「頑張って」とフランス語で伝えるフレーズや「頑張って」に関連する言葉の読み方と発音、意味とは?
ここではフランス語で「頑張って!」と友人や家族、同僚、その他の人々に声をかけたいときに使える表現について紹介をしていきます。
フランス語で「頑張って!」や「がんばれ!」と伝えるときによく使う表現は下記3つがあります。
【フランス語で「頑張って!」と伝える代表的な3つの表現】
- Bon courage(ボン クゥラージュ)
- Bon chance(ボン シャォーンス)
- Bon continuation(ボン コンティニュアスィヨン)
それぞれの表現の細かいニュアンスや使うのに適切な場面は次の部分で紹介しますが、まずはこの3つを覚えておきましょう。
フランス語で「頑張って」と伝えるフレーズの読み方と発音
ここでは「頑張って!」とフランス語で伝えるときに使う表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
頑張って①
フランス語で
Bon courage
という表現になり、「頑張ってね!」と伝えるとき、また友達や同僚との別れ際に「じゃあまた!」というニュアンスでも使う会話のフレーズになります。
「bon(ボン)」は「よい」「優れた」「楽しい」「幸せな」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「courage(クゥラージュ)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 bonの変化と使い分け】
- bon(ボン) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- bonne(ボンヌ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
「courage(クゥラージュ)」は「勇気」「気力」「熱意」という意味の男性名詞の単語になります。
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頑張って②
フランス語で
Bonne chance
という表現になり、「頑張ってね!」や「幸運を!」という意味でも使う会話のフレーズになります。
「bonne(ボンヌ)」は「よい」「素晴らしい」「優れた」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「chance(シャォーンス)」が女性名詞であるため、女性形の形になっています。
「chance(シャォーンス)」は「運」「幸運」「つき」という意味の女性名詞の単語になります。
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頑張って③
フランス語で
Bonne continuation
という表現になり、「これからも頑張ってください!」「これからも続けてください」「引き続きよろしくね!」というニュアンスで使う会話のフレーズになります。
「continuation(コンティニュアスィヨン)」は「続行」「継続」という意味の女性名詞の単語になります。
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がんばれ!
フランス語で
Du courage!
という表現になり、「しっかりしろ!」という意味でも使う会話のフレーズになり、主に危機に瀕している人や困難に直面している人、壁にぶち当たって悩んでいる人を励ましたりする場面で使います。
また、「Courage!(クゥラージュ)」だけでも同じ意味のフレーズとして使います。
「du(デュ)」は部分冠詞の男性形になり、「courage(クゥラージュ)」が男性名詞であるためこの形になっています。
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「頑張って」に関連するフランス語の言葉の読み方と発音、意味
ここではフランス語で「がんばって」という言葉に関連する表現やフレーズについて、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
仕事頑張って
フランス語で
Bonne chance avec ton travail
という表現になります。
「avec(アヴェク)」は、ここでは関与を表す「〜に関して」「〜について」という意味の前置詞になり、英語の「with」と同じ働きの単語になります。
「ton(トン)」は「君の」「あなたの」という意味の所有を表す形容詞で、英語の「your」と同じ意味の単語になります。
「travail(トラヴァイユ)」は「仕事」「労働」や「作業」「職」という意味の男性名詞の単語になります。
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頑張ったね
フランス語で
Tu as fait de ton mieux
という表現になります。
「fait(フェ)」は「faire(フェール)」が原形の動詞になり、「〜 A de B」の形で「BをAにする」という意味になります。
「mieux(ミユ)」は、ここでは物事や事態が「より好ましい」「より優れた」という意味の形容詞になります。
このフレーズを直接翻訳すると「あなたは最高になった」「あなたは自分のやるべきことをよくやったね」という意味になり、これは本人の努力や頑張りによって今の結果や状態を手に入れた、ということで、「頑張ったね!」「よくやったね!」という意味で使います。
