フランス語で「卵」を表す単語やさまざまなフレーズの読み方と発音、意味とは?

生卵と目玉焼き、スクランブルエッグ

ここではフランス語で「卵」を表す単語や「卵」に関連するさまざまなフレーズ、「卵」料理を表すフレーズについて紹介していきます。

日本では新鮮な卵を生のままごはんにかけて食べる食習慣がありますが、フランスでは生たまごを食べる習慣はありませんが、フランスのスーパーやマルシェで売られている卵は生で食べても問題ないものもあります。

またフランスの卵には、卵を採取した日と国、その卵を産んだ親鶏を飼育した環境が数字で記されており、飼育された環境は下記の数字で表記されています。

【卵を産んだ親鶏の飼育環境表記】

  • 0:自然環境で飼育し、有機飼料で飼育
  • 1:自然環境で飼育
  • 2:ケージで囲った大地で飼育
  • 3:ケージの中で密集して飼育

このように数字から卵を産んだ親鶏の飼育環境を知ることができますので、参考にしてみてください。

フランスにはとても美味しい卵料理が数多くありますので、ここで紹介する単語やフレーズを覚えて、フランスの卵料理を楽しんでみましょう。

フランス語で「卵」を表す単語とその読み方や発音

冷蔵庫の中の顔を描いた卵

ここではフランス語で「卵」を表す単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて紹介していきます。

卵①(単数形)

フランス語

œufエゥフ

という男性名詞の単語になり、主に「鶏の卵」を表すときに使われます。

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卵①(複数形)

卵を温める鶏

フランス語で

œufs

という単語になり、単数形の「œuf(エゥフ)」とは発音が少し異なります。

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卵②

フランス語で

l’œufロゥフ

という表現になります。

「l’」は定冠詞「le(ル)」が母音の前で省略された形となり、ここでは目の前にある卵、すでに話題に上がっている卵を表現するために定冠詞「le(ル)」がついています。

ここでは定冠詞「le(ル)」の直後の単語の語頭が母音であるため、エリズィヨンが発生して「l’œuf(ロゥフ)」の形になっています。

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卵の黄身

卵黄

フランス語で

jaune de l’œufジョゥンヌ ドゥ ロゥフ

という表現になり、「卵黄」という意味としても使われます。

「jaune(ジョゥンヌ)」は「黄色」「黄色い」という意味の単語になります。

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卵の白身

フランス語で

blanc de l’œufブロン ドゥ ロゥフ

という表現になり、「卵白」という意味としても使われます。

「blanc(ブロン)」は「白」「白い」という意味の単語になります。

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卵の殻

卵の殻

フランス語で

coquille d’œufコキィーユ デフ

という表現になり、「淡いベージュ色」という表現としても使われます。

「coquille(コキィーユ)」はここでは「殻」という意味の女性名詞の単語になります。

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フランス語で「卵」を使った料理を表すフレーズとその読み方や発音、意味

フレンチポテトとオムレツ

ここでは「卵」を使った料理を表すフランス語のフレーズについて、日本語の翻訳や意味からフランス語を紹介し、発音んお音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。

ゆで卵①

半分にカットしたゆで卵

フランス語で

œuf durエゥフ デュール

という表現になります。

「dur(デュール)」は「固い」「硬い」という形容詞の単語で、ここでは修飾する名詞の「œuf(エゥフ)」が男性名詞となるため、男性形の形になっています。

【形容詞 durの変化と使い分け】

  • dur(デュール)  男性形  男性名刺を修飾する形
  • dure(デュール)   女性形  女性名詞を修飾する形

男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うとき変化に注意しましょう。

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⬇️durの発音の確認はこちら⬇️

 

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ゆで卵②

殻のついたゆで卵

フランス語で

œuf à la coqueエゥフ ア ラ コッキュ

という表現になり、「半熟卵」という表現としても使われます。

「coque(コッキュ)」は「殻」という意味の女性名詞の単語で、「à la coque(ア ラ コッキュ)」で「半熟」という意味のフレーズになります。

そのまま翻訳をすると「殻付きの半熟卵」という意味の表現になります。

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半熟卵

半熟のゆで卵

フランス語で

œuf molletエゥフ モレェ

という表現になります。

「mollet(モレェ)」は「ふんわりと」「柔らかい」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞「œuf(エゥフ)」が男性名詞となるため、男性形の形になっています。

