フランス語で「銀」や「銀色」を表す単語やさまざまなフレーズとその発音、読み方
ここではフランス語で「銀」や「銀色」を表す単語やフレーズ、また、「銀」という単語を使ったさまざまなフレーズや表現について紹介していきます。
フランス語で「銀」を表す単語は「argent」になり、この単語の持つ意味は3つあります。
【「銀」を表す単語「argent」の持つ意味】
- 「お金」「金銭」を表す意味で使われ、英語で「money」と同じ意味を持つ。
- 「銀製品」など金属の「銀」から作られたものを表す意味で使われ、英語で「silver」と同じ意味を持つ。
- 「銀色」を表す意味で使われ、英語で「silver」と同じ意味を持つ。
このように同じ「銀」を表す単語でも状況や場面により、「お金」や「財産」を表すときもあれば、金属の「銀」から作られた食器や装飾品などを表したり、「銀」という色を表すこともあります。
フランス語で「銀」を表す単語「argent」を覚えるとき、この単語で表すことができるものの違いも一緒に覚えましょう。
フランス語で「銀」や「銀色」を表す単語とその発音、読み方
ここではフランス語で「銀」や「銀色」を表す単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
銀
フランス語で
argent
という男性名詞の単語になり、本来は「お金」や「金銭」「財産」を表すときに使われます。
英語の「money」や「silver」と同じ意味を表す単語になります。
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銀の
フランス語で
d’argent
という単語になり、「銀でできた」という表現や、「金銭の」「お金の」という表現としても使われます。
「d’argent(ダァルジョン)」は金属の銀から作られたコインや指輪、食器などを表現するときに使う単語です。
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銀のような
フランス語で
argenté
という形容詞の単語になり、「銀めっきの」「銀箔を貼った」という意味としても使われます。
また、修飾する名詞が男性名詞か女性名詞かによって、下記のように変化します。
【形容詞 argentéの変化と使い分け】
- argenté(アルジョンテ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- argentée(アルジョンテ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意して使いましょう。
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銀色にする
フランス語で
argenter
という動詞の単語になり、「〜を銀めっきする」や「〜を銀張りにする」という表現としても使われます。
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銀色になる
フランス語で
s’argenter
という動詞の単語になり、「白くなる」という表現としても使われます。
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フランス語で「銀」を表す単語を使ったさまざまなフレーズ
ここではフランス語で「銀」や「銀色」を表す単語を使ったさまざまなフレーズについて、日本語の意味や翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
銀のスプーン
フランス語で
cuiller en argent
という表現になり、「銀の匙(さじ)」という意味でも使われます。
「cuiller(キュイエール)」はここでは「スプーン」「さじ」という意味の女性名詞の単語になります。
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銀貨
フランス語で
pièce d’argent
という表現になります。
「pièce(ピエス)」はここでは「硬貨」という意味の女性名詞の単語になり、そのまま翻訳すると「銀の硬貨」という表現になります。
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銀製品
フランス語で
argenterie
という女性名詞の単語になり、「銀の器」や「銀食器」という意味としても使われます。
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銀食器
フランス語で
vaisselle d’argent
という表現になります。
「vaisselle(ヴェィセル)」は「食器」を表す女性名詞の単語になり、そのまま翻訳をすると「銀製の食器」「銀で作られた食器」という表現になります。
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銀メダル
フランス語で
médaille d’argent
という表現になります。
「médaille(メダイユ)」は「メダル」や「メダリスト」という意味の女性名詞の単語になり、そのまま翻訳すると「銀製のメダル」「銀で作られたメダル」という表現になります。
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銀髪①
フランス語で
cheveux argentés
という表現になります。
「cheveux(シュヴー)」は「髪の毛」「頭髪」という意味の男性名詞の単語になり、そのまま翻訳すると「銀色の髪の毛」という表現になり、白髪や白い髪を表現するときに使われる表現です。
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銀髪②
フランス語で
cheveux d’argent
という表現になります。
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白銀の世界
フランス語で
le monde de l’argent
という表現になります。
「monde(モンドゥ)」はここでは「世界」という意味の男性名詞の単語となり、雪で真っ白になった景色を表現するときに使われます。
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時は金なり
フランス語で
Le temps, c’est de l’argent.
という表現になります。
「temps(トォン)」はここでは「時間」「時」という意味の男性名詞の単語になります。
ことわざで「時間はお金と同じか、それ以上に貴重なもので、時間を無駄にすることなく有効に使うべきだ」ということわざのフランス語での表現になります。
英語では「Time is money」という表現で知られています。
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フランス語で「銀」を表す単語やフレーズのまとめ
ここではフランス語で「銀」や「銀色」を表す単語、その単語を使ったさまざまなフレーズについて紹介してきました。
フランス語で「銀」を表す単語は「argent(アルジョン)」ですが、この単語が表す意味は3つあります。
【「銀」を表す単語「argent」が持つ3つの意味】
- 「お金」や「財産」を表す意味、英語の「money」と同じ意味で使われる。
- 「銀食器」「銀メダル」など金属の「銀」から作られたものを表す意味、英語の「silver」と同じ意味で使われる。
- 「銀色」という色を表す意味、英語の「silver」と同じ意味で使われる。
「argent(アルジョン)」を覚えるとき、この3つの意味があることも一緒に覚えて、場面や状況に応じて使い分けていきましょう。