「繋ぐ(つなぐ)」はフランス語でどんな言葉?その言葉の発音と意味とは?
ここでは「繋ぐ(つなぐ)」という意味のフランス語について紹介してきます。
「繋ぐ(つなぐ)」という意味を持つフランス語はいくつかあり、当然ながら使う言葉によって相手に伝わるニュアンスは異なります。
相手に正しいニュアンスで伝え、良いコミュニケーションにするためには、伝えたいニュアンスが正しく伝わる単語や言葉を使う必要があります。
ここでは「繋ぐ(つなぐ)」と伝えるときによく使うフランス語を紹介していきますので、しっかりと覚えて使えるようにしていきましょう。
「繋ぐ(つなぐ)」を意味するフランス語の単語
ここでは「繋ぐ」という意味のフランス語の言葉について、言葉の持つニュアンスやどの場面で使う言葉なのかの説明を含めて、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
繋ぐ①
フランス語で
relier
という動詞になります。
「〜をつなぐ」「〜を結ぶ」や「〜を関連させる」「〜を製本する」、「〜を再び結ぶ」という意味になり、都市間を高速や鉄道で「繋ぐ」、または現代美術と古典芸能を「結ぶ」「関連させる」というような使い方をします。
英語の「link」や「bind」と同じ意味の単語になります。
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繋ぐ②
フランス語で
connecter
という動詞になります。
装置や回線、機械やコンピュータなど「〜をつなぐ」「〜を接続する」という意味になります。
機械的なもの、装置のようなものをコードのようなもので接続するようなときに使う単語になります。
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繋ぐ③
フランス語で
connexion
という女性名詞の単語になります。
「接続」「結合」「連結」や「密接なつながり」、またインターネットへの「接続」という意味で使います。
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繋ぐ④
フランス語で
attacher
という動詞になります。
「AをBにつなぐ」「AをBに結びつける」や靴の紐など「〜を結ぶ」、車など乗り物のシートベルトなど「〜を締める」、髪の毛をヘアゴムやヘアバンドなど「〜を結ぶ」、「(物事や考えの重要性や価値など)を〜に認める」、「(気持ちや愛情などにより)Aの心をBにつなぎ止める」という意味で使います。
英語の「attach」と同じ意味、働きの単語になります。
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繋ぐ⑤
フランス語で
lier
という動詞になります。
「〜をつなぎ合わせる」「〜を束ねる」「〜を縛る」や人と人や物事同士など「〜を関係づける」「〜を結びつける」、法律や契約、規則など「〜を拘束する」という意味で使います。
英語の「tie」や「bind」と同じ意味の単語になります。
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繋ぐ⑥
フランス語で
aboucher
という動詞になります。
人を「つなぐ」「引き合わせる」や道路やパイプ、線など「〜を連結する」「〜を接合する」という意味になります。
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フランス語で「繋ぐ」を意味する単語を使ったさまざまな言葉
ここでは「繋ぐ」という意味のフランス語を使った言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
未来へ繋ぐ
フランス語で
relier à l’avenir
という言葉になります。
「l’avenir(ラヴニール)」は「le + avenir」の組み合わせになり、ここでは「le」の直後の単語の語頭が母音から始まるため、エリズィヨンとなり縮約されて「l’avenir」の形に変化しています。
「le(ル)」は男性名詞に付く定冠詞になり、ここでは特定の未来や会話の中で話題に上がっている未来を指す働きをしています。
「avenir(アヴニール)」は「未来」「将来」や「先行き」「将来性」という意味の男性名詞になります。
また「à l’avenir(ア ラヴニール)」の形で「これからは」「今後は」という意味でも使います。
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人との繋がり
フランス語で
les liens avec les autres
という言葉になります。
「les(レ)」は複数形の名詞につく定冠詞になります。
「liens(リヤン)」は「lien(リヤン)」の複数形になり、複数形の場合、人の「つながり」「絆」という意味の男性名詞の単語になります。
「avec(アヴェク)」は「〜とともに」「〜と」「〜と一緒に」や「〜をもって」という意味の前置詞になり、英語の「with」と同じ働きの単語になります。
「autres(オートル)」は「他の」「もう一つの」「別の」や「もう一方の」という意味の形容詞、または「他の1人(1つ)」「他のいくつか」「もう一方の人(物)」という意味の代名詞の単語になります。
ここでは「les autres(レ ゾートル)」となり、複数形かつ複数形につく定冠詞「les(レ)」がついているため、「人」「他人」や「ほかのすべての人」「ほかのすべての物」という意味で使います。
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心を繋ぐ
フランス語で
unir les cœurs
という言葉になります。
「unir(ユニール)」は「〜を結びつける」「〜を結合する」や「〜を連合させる」「〜を結婚させる」という意味の動詞になります。
「cœurs(クュール)」は「cœur(クュール)」の複数形になり、「心」や「本心」「優しさ」「心臓」という意味の男性名詞になります。
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手を繋ぐ
フランス語で
se tenir la main
という言葉になります。
「se tenir(ス トゥニール)」は「〜につかまる」や「互いに支え合っている」「つながり合っている」という意味の動詞になります。
「la(ラ)」は女性名詞に付く定冠詞になり、すでに知られているものや会話の中で話題に上がったものなど、特定のものを指すときに使います。
「main(マン)」は人の「手」や「腕前」「手腕」や女性による「結婚の承諾」、トランプの「手札」という意味の女性名詞になります。
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縁を繋ぐ
フランス語で
rapprocher les destinées
という言葉になります。
「rapprocher(ラプロシェ)」は人を「親密にさせる」「接近させる」や「〜を近づける」「〜をくっつける」という意味の動詞になります。
「destinée(デスティネ)」は個人の「運命」「宿命」や「生涯」という意味の女性名詞になり、英語の「destiny」と同じ意味の単語になります。
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幸せを繋ぐ
フランス語で
lier le bonheur
という言葉になります。
「bonheur(ボヌール)」は「幸福」「幸せ」や「幸運」という意味の男性名詞の単語になります。
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人と人を繋ぐ
フランス語で
relier les personnes entre elles
という言葉になります。
「personnes(ペルソンヌ)」は「人」「人間」や「人物」「人格」「容姿」という意味の女性名詞になり、ここでは「-s」がついて複数形となっています。
「entre(アォントル)」は2つのものや2人の「あいだに」「あいだの」という意味の前置詞になり、英語の「between」と同じ働きの単語になります。
「elles(エル)」は「それは」「それら」「彼女は」「彼女ら」という意味の代名詞になり、英語の「it」「she」と同じ働きの単語になります。
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フランス語で「繋ぐ(つなぐ)」を意味する言葉のまとめ
ここではフランス語で「繋ぐ」という意味で使う単語や、その単語を使ったフランス語の言葉について紹介してきました。
「繋ぐ」という意味やニュアンスで使うフランス語はいくつかあり、それぞれ使う場面が異なります。
使う単語を間違えることで相手に意味が伝わらない、ということはないと思いますが、正しいニュアンスを持つ言葉を正しい場面で使うことができればコミュニケーションがスムーズに進むことは間違いありません。
ここではよく使う言葉や単語を紹介していますので、ぜひ覚えて身につけていきましょう。