【形容詞 molletの変化と使い分け】

  • mollet(モレェ)  男性形  男性名刺を修飾する形
  • mollette(モレェ)  女性形  女性名詞を修飾する形

男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。

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⬇️molletの発音の確認はこちら⬇️

 

⬇️mollette発音の確認はこちら⬇️

 

目玉焼き

3つの目玉焼き

フランス語で

œufs au platウ オゥ プラ

という表現になります。

「plat(プラ)」は「皿」という意味の男性名詞の単語になります。

「œufs au plat(ウ オゥ プラ)」で「目玉焼き」や「卵焼き」を表す慣用句になります。

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スクランブルエッグ

鉄板の上のスクランブルエッグ

フランス語で

œufs brouillésウ ブルゥイェ

という表現になります。

「brouillé(ブルゥイェ)」は「かきまぜた」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞の「œufs(ウ)」が男性名詞のため男性形の形容詞になっています。

【形容詞 brouilléの変化と使い分け】

  • brouillé(ブルゥイェ)  男性形  男性名詞を修飾する形
  • brouillée(ブルゥイェ)   女性形  女性名詞を修飾する形

男性形と女性形でスペルは異なっていますが発音は同じであるため、文章の中で使うときに変化に注意しましょう。

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⬇️brouilléの発音の確認はこちら⬇️

 

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卵料理

フランス語で

plats aux œufsプラ オゥ ズゥ

という表現になります。

「plat(プラ)」はここでは「(お皿に盛った)料理」という意味の男性名詞の単語となります。

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ハムエッグ

ハムエッグ

フランス語で

œufs au jambonウ オゥ ジャンボン

という表現になります。

「jambon(ジャンボン)」は「ハム」という意味の男性名詞の単語になります。

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フランス語の「卵」に関連するフレーズとその読み方や発音、意味

窓際にメッセージと共に置かれた卵

ここではフランス語の「卵」という単語を使ったフレーズや「卵」に関連するフレーズや表現について、日本語の翻訳や意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。

産みたての卵

フランス語で

œuf du jourエゥフ デュ ジュール

という表現になります。

「jour(ジュール)」は「1日」という意味の男性名詞の単語で、「du jour(デュ ジュール)」で「今日の」「今の」という意味の表現になります。

そのまま翻訳をすると「今日の卵」という表現になり、「生みたての卵」という意味として使われます。

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卵を産む

フランス語で

pondre un œufポーンドル アン ヌゥフ

という表現になります。

「pondre(ポーンドル)」は「(卵)を産む」「産卵する」という意味の動詞の単語になります。

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復活祭の卵

イースターのメッセージ

フランス語で

œuf de Pâquesエゥフ ドゥ パァク

という表現になります。

「Pâques(パァク)」は「復活祭」「イースター」という意味の女性名詞の単語になります。

イースターとは、イエス・キリストの復活記念日を祝う日で、「卵」はこの復活祭のシンボルになっています。

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前傾姿勢

バイクで前傾姿勢のライダー

フランス語で

position en œufポズィスィヨン ォン ノゥフ

という表現になります。

「position(ポズィスィヨン)」は「姿勢」「構え」「位置」という意味の女性名詞の単語で、ここでは「卵のような姿勢」という翻訳になります。

⬇️発音の確認はこちら⬇️

 

フランス語で「卵」を表す単語や関連するフレーズのまとめ

ここではフランス語で「卵」を表す単語や関連するさまざまなフレーズ、卵料理を表すフランス語のフレーズについて紹介をしてきました。

フランスの卵には卵の採取日と採取した国、その卵を産んだ親鶏がどのような環境で飼育されていたかが明記されており、購入するときにしっかりと見分けることができます。

親鶏の飼育環境に関する表記は以下のように決まっています。

【親鶏の飼育環境表記】

  • 0:自然環境で有機飼料で飼育
  • 1:自然環境で飼育
  • 2:ケージで囲った大地で飼育
  • 3:日本の養鶏場のような場所で飼育

フランスで卵を購入するときにはぜひ参考にしてください。

またフランスの卵料理もぜひ楽しんでみてください。

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