「ボンソワール(bonsoir)」の意味はフランス語でどんな言葉?
ここではフランス語の「ボンソワール(bonsoir)」という言葉について詳しく紹介していきます。
「ボンソワール(bonsoir)」という言葉をなんとなくでも「聞いたことがある!」「見たことがある!」という方は多いのではないでしょうか。
フランス映画の中のセリフとして聞いたり、また実際にフランスに訪れたときにレストランやお店で「ボンソワール(bonsoir)」と声をかけてもらい、その時に直感的に「あ、夜の挨拶なのかな」と感じたのではないかと思います。
ここでは「ボンソワール(bonsoir)」について、どんな意味の言葉なのか、どんなとき、どんな相手に対して使ってもいい言葉なのか、使い方も含めて紹介をしていきますので、一緒に身につけていきましょう。
「ボンソワール(bonsoir)」とはフランス語の夕方や夜の挨拶の言葉!
フランス語の挨拶の言葉である「ボンソワール(bonsoir)」について、意味や使い方を紹介していきます。
bonsoir
「こんばんは」と夕暮れ時や太陽が沈んでからの挨拶をするときに使う言葉になり、夕方や夜の別れ際の挨拶として「さようなら」や「おやすみ」という意味で使う男性名詞の単語になります。
親しい友達や仕事の同僚、先輩など、広く一般的に使うことができる挨拶の言葉になります。
また、夕方や夜に出かけるとき「行ってきます!」や、出先から会社に戻ったときや家に帰ってきたとき「ただいま!」や「おかえり!」、夜レストランで「いらっしゃいませ」という意味でも使う言葉でもあり、覚えておくととても便利です。
「ボンソワール(bonsoir)」の挨拶を使い始めるタイミングは人それぞれで、午後15時、16時過ぎくらいから「ボンソワール」を使う人がいたり、18時過ぎから使う人もいます。
なぜこんなに違うのかというと、フランスにはサマータイムがあり、夏は20時くらいに太陽が沈み、冬は15時すぎくらいから暗くなるためです。
人それぞれ「ボンソワール(bonsoir)」を使い始めるタイミングが違うということを覚えておくと、相手や季節に合わせて「ボンジュール(bonjour)」と使い分けることができます。
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「ボンソワール(bonsoir)」の返しでよく使うフランス語の言葉
ここでは「ボンソワール(bonsoir)」と挨拶をしてもらったときに返事として使う言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
楽しい夜を
フランス語で
Bonne soirée
という言葉になり、夕方や夜に外出する人に対して「行ってらっしゃい!」や、友達との食事会やパーティなどにいく人などに「楽しい夜を」と言うとき、また別れ際に「さようなら」と言うときに使う言葉になります。
「bonne(ボンヌ)」は「bon(ボン)」が原形となる「よい」「楽しい」「幸せな」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「soirée(ソワレ)」が女性名詞であるため、女性形の「bonne(ボンヌ)」の形となっています。
「soirée(ソワレ)」は「夜の時間」「夜」という意味や、「夜のパーティー」「夜会」という意味、また演劇やコンサートなどの「夜の公演」「夜の興行」という意味の女性名詞の単語になります。
「ボンソワール」の返事は同じく「ボンソワール」で問題ないですが、少しアレンジを加えたいなと思ったときに使ってみましょう。
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また明日ね
フランス語で
À demain
という言葉になり、友達や会社の同僚、恋人などとの別れ際、また次の日に会うことがわかっている相手に対して使う返事の言葉になります。
「demain(ドゥマン)」は「明日」や「近い将来」「まもなく」という意味の副詞になります。
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がんばって!
フランス語で
Bon courage!
という言葉になり、夜に好きな人とデートに出かける友達に対して「がんばってね!」と伝えたり、会食に出かける同僚などに「頑張れよ!」と声をかけるときに使います。
「courage(クゥラージュ)」は「勇気」「気力」「勇敢さ」「熱意」という意味の男性名詞の単語になります。
これから大事なイベントに出かける人に「ボンソワール(Bonsoir)」と言われたら、その返事に「ボン クラージュ(Bon courage)」と言ってあげましょう。
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フランス語の夜や夕方の挨拶の言葉「ボンソワール」のまとめ
ここではフランス語の夜の挨拶として使う「ボンソワール(bonsoir)」について、言葉の意味や使うシチュエーション、使い方を含めて詳しく紹介してきました。
なんとなく、「ボンソワール(bonsoir)」と声をかけられた状況から「こんばんは」という意味なのかな、「さようなら」という意味なのかなと想像はできていても、少しもやっとした感覚があった方は、この記事をご覧いただくことではっきりと使い方を理解いただけたのではないでしょうか。
また、その返事のフレーズについてもしっかりと身につけておくことで、相手の状況に合わせて返事をすることができますので、気持ちのいいコミュニケーションができるようになります。
ここで紹介している挨拶とその返事だけでもしっかりと覚えて、使えるようにしていきましょう。