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頑張る
フランス語で
je ferai de mon mieux
という表現になり、「頑張ります!」という意味でも使われ、「最善を尽くします」というニュアンスのフレーズになります。
「je(ジュ)」は「私」という意味の人称代名詞になります。
「ferai(フゥレ)」は「faire(フェール)」が原形の動詞になり、「〜 A de B」の形で「BをAにする」という意味になります。
「mon(モン)」は「私の」という意味の所有を表す形容詞になります。
このフレーズを直接翻訳すると、「私は私の最高になります」「私は私の最善を尽くします」という意味になり、何かに取り組む前や意気込みを聞かれたときに「頑張ります!」「ベストを尽くして頑張ります!」という意味で使われます。
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応援してます
フランス語で
Je t’encourage
という表現になり、「頑張ってください」というニュアンスで使うフレーズになります。
「je(ジュ)」は「私」という一人称の人称代名詞になります。
「t’encourage(トォンクゥラージュ)」は、「te + encourage」の組み合わせになり、エリズィヨンが発生して「t’encourage(トォンクゥラージュ)」の形になっています。
「te(トゥ)」は「君を」「君にとって」「君のために」という意味の二人称の人称代名詞になります。
「encourage(アォンクゥラージュ)」は「encourager(アォンクゥラジェ)」が原形の動詞で、「〜を励ます」「〜を勇気づける」という意味の単語になります。
このフレーズをそのまま翻訳すると、「私は君を励まします」という意味になり、会話の中で「私は君のこと応援していますよ」というニュアンスで使います。
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頑張ります
フランス語で
je peux mieux faire
という表現になります。
「peux(プゥ)」は「pouvoir(プヴォワール)」が原形の動詞になり、ここでは可能を表す「〜することができる」「〜できる」という意味になります。
このフレーズを直接翻訳すると、「私はよりよくすることができる」「私は最高にできる」という意味になり、会話の中で「頑張ります!」と意気込みを伝えるときに使います。
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頑張っている
フランス語で
Je travaille dur
という表現になり、「仕事を頑張っている」「頑張って働いている」「勉強を頑張っている」という意味で使います。
「dur(デュール)」はここでは「よく耐える」「強い」「苦しい」という意味の形容詞になります。
「travaille(トラヴァイユ)」は「travailler(トラヴァイエ)」が原形の動詞になり、「仕事をする」「働く」「勤務する」という意味になります。
このフレーズを直接翻訳すると「私は仕事に耐えている」という意味になり、会話の中で「きついけど仕事頑張ってます」というニュアンスで使います。
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もっと頑張れ
フランス語で
Fais de ton mieux
という表現になります。
「fais(フェ)」は「faire(フェール)」が原形の動詞になり、ここでは結果や成果など「〜を生み出す」や職業や学業など「〜をする」「〜を修める」という意味になります。
このフレーズをそのまま翻訳すると「君の最高の結果を出しなさい」「あなたのベストを出しなさい」という意味になり、会話の中で相手にもっと実力を発揮して欲しくて鼓舞するような場面で使います。
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頑張ろう
フランス語で
Faisons de notre mieux
という表現になります。
「faisons(フゥェゾン)」は「faire(フェール)」が原形の動詞になり、ここでは結果や成果など「〜を生み出す」や職業や学業など「〜をする」「〜を修める」という意味になります。
「notre(ノォトル)」は「私たちの」「我々の」という意味の所有を表す一人称複数の形容詞になります。
このフレーズをそのまま翻訳すると「私たちの最高の結果を出そう」「我々ができることを全てやりましょう」という意味になり、会話の中でチームや仲間同士の結束やモチベーションを上げるために使います。
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フランス語で「頑張って」という表現のまとめ
ここでは「頑張って!」と声をかけたいときに使えるフランス語の表現について紹介してきました。
フランス語で「頑張って!」伝えたいときに使うよく使う表現は下の3つになります。
- Bon courage(ボン クゥラージュ) 応援したり、勇気つけたりするときに使う
- Bon chance(ボン シャォーンス) 応援したり、相手の幸運を祈るときに使う
- Bon continuation(ボン コンティニュアスィヨン) これからも変わらず頑張って欲しいときに使う
それぞれの表現の細かいニュアンスや使うのに適切な場面があります。
そのニュアンスも含めて使い分けられるようになると、より効果的に相手に気持ちが伝わりますので一緒に覚えておきましょう。