「麦」を表すフランス語の単語や関連する表現の読み方と発音、意味とは?
ここではフランス語で「麦」を表す単語や、「麦」に関連するさまざまな表現について紹介をしていきます。
フランスは農業大国として有名であり、農業生産額はEU全体の中で最大の19%を占める国です。
フランスの主要な農産物は小麦になり、その生産量は世界で5位に位置しています。
そして、フランスのカロリーベースでの食料自給率はおよそ129%に達しており、「ヨーロッパのパンかご」と呼ばれるほどでもあります。
ここではフランスの主要な農産物である「麦」を意味する単語や、関連する表現を紹介していますので、しっかりと覚えて使えるようにしていきましょう。
フランス語で「麦」を表す単語の読み方と発音
ここでは「麦」の種類を表すさまざまなフランス語の単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
小麦①
フランス語で
blé
という男性名詞の単語になり、「小麦」や「麦」を表すときによく使う単語になります。
他に「穀物」「穀類」という意味でも使います。
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小麦②
フランス語で
froment
という男性名詞の単語になります。
主に文章や小説の中で「小麦」を表したり、農業学の中で「小麦」と表すときに使う専門の単語になります。
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大麦
フランス語で
orge
という女性名詞の単語になります。
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ライ麦
フランス語で
seigle
という男性名詞の単語になり、「ライ麦粉」という意味でも使います。
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古代小麦
フランス語で
petit épeautre
という表現になります。
「épeautre(エポートル)」は「スペルト小麦」という意味の名詞になります。
「古代小麦」とは、穀物の起源とも言われている麦になり、栄養が豊富であることや香ばしい独特の味わいから、改めて食材として見直されています。
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「麦」に関連するフランス語のさまざまな表現の読み方と発音、意味
ここではフランス語で「麦」に関連するさまざまな表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
小麦粉
フランス語で
farine de blé
という表現になります。
「farine(ファリン)」は、単語単体で「小麦粉」という意味でも使われ、他に「粉」「粉末」という意味でも使う女性名詞になります。
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麦の穂
フランス語で
épi de blé
という表現になります。
「épi(エピ)」は、ここでは麦や稲の「穂」という意味の男性名詞になり、他に毛髪の「逆毛」や「衝立(ついたて)」「パーティション」という意味でも使う単語になります。
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麦畑
フランス語で
champ de blé
という表現になります。
「champ(シャォン)」は「畑」や「範囲」「分野」という意味の男性名詞になり、複数形の「champs(シャォン)」の場合、牧場や畑などを含めて「田園」「野原」「田舎」という意味でも使います。
「champ(s) de 〜」の形の場合、「広場」「〜場」という意味で使います。
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大麦畑
フランス語で
champ d’orge
という表現になります。
「d’orge(ドォルジュ)」は、前置詞「de(ドゥ)」と「orge(オルジュ)」の組み合わせになり、前置詞「de(ドゥ)」の直後の単語の語頭が母音であるため、エリジオンとなり、短縮されて「d’」の形になっています。
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小麦を挽く
フランス語で
moudre de blé
という表現になります。
「moudre(ムゥードル)」は穀物など「〜を細かく砕く」「〜を挽く」「〜を粉にする」という意味の動詞になります。
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蕎麦(そば)
フランス語で
blé noir
という表現になります。
「noir(ノワール)」は「黒い」という意味の形容詞になります。
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フランス語で「麦」を表す単語や関連する表現のまとめ
ここでは「麦」を表すフランス語の単語、「麦」に関わる言葉について紹介してきました。
フランスは、EU内で農業大国として位置しており、その農業生産額はEU全体の中で最も多く、19%を占める国です。
フランスの農業生産物の中でも、特に生産量が多いのは小麦になり、世界の中でも5位に入るほどで、「ヨーロッパのパンかご」と称されるほどでもあります。
ここではフランスの農業生産物の「麦」を意味する言葉や単語、また「麦」に関するさまざまな表現を紹介していますので、しっかりと学んでいきましょう。