「11」はフランス語で「オンズ」?数字表現の正しい発音と使い方
ここでは「11」を表すフランス語や「11」に関連する単語やフレーズを紹介していきます。
「11」という数字はある意味で、フランスの社会や文化に根付いた数字と言えます。
その理由は、1918年11月11日に第一次世界大戦が終結し、同日の11時11分に停戦合意の署名がされた日でもあるためです。
フランスでは毎年11月11日は休戦記念日として、戦没者に対し黙祷を捧げ、追悼する日になっています。
他にも宗教的、芸術的、文化的な背景の中で意味を持つ数字でもあります。
ここでは日常生活の中でとてもよく使う単語やフレーズも紹介していますので、覚えて使えるようにしていきましょう。
数字の「11」を表すフランス語の単語と関連する言葉
ここではフランス語で「11」を表す単語と「11」に関連する単語や言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
11
フランス語で
onze
という単語になります。
数字の「11」を意味する基数詞になり、「11個」「11人」「11冊」などのような意味でも使います。
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11月
フランス語で
novembre
という単語になります。
「11月」という意味になり、1年の11番目の月を表す男性名詞になります。
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11番目
フランス語で
onzième
という単語になります。
「11番目」「11人目」「11位」「11日目」という意味の名詞、「11番目の」「11位の」「11人目の」という意味の形容詞になります。
また「11分の1」という分数を表すときにも使います。
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11時
フランス語で
Il est onze heures
という言葉になります。
「Il(イル)」は「それ」「あれ」という意味の主語代名詞になり、ここでは時間を表す形式的な主語として使っています。
「est(エ)」は「〜です」「〜である」という意味の三人称単数の動詞になり、原形は「être(エートル)」になります。
「Il est 〜」は英語の「It is 〜」と同じ働きになります。
「heures(ウール)」は「時間」「時刻」「〜時」という意味の女性名詞の複数形になります。
時間を伝える表現として、フランス語では「Il est 〜 heures」をよく使うので覚えておきましょう。
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11年
フランス語で
onze ans
という言葉になります。
「11年」や「11歳」という意味でも使います。
「ans(アン)」は「年」や「〜歳」という意味の男性名詞の複数形になります。
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11階
フランス語で
le onzième étage
という言葉になります。
「le(ル)」は「その」という意味の男性名詞につく定冠詞になり、英語の「the」と同じ働きになります。
「étage(エタージュ)」は建物の「階」「フロア」という意味の男性名詞になります。
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「11」を使ったフランス語のさまざまなフレーズと使い方
ここでは「11」を表すフランス語「onze(オーンズ)」を使った言葉やフレーズについて、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
111
フランス語で
cent onze
という言葉になります。
「cent(ソン)」は数字の「100」という意味の基数詞になります。
フランス語では、大きい数字を表すときに特定のルールがあり、「cent onze」のように「cent(100)」と「onze(11)」を組み合わせることで「111」を表します。
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これは彼女の11歳の誕生日です
フランス語で
C’est son onzième anniversaire
という言葉になります。
「これは彼女の11回目の誕生日です」または「これは彼の11歳の誕生日です」という意味でも使います。
「C’est(セ)」は「これは〜です」という意味になり、「cela est(スラ エ)」の短縮形になります。
「son(ソン)」は「彼の」「彼女の」という意味の所有形容詞になり、男性名詞の単数形に付く形になります。
ここでは「anniversaire」という男性名詞にかかるため、形容詞の男性形の形になっています。
「anniversaire(アンニヴェルセール)」は「誕生日」「記念日」という意味の男性名詞になります。
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1月11日
フランス語で
Le onze janvier
という言葉になります。
「le(ル)」は「その」「〜日」という男性名詞に付く定冠詞になります。
「janvier(ジョンヴィエ)」は「1月」という意味の男性名詞になります。
フランス語での日付表現は「Le + 数字 + 月」の形で表すのが基本形になりますので、覚えておきましょう。
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午前11時
フランス語で
Onze heures du matin
という言葉になります。
「heures(ウール)」は「時間」「〜時」という意味の女性名詞の複数形になります。
「du(デュ)」は「〜の」という意味になり、「de + le(前置詞+定冠詞)」の縮約形になります。
「matin(マタン)」は「午前中」「午前」や「朝」という意味のという意味の男性名詞になります。
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午後11時
フランス語で
Onze heures du soir
という言葉になります。
「soir(ソワール)」は「夜」「夕方」という意味の男性名詞になります。
フランス語で夕方から夜の時間を表す場合、「数字 + heures + du soir」という形を使います。
午前中の時間を表す場合は「数字 + heures + du matin」を使います。
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11時半
フランス語で
Onze heures et demie
という言葉になります。
「et(エ)」は「そして」という意味の接続詞になり、英語の「and」と同じ働きになります。
「demie(ドゥミ)」は「半分の」「半の」という意味の形容詞の女性形になります。
ここではかかる名詞の「heures(ウール)」が女性名詞であるため、女性形の形になっています。
フランス語で「~時半」と表現するときは、「数字 + heures + et demie」の形で表します。
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11日間
フランス語で
onze jours
という言葉になります。
「jours(ジュール)」は「日」や「〜日間」という意味の男性名詞の複数形になります。
フランス語で「〜日間」のように日数を表す場合、「数詞 + jours」の形で表します。
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11ヶ月
フランス語で
onze mois
という言葉になります。
「mos(モワ)」は「月」「〜ヶ月」という意味の男性名詞になり、単数形と複数形で同じ形になります。
フランス語で月数を表す場合、「数詞 + mois」の形で表します。
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サッカーの11人チーム
フランス語で
Un onze de football
という言葉になります。
「サッカーチームの11人」「11人のサッカーチーム」という意味の言葉になります。
「Un(アン)」は「1つの」「1人の」「1個の」という意味の男性名詞に付く不定冠詞になります。
「de(ドゥ)」は「〜の」「〜に関する」という意味の前置詞になります。
「football(フットボール)」は「サッカー」「フットボール」という意味の男性名詞になります。
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数字の「11」を表すフランス語「onze(オンズ)」のまとめ
ここではフランス語で数字の「11」を表す「onze(オンズ)」について紹介してきました。
フランスでは「11」は11月11日の第一次世界大戦の休戦記念日や宗教的な意味、迷信などさまざまな部分で印象深い数字として見られています。
また日常生活の場面においても、「11」を使った表現や言葉を使う場面は数多くあります。
ここで紹介している単語や言葉をしっかりと覚えて、使えるようにしていきましょう。