「服」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?
ここでは「服」を表すフランス語の単語や、「服」に関連するさまざまなフランス語について紹介していきます。
フランスのパリは、ミラノ、ニューヨーク、ロンドン、東京と並ぶ世界的なファッションの中心地の1つになっています。
また、一点物の高級服をオーダーメイドで縫製(ほうせい)するオートクチュールは1860年代のパリが発祥で、ファッションの発明はこのオートクチュールから始まっていて、ファッションの発祥の街といっても過言ではありません。
ここでは「服」に関連するフランス語の基本的な単語や表現について紹介していきますので、ぜひ覚えていきましょう。
フランス語で「服」を表す単語の読み方と発音
ここでは「服」表すフランス語の単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
服
フランス語で
vêtement
という男性名詞の単語になり、「衣服」、下着なども含む「衣類」という意味でも使います。
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服を着た
フランス語で
vêtu
と
vêtue
という形容詞の単語になります。
また、小説や物語など文章中では、「覆われた」という意味でも使われます。
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服を着る
フランス語で
se vêtir
という動詞の単語になり、「身に着ける」という意味でも使われます。
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「服」に関連するフランス語の表現の読み方と発音、意味
ここではフランス語の「服」に関連するさまざまな表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
紳士服
フランス語で
vêtements d’hommes
という表現になります。
「d’homme(ドォム)」は前置詞「de(ドゥ)」と「homme(オム)」の組み合わせになり、ここでは「de(ドゥ)」の直後の単語の語頭が母音で始まるため、縮約形の「d’」となっています。
「de(ドゥ)」は、ここでは「〜の」という所有の意味を持つ前置詞になります。
「homme(オム)」は「男性」「男」「一人前の男」や、「人」「人間」という意味の男性名詞の単語になります。
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婦人服
フランス語で
vêtements de femmes
という表現になります。
「femme(ファム)」は「女性」「女」や「成人した女性」「一人前の女性」という意味の女性名詞の単語になります。
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フォーマルな服
フランス語で
vêtements habillés
という表現になります。
「habillé(アビィエ)」は「正装をした」「ドレスアップをした」や服が「フォーマルな」「ドレッシーな」という形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞「vêtement(ヴェトゥムォン)」が男性名詞であるため、男性形の形になっています。
【形容詞 habilléの変化と使い分け】
- habillé(アビィエ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- habillée(アビィエ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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普段着
フランス語で
vêtements de tous les jours
という表現になります。
「tous les jours(トゥ レ ジュール)」は「毎日」「いつも」「日常」という意味の表現になります。
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仕事着
フランス語で
vêtements de travail
という表現になります。
「travail(トラヴァィユ)」は「仕事」「作業」「労働」や「職」「働き口」という意味の男性名詞の単語になります。
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冬服
フランス語で
vêtements d’hiver
という表現になります。
「d’hiver(ディヴェール)」は前置詞の「de(ドゥ)」と「hiver(イヴェール)」を組み合わせた単語になり、「de(ドゥ)」は、直後の単語の語頭が母音のため、縮約形の「d’」になっています。
「de(ドゥ)」はここでは「〜の」という意味の前置詞になり、英語の「of」と同じ意味になります。
「hiver(イヴェール)」は「冬」という意味の男性名詞の単語になります。
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夏服
フランス語で
vêtements d’été
という表現になります。
「d’été(デェテ)」は前置詞「de(ドゥ)」と「été(エテ)」の組み合わせになり、ここでは「de(ドゥ)」の直後の単語の語頭が母音のため、縮約形の「d’」になっています。
「été(エテ)」は「夏」という意味の男性名詞の単語になります。
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可愛い服
フランス語で
vêtements mignons
という表現になります。
「mignon(ミニョン)」は「可愛い」「かわいらしい」「しゃれた」「すてきな」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞の「vêtement(ヴェトゥムォン)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 mignonの変化と使い分け】
- mignon(ミニョン) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- mignonne(ミニョンヌ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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洋服ダンス
フランス語で
armoire à vêtements
という表現になります。
「armoire(アルモワール)」は引き戸がついた「たんす」「洋服ダンス」、壁についている「戸棚」という意味の女性名詞の単語になります。
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クローゼット
フランス語で
placard
という男性名詞の単語になり、作りつけの「押し入れ」「クローゼット」「戸棚」という意味の男性名詞の単語になります。
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ファッション
フランス語で
mode
という女性名詞の単語になり、「流行」という意味で使われます。
また、「mode(モォードゥ)」には「ファッション業界」「アパレル業界」という意味でも使います。
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フランス語で「服」を表す単語や関連する表現のまとめ
ここではフランス語で「服」を表す単語と「服」に関連するフランス語のさまざまな表現について紹介してきました。
フランスの首都であるパリは、ミラノ、ニューヨーク、ロンドン、東京と同じく、世界的なファッションの中心地の1つとして知られていて、世界的に有名なハイブランドの発祥の都市でもあります。
フランス人はオシャレな人が多い印象ですが、流行のファッションを追い求めるというよりは、自分に合うこと、着やすいこと、シンプルであること、楽であること、長持ちすることを大切にして「服」を選んでいる人が多いです。
フランス語で「服」に関連する基本的な単語や表現についてしっかりと覚え、会話の中で使えるようにしていきましょう