「冬」はフランス語でどんな単語?関連する言葉とその意味とは?
ここではフランス語で「冬」を表現する単語やフレーズ、また「冬」にまつわるさまざまな表現やフレーズについて紹介していきます。
「冬」にフランスに旅行をする人は少なく、「冬」に関連する言葉を使う機会は少ないかもしれません。
しかし「冬」のフランスは見所が数多くあり、旅行をするには良い季節であるかもしれません。
【冬のフランスの見所】
- 街中のクリスマスイルミネーションとデコレーション
- 大型百貨店のクリスマスツリー
- クリスマスマーケット
- とても美味しいワインやカキが楽しめる
- 新年の大型バーゲンセール
冬に訪れるフランスも通好みでとても楽しいと思います。
ここで紹介する「冬」を表す単語やフレーズを覚えて、冬のフランス旅行を最高に楽しんでください。
フランス語で「冬」を表現する単語とその発音、読み方
ここでは「冬」を表現するフランス語の単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、単語やフレーズの発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
冬
フランス語で
hiver
と
l’hiver
という男性名詞の単語になり、英語では「winter」と同じ意味の単語になります。
「l’hiver(リヴェール)」は定冠詞「le(ル)」が母音により省略され「l’」となっています。
定冠詞は、すでに知られているものや先の会話でお互いの認識の中で特定できるものなど、特定されるものとして表現するときに付くので、会話や文章中で必要に応じて使っていきましょう。
⬇️hiverの発音の確認はこちら⬇️
⬇️l’hiverの発音の確認はこちら⬇️
冬に
フランス語で
en hiver
という表現になります。
会話や文章表現の中で、時期を特定して「冬に」と伝えたいときに使われる表現になります。
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ある冬
フランス語で
un hiver
という表現になります。
「un(アン)」は不定冠詞で、会話や文章中で特に時期を特定せず「ある冬」や「冬に」と表現するときに使われます。
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この冬に
フランス語で
cet hiver
という表現になります。
「cet(セット)」は「この」「その」という意味となり、「この夏」や「今年の夏」という直近で訪れる「夏」を表現するときに使われます。
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この前の冬に
フランス語で
l’hiver dernier
という表現になります。
「dernier(デルニェ)」はここでは「この前の」という意味となる形容詞で、直近訪れた「冬」を表すときに使われます。
「去年の冬」という意味でも使われます。
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この次の冬に
フランス語で
l’hiver prochain
という表現になります。
「prochain(プロシャン)」は「この次の」「今度の」という意味の形容詞で、直近で訪れる次の「冬」を表すときに使われます。
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冬の
フランス語で
hivernal
という形容詞の単語になり、修飾する名詞の性によって下記のように使い分けをします。
【形容詞 hivernalの変化と使い分け】
- hivernal(イヴェルナル) 男性形 修飾する名詞が男性名詞のときの形
- hivernale(イヴェルナル) 女性形 修飾する名詞が女性名詞のときの形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに変化に気をつけましょう。
⬇️hivernalの発音の確認はこちら⬇️
⬇️hivernaleの発音の確認はこちら⬇️
雪
フランス語で
neige
という女性名詞の単語になります。
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冬季
フランス語で
saison des neiges
という表現になります。
「saison(セゾン)」は「季節」という意味の単語となり、そのままの意味は「雪の季節」という表現となります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
フランス語で「冬」に関連するさまざまなフレーズ
ここではフランス語で「冬」に関連するさまざまなフレーズや「冬」の寒さを表現するフレーズについて、日本語の翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
冬休み
フランス語で
vacances d’hiver
という表現となります。
「vacance(ヴァコンス)」は「休暇」という意味の単語です。
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冬の観光地
フランス語で
station d’hiver
という表現になります。
「station(スタスィヨン)」はここでは「リゾート」「観光地」という意味の単語になります。
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ウインタースポーツ①
フランス語で
sports d’hiver
という表現になります。
「sport(スポール)」は「スポーツ」「競技」という意味の単語です。
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ウインタースポーツ②
フランス語で
sport de la neige
という表現も使われます。
「neige(ネージュ)」は「雪」という意味となり、「雪のスポーツ」という表現になります。
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厳冬
フランス語で
hiver rigoureux
という表現になります。
「rigoureux(リグロォゥ)」はここでは「(気候などが)厳しい」という意味の単語で、寒さなどが厳しい冬を表すときに使われます。
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暖冬
フランス語で
hiver doux
という表現になります。
「doux(ドゥー)」はここでは「(気候が)温暖な」「暖かい」という意味の単語になり、通常より暖かい冬を表すときに使われます。
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冬眠①
フランス語で
sommeil hivernal
という表現になります。
「sommeil(ソメイユ)」は「睡眠」「眠り」という意味の単語となり、そのまま翻訳をすると「冬の睡眠」という意味となり、「冬眠」を表すときに使うフレーズになります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
冬眠②
フランス語で
hibernation
という単語になり、「冬眠状態」を表現するときにも使われます。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
真冬の寒さ
フランス語で
hiver froid
という表現になります。
「froid(フロワ)」はここでは「寒さ」「寒気」という意味の単語になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
寒波
フランス語で
vague de froid
という表現になります。
「vague(ヴァーギュ)」はここでは「波」という意味になり、「vague de froid(ヴァーギュ ドゥ フロワ)」で気象用語として「寒波」を表すときに使われています。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
今朝はなんて寒いんだ!
フランス語で
Quel froid, ce matin !
という表現になります。
「quel(クゥェル)」はここでは「なんと〜なんだ!」という意味の感嘆文に使われる単語です。
英語の「what」の「なんと〜なんだ!」という使い方と同じになります。
「matin(マタン)」は「朝」「午前中」という意味の単語となり、「ce matin(ス マタン)」で「この朝」という意味になります。
英語の「this morning」と同じフレーズになります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
フランス語で「冬」を表現する単語やフレーズのまとめ
ここではフランス語で「冬」を表す単語やフレーズ、また「冬」に関連するさまざまなフレーズについて紹介をしてきました。
フランスの冬の期間は、11月中旬から2月いっぱいくらいまでになり、10月の最終日曜日から翌年3月の最終日曜日まで冬時間となり、サマータイムから1時間戻した生活になります。
また、昼間の時間が日本より短く、8時半くらいに日が昇り、日没が16時半くらいにるため、冬に旅行でフランスを訪れる人というのは、夏に比べて少ないのではないかと思います。
実は冬のフランスにはイルミネーションや大きなクリスマスツリー、クリスマスマーケットから新年の大きなバーゲンセールと、見所や楽しめる場所がとてもたくさんあります。
冬のフランスの魅力を少しでも知っていただき、冬のフランスを楽しむ上で、ここで紹介している単語やフレーズを覚えることがきっかけとなり、少しでも助けになれば嬉しいです。