フランス語で「疲れた」という意味の単語や関連する表現の読み方と発音、意味とは?
フランス語で「疲れた」という意味の単語や、その単語を使って「疲れた」「疲れている」と伝えるさまざまな表現について紹介していきます。
本当はとても疲れていて休みたいのに、なかなか相手が察してくれない、または「疲れた」と正しく伝えるためのフレーズがわからないためにとても大変な思いをしてしまうことがあるかもしれません。
そんなときに役立つ単語やフレーズについて紹介していきますので、しっかりと覚えて自信を持って使えるようにしていきましょう。
「疲れた」という意味のフランス語の単語の読み方と発音
ここではフランス語で「疲れた」と表現するときに使うさまざまな単語について、日本語の読み方からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて紹介し、解説をしていきます。
疲れた
フランス語で
fatigué
と
fatiguée
という形容詞になり、他に「うんざりした」や服や物などが「使い古した」や人の体調などが「具合が悪い」という意味でも使います。
2つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【形容詞 fatiguéの変化と使い分け】
- fatigué(ファティゲェ) 男性形 男性が主語になり「疲れた」と表現するときの形
- fatiguée(ファティゲェ) 女性形 女性が主語になり「疲れた」と表現するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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疲れ
フランス語で
fatigue
という女性名詞になり、「疲労」という意味や古い言い方では「気苦労」「心労」という意味でも使う単語になります。
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疲れる①
フランス語で
fatigant
と
fatigante
という形容詞になり、仕事などをして「くたびれる」「疲れる」という意味の他に、面倒な人やつまらない話などが「うんざりさせる」という意味でも使います。
2つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【形容詞 fatigantの変化と使い分け】
- fatigant(ファティガォン) 男性形 男性が主語になり「疲れる」と表現するときの形
- fatigante(ファティガォーントゥ) 女性形 女性が主語になり「疲れる」と表現するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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疲れる②
フランス語で
crevant
と
crevante
という形容詞になり、他に「ひどく滑稽な」や「とても骨の折れる」という意味でも使われ、主に会話など話し言葉で使う単語になります。
2つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【形容詞 crevantの変化と使い分け】
- crevant(クルヴァォン) 男性形 男性が主語になり「疲れる」と表現するときの形
- crevante(クルヴァォーントゥ) 女性形 女性が主語になり「疲れる」と表現するときの形
男性形と女性形でスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使っていきましょう。
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疲れさせる
フランス語で
fatiguer
という動詞になり、「〜を疲れさせる」や「〜を悩ませる」「うんざりさせる」や機械の調子や体の器官など「〜を傷める」という意味でも使う単語になります。
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疲れ果てた
フランス語で
épuisé
と
épuisée
という形容詞になり、「疲れ切った」という意味や、店の商品などが「売り切れの」「品切れの」や、「蓄えが底を尽いた」という意味でも使います。
「疲れた」よりもさらに疲労した状態、疲れ果てた状態を表すときに使う単語になります。
2つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【形容詞 épuiséの変化と使い分け】
- épuisé(エピュイゼェ) 男性形 男性が主語になり「疲れ果てた」と表現するときの形
- épuisée(エピュイゼェ) 女性形 女性が主語になり「疲れ果てた」と表現するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章の中で使うときに変化に注意して使いましょう。
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ひどく疲れる
フランス語で
épuisant
と
épuisante
という形容詞になり、仕事などで「とても疲れる」「ぐったりさせる」という意味でも使う単語になります。
また、非常に疲れる仕事や努力、運動であることを強調する比喩的な役割で使うこともあります。
2つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【形容詞 épuisantの変化と使い分け】
- épuisant(エピュイザォン) 男性形 男性が主語になり「とても疲れる」と表現するときの形
- épuisée(エピュイザォーントゥ) 女性形 女性が主語になり「とても疲れる」と表現するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章の中で使うときに変化に注意して使いましょう。
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疲労困憊
フランス語で
épuisement
という男性名詞になり、「消耗」「衰弱」や水や資源などの「枯渇」、商品などが「売り切れ」、備蓄などを「使い果たすこと」という意味でも使う単語になります。
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疲労困憊させる
フランス語で
épuiser
という動詞になり、「〜をクタクタに疲れさせる」「〜をうんざりさせる」や蓄えなどを「使い果たす」という意味でも使う単語になります。
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疲れ果てる
フランス語で
s’épuiser
という動詞になり、「ぐったりする」「くたくたに疲れる」や備蓄や貯蓄など蓄えていたものが「底をつく」「尽きる」という意味になります。
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フランス語で「疲れた」と表現するフレーズの読み方と発音、意味
ここでは普段の会話の中などで「疲れた」とフランス語で伝えるフレーズについて、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
私はとても疲れた
フランス語で
Je suis très fatigué
という表現になります。
「Je(ジュ)」は「私は」という意味の1人称の人称代名詞になります。
「suis(スュイ)」は「être(エトル)」が原形の「〜である」「〜の状態にある」「〜だ」という意味の動詞になり、英語のbe動詞と同じ働きになります。
「très(トレ)」は「とても」「非常に」という意味の副詞になり、英語の「very」と同じ意味、働きの単語になります。
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今日は疲れた
フランス語で
Je suis fatiguée aujourd’hui
という表現になります。
「aujourd’hui(オゥジュールデュイ)」は「今日」「本日は」「現在では」という意味の副詞になります。
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ヘトヘトに疲れた
フランス語で
Je suis épuisé
という表現になります。
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私は少し疲れています
フランス語で
Je suis un peu fatigué
という表現になります。
「un peu(アン プゥ)」または「peu(プゥ)」は、「少し」「多少」や、特に会話の中では「ちょっと」「少々」という意味で使う副詞にになります。
また会話の成句で「Un peu !(アン プゥ)」と使うときは、前の会話の内容に強く同意を示すときに「もちろん!」という意味になります。
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疲れましたか?
フランス語で
êtes vous fatigué?
という表現になります。
「vous(ヴゥ)」は「あなた」「君たち」「あなたがた」という意味の2人称複数形の人称代名詞になり、目の前にいる1人の相手を「あなた」と丁寧に表現するときに使うこともある単語です。
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精神的疲労
フランス語で
fatigue intellectuelle
という表現になります。
「intellectuelle(アンテレクテュエル)」は「知的な」「知能の」や「聡明な」「知性の高い」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「fatigue(ファティグ)」が女性名詞であるため、女性形の形になっています。
【形容詞 intellectuelの変化と使い分け】
- intellectuel(アンテレクテュエル) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- intellectuelle(アンテレクテュエル) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章中で使うときに変化に注意しましょう。
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⬇️intellectuelの発音の確認はこちら⬇️
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フランス語で「疲れた」という意味の単語や表現のまとめ
ここでは「疲れた」という意味のフランス語の単語や、「疲れた」「疲れている」状態を伝えるさまざまな表現について紹介してきました。
とても疲れているにもかかわらず、相手にそれを伝えるための言葉がわからずに大変な思いをしないよう、ここで紹介している単語やフレーズを覚えて、相手とより良いコミュニケーションを取れるようにしていきましょう。