「天使」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?
ここでは「天使」を表すフランス語の単語や、「天使」に関連するフランス語の表現について紹介していきます。
フランスには「天使が通る」ということわざがあります。
このことわざは、家族や友達、恋人との会話が盛り上がっていて、会話が途切れたときにふと沈黙が訪れたとき、「あ、今天使が通った」と使います。
特に2人で会話をしているときなどに、会話が途切れて沈黙が訪れる瞬間が苦手だという人はいるかと思います。
そんなとき、「あ、今天使が通ったね」と言ってみると、次の会話へのきっかけにもなると思いますので、使ってみてはいかがでしょうか。
ただ、同じ方との会話で何回も使うと、「なんか変な人だな・・」と思われる可能性もありますので、そこは気をつけてくださいね。
フランス語で「天使」を表す単語の読み方と発音
ここでは「天使」を表すフランス語の単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
天使
フランス語で
ange
という男性名詞の単語になり、「天使のような人」という意味でも使います。
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小天使
フランス語で
angelot
という男性名詞の単語になります。
「angelot(アンジェロ)」は宗教画などに描かれている小さな「天使」を表す単語になります。
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天使の
フランス語で
angélique
という形容詞になり、「天使のような」という意味でも使います。
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天使のような
フランス語で
d’ange
という表現になり、「天使の」や「すばらしい」「申し分のない」という意味の意味でも使います。
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フランス語の「天使」に関連する表現の読み方と発音、意味
ここでは「天使」に関連するフランス語のさまざまな表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
小さな天使
フランス語で
petit ange
という表現になります。
「petit(プチィ)」は「小さい」「小さな」「小柄な」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞の「ange(アーンジュ)」が男性名詞になるため、男性形の形になっています。
【形容詞 petitの変化と使い分け】
- petit(プチィ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- petite(プチィトゥ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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私の天使
フランス語で
mon ange
という表現になります。
「mon(モン)」は「私の」という意味の所有を表す形容詞になります。
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天使の贈り物
フランス語で
le cadeau de l’ange
という表現になります。
「cadeau(キャドゥ)」は「贈り物」「プレゼント」という意味の男性名詞の単語になります。
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堕天使
フランス語で
ange déchu
という表現になります。
「déchu(デシュゥ)」は「落ちぶれた」「失墜した」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「ange(アーンジュ)」が男性名詞であるため、男性形の形になります。
【形容詞 déchuの変化と使い分け】
- déchu(デシュゥ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- déchue(デシュゥ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルと発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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天使の羽
フランス語で
ailes de l’ange
という表現になります。
「aile(エル)」は「翼」「羽」という意味の女性名詞の単語になります。
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天使が通る
フランス語で
un ange passe
という表現になります。
「passe(パァス)」はここでは「通り道」や「水路」という意味の女性名詞の単語になります。
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いたずらな天使
フランス語で
ange malicieux
という表現になります。
「malicieux(マリスィユ)」は「いたずらな」「茶目っ気のある」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞の「ange(アーンジュ)」が男性名詞になるため、男性形の形になっています。
【形容詞 malicieuxの変化と使い分け】
- malicieux(マリスィユ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- malicieuse(マリスィユーズ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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天使のキス
フランス語で
baiser de l’ange
という表現になります。
「baiser(ベィゼ)」は「キス」「口づけ」という意味の男性名詞の単語になります。
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天使の笑顔
フランス語で
sourire de l’ange
という表現になります。
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天使の歌声
フランス語で
chant de l’ange
という表現になります。
「chant(シャン)」は「歌声」や「鳴き声」「歌うこと」という男性名詞の単語になります。
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天使の声
フランス語で
voix angélique
という表現になります。
「voix(ヴォワ)」は「声」や「音声」「歌声」という意味の女性名詞の単語になります。
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天使の吐息
フランス語で
soupir d’ange
という表現になります。
「soupir(スゥピア)」は「ため息」という意味の男性名詞の単語になります。
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天使の涙
フランス語で
larmes d’ange
という表現になります。
「larme(ラァルム)」は「涙」という意味、複数形「larmes(ラァルム)」の場合、「悲しみ」「苦しみ」という意味の女性名詞の単語になります。
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幸せの天使
フランス語で
ange de bonheur
という表現になります。
「bonheur(ボヌァール)」は「幸せ」「幸福」や「幸運」という意味の男性名詞の単語になります。
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フランス語で「天使」を表す単語や表現のまとめ
ここではフランス語で「天使」を表す単語や、関連するフランス語の表現について紹介してきました。
フランスでは、家族や友達との会話が盛り上がっていて、会話が途切れたときに沈黙が訪れると、「あ、今天使が通ったね」と言います。
まだ関係が浅い男性と女性2人で会話をしているときなど、話題がなくなってしまって、会話が途切れて沈黙が訪れる瞬間が苦手という人は多いかもしれません。
そんな瞬間が訪れたら、「あ、今天使が通ったね」と言ってみると、その言葉が次の会話へのきっかけになったり、「なんかおしゃれな人だな」という印象を抱いてくれるかもしれません。
ただ、何回も「天使」にばかり頼ってしまうと、逆効果になる可能性が高いので、そこは上手に「天使」の力を借りて会話を盛り上げてくださいね。