フランス語で「金」という色を表す単語やフレーズ、その意味と発音、読み方とは?
ここではフランス語で「金」という色を表す単語や関連するさまざまなフレーズ、またフランス語の「金」を表す単語を使った表現やフレーズについて紹介していきます。
フランス語で「金」や「金色」を表す単語は2つあります
【フランス語で「金」を表す単語】
- or(オール)
- doré(ドレ)
どちらも同じ「金」や「金色」を表す単語として使われますが、それぞれ以下のような意味合いの違いがあります。
or(オール)は、金属の「金」や「お金」「財産」など物質的な物としての「金」を表現するときに使われます。
doré(ドレ)は、金箔を貼ったり、金メッキ加工して金色になった状態を表すときや、食べ物を焼いてこんがり焼けた色、日焼けした小麦色の肌の色を表現するときに使われます。
このように同じ「金」を表す単語でも、相手に伝わる印象が変わりますので、このような意味するところの違いを理解して相手に正しく伝えていきましょう。
フランス語で「金」という色を表す単語とその発音と読み方
ここではフランス語で「金」という色を表す単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声をカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
金色
フランス語で
or
という男性名詞の単語になり、「黄金色」や「金」「黄金」の他に、「富」「財産」など金銭に関わる表現や、「貴重なもの」という表現としても使われます。
「or(オール)」で表現するのは主に金属の「金」や「お金」「財産」など物質的なものを表す単語になります。
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金メッキ
フランス語で
doré
という男性名詞の単語になり、「金箔」という表現としても使われます。
「doré(ドレ)」は金箔を貼ったり、金メッキで加工したりして金色になった状態を表すときや、食べ物がこんがり焼けた状態、日焼けして小麦色になった肌を表すときに使われます。
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金色の
フランス語で
doré
という形容詞の単語になり、「金メッキした」「金箔を貼った」や「小麦色に日焼けした」という表現としても使われます。
「doré(ドレ)」は修飾する名詞の性が男性名詞なのか、女性名詞なのかによって下記のように形が変化します。
【形容詞 doréの変化と使い分け】
- doré(ドレ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- dorée(ドレ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが、発音は同じであるため文章で使うときは変化に気をつけて使いましょう。
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金色になる
フランス語で
dorer
という動詞の単語になり、「小麦色になる」「(食材に)焼き色がつく」「こんがり焼ける」や「〜を金色にする」「〜に金箔をはる」「〜に金メッキをする」という表現としても使われます。
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フランス語で「金」や「金色」を表す単語を使ったフレーズ
ここではフランス語で「金」や「金色」を表す単語を使ったさまざまなフレーズについて、日本語の意味や翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
金でできた
フランス語で
en or
という表現になります。
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金色に色づく
フランス語で
se dorer
という表現になり、「黄金色に色づく」や「肌を小麦色に焼く」「日焼けする」という表現としても使われます。
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金貨
フランス語で
pièce d’or
という表現になります。
「pièce(ピエス)」はここでは「硬貨」という意味の女性名詞の単語になり、英語の「coin」と同じ意味で使われています。
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金メダル
フランス語で
médaille de d’or
という表現になります。
「médaille(メダイユ)」は「メダル」「勲章」という意味の女性名詞の単語になります。
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純金
フランス語で
or pur
という表現になります。
「pur(ピュール)」はここでは「純粋な」「混じり気のない」という意味の形容詞になり、修飾する名詞「or(オール)」が男性名詞のため、男性形になっています。
ここで形容詞「pur(ピュール)」の変化について下記に紹介します。
【形容詞 purの変化と使い分け】
- pur(ピュール) 男性形 男性名詞を修飾する形
- pure(ピュール) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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金髪①
フランス語で
cheveux dorés
という表現になります。
「cheveux(シュヴー)」は「髪の毛」という意味の男性名詞の単語になり、金を表現する単語「doré(ドレ)」を使った表現になります。
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金髪②
フランス語で
cheveux d’or
という表現になり、金色を表現する単語「or(オール)」を使った表現になります。
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金の指輪
フランス語で
bague en or
という表現になります。
「bague(バーギュ)」は「指輪」という意味で、主に宝石などが飾り付けられた指輪を表現するときに使われる女性名詞の単語になります。
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最盛期
フランス語で
âge d’or
という表現になり、「黄金時代」という表現でも使われ、最も良い時代、時期を表すときに使われます。
「âge(アージュ)」はここでは歴史などにおける「時代」や「時期」という意味の男性名詞の単語です。
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黄金色に実った麦
フランス語で
or des blés
という表現になります。
「blé(ブレ)」はここでは「小麦」「麦」という意味の男性名詞になり、複数形で使われています。
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太陽のエネルギー
フランス語で
or rouge
という表現になります。
「or(オール)」はここでは「貴重なもの」という意味で使われ、「rouge(ルージュ)」はここでは「赤い」という形容詞の単語となります。
そのまま翻訳すると「赤い貴重なもの」となり、太陽を「赤く輝く唯一の物」という喩えで表現しています。
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優しい心
フランス語で
cœur d’or
という表現になり、「非常に優しい心」や「優しい心の人」という表現としても使われます。
「cœur(クェール)」はここでは「〜の心」や「〜の心の人」という意味の形容詞となります。
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フレンチトースト
フランス語で
pain doré
という表現になります。
「pain(パン)」は「パン」「菓子パン」という意味の男性名詞の単語になります。
また「フレンチトースト」は下記のような表現もします。
【フレンチトーストの別の表現】
- pain perdu(パン ペルデュ)
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フランス語で「金」を表す単語とフレーズのまとめ
ここではフランス語で「金」や「金色」を表す単語やさまざまなフレーズについて紹介してきました。
フランス語で「金」を表す単語には2つあり、それぞれの単語の表す意味合いには以下のような違いがあります。
【「金」を表す単語orとdoréの違いとは】
- or(オール)は、金属の「金」や「金貨」、「財産」など、「貴重なもの」を表すときに使われます。
- doré(ドレ)は、金メッキを塗ったり、金箔を貼ったり、加工されて金色になった状態を表すときに使われます。
同じ「金」や「金色」を表す単語でも、抱くイメージが違います。
「or(オール)」はもとの素材、材質が「金色」のもので「貴重ですばらしいもの」を表現し、「doré(ドレ)」は金色にメッキしたり、金箔を貼るなどの加工をして「金色」にした状態を表現しています。
コミュニケーションの相手に細かなニュアンスを正しく伝えることができるよう、単語が表現する意味の違いもしっかりと理解して使ってみましょう。