある」という動詞の意味があり、ここでは「虹がある」という表現で使われています。
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月の虹
フランス語で
arc-en-ciel de lune
という表現になります。
「lune(リュンヌ)」は天体の「月」を表す女性名詞の単語になります。
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フランス語で「虹」や「虹色」を表す単語やフレーズのまとめ
ここではフランス語で「虹」や「虹色」を表す単語やさまざまなフレーズについて紹介してきました。
フランス語で「虹」や「虹色」を表す単語は「arc-en-ciel(アルカンシエル)」と「irisé(イリゼ)」の2つがあり、よく使われるのは「arc-en-ciel(アルカンシエル)」です。
「虹」を表す単語は2つのあることも一緒に覚えて使ってみましょう。