「ボンボン(bonbon)」はフランス語でどんな意味の言葉?

マシュマロで作った人形

ここでは「ボンボン(bonbon)」というフランス語の言葉、さらに日本で知られている「ボンボン」という言葉の意味について詳しく紹介していきます。

日本でも「ボンボン」という響きの言葉は、何かの名前や表現の擬音などとして使われることがあります。

ここではフランス語の言葉の「ボンボン(bonbon)」について詳しく説明し、日本での使い方についても簡単に触れていきますので、楽しみながら見ていきましょう。

 

「ボンボン(bonbon)」はフランス語で「キャンディー」という意味

キャンディー

「ボンボン(bonbon)」はフランス語で「キャンディー」という意味になります。

ここから「ボンボン(bonbon)」について詳しくみていきましょう。

bonbonボンボン

「キャンディー」「飴(あめ)」という意味の男性名詞の単語になります。

フランスでは一般的に「飴(あめ)」や「キャンディー」という意味で使いますが、一口で食べられる大きさの砂糖菓子やチョコレートなどを表す総称の言葉としても使います。

日本では「ボンボン」というと、チョコレートの中にウイスキーやリキュールが入った「ウイスキーボンボン」であったり、つまんで一口で食べられる大きさのチョコレート「ボンボン・ショコラ」をイメージする方が多いと思います。

また日本では、お金持ちの家の男の子や息子のことを「ボンボン」と言い、主に関西地方で使われる言葉ですが、今では関西に限らず幅広い年齢の人に知られています。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

「ボンボン(bonbon)」の関連するフランス語の言葉や表現

ハート型のキャンディ

ここでは「ボンボン(bonbon)」に関連するフランス語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。

ドロップ

ドロップ

フランス語で

bonbon anglaisボンボン アォングレ

という表現になります。

ドロップという名前は、オランダの国民的なお菓子の「ドロップ」が語源になっています。

「anglais(アォングレ)」は「英国の」「イギリスの」や「英語の」という意味の形容詞になり、英語で「English」と同じ意味の単語になります。

ここでは修飾する名詞「bonbon(ボンボン)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。

【形容詞 anglaisの変化と使い分け】

  • anglais(アォングレ)    男性形  男性名詞を修飾するときの形
  • anglaise(アォングレーズ)   女性形  女性名詞を修飾するときの形

男性形と女性形で他ののスペル、発音ともに異なりますので注意して使いましょう。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

ボンボンショコラ

ボンボンショコラ

フランス語で

bonbon au chocolatボンボン オゥ ショコラ

という表現になります。

「au(オゥ)」は「〜の」「〜を使った」という意味の前置詞「à」と定冠詞「le」の縮約形になります。

「chocolat(ショコラ)」は「チョコレート」「チョコレート飲料」「チョコレートボンボン」という意味の男性名詞の単語になります。

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ロリポップ(ペロペロキャンディ)

ロリポップキャンディ

フランス語で

bonbon forainボンボン フォラン

という表現になり、お祭りや縁日、カーニバル、遊園地、テーマパークなどで売っている、棒付きの渦巻き模様の丸いキャンディーを表す表現になります。

「forain(フォラン)」は「縁日の」「市の」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「bonbon(ボンボン)」が男性名詞であるため、男性形の形になっています。

【形容詞 forainの変化と使い分け】

  • forain(フォラン)   男性形  男性名詞を修飾するときの形
  • foraine(フォレーヌ)   女性形  女性名詞を修飾するときの形

男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、会話や文章の中で変化に注意して使いましょう。

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キャンディ入れ

フランス語で

bonbonnièreボンボニエール

という女性名詞の単語になります。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

フランス語で「キャンディー」という意味の言葉「ボンボン」のまとめ

この記事ではフランス語で「キャンディー」や「飴(あめ)」という意味の言葉「ボンボン(bonbon)」について紹介してきました。

「ボンボン(bonbon)」は、砂糖やチョコレートでできた一口で食べられるサイズのお菓子のことを表すときに使うフランス語です。

「ボンボン」というと日本ではお菓子だけでなく、お金持ちの息子のことを表す言葉としての方がよく知られています。

簡単で身近な単語でもあるため、フランス語としての意味を覚えておきましょう。

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