フランス語で「ピーマン」と「パプリカ」を表す単語や表現の読み方と発音、意味とは?
ここではフランス語で「ピーマン」と「パプリカ」を表す単語、また関連する表現について紹介していきます。
日本で馴染みのある野菜の「ピーマン」は、フランス語で「poivron」という単語で表現し、「パプリカ」も同じ単語で表現します。
「ピーマン」という名前の語源は、フランス語でトウガラシを表す単語の「piment」から来ており、スペイン語では「pimento」、ポルトガル語の「pimenta」と言われ、3つの単語ともに同じ語源から派生しているようです。
では日本で「ピーマン」という名前で広まった理由は、日本の江戸時代、初めてポルトガル人によって伝えられたことから始まります。
最初に日本に入って来たときは今でいう「トウガラシ」のようなもので、辛みのあるものであったようです。
今私たちが知っている辛くない「ピーマン」は、明治の初期に日本に入ってきたもので、戦後に日本国内で「ピーマン」の栽培が広く行われるようになりました。
「ピーマン」を表すフランス語の単語を覚えるのに併せて、「トウガラシ」を表す単語や表現についても一緒に覚えていきましょう。
フランス語で「ピーマン」と「パプリカ」を表す単語の読み方と発音
ここではフランス語で「ピーマン」と「パプリカ」を表す単語や表現ついて、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
ピーマン①
フランス語で
poivron
という男性名詞の単語になり、「ピーマン」の他に「パプリカ」を表すときにも使います。
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ピーマン②
フランス語で
poivron vert
という表現になり、私たちがよく知っている「緑色のピーマン」を明確に表したいときに使います。
「vert(ヴェール)」は「緑の」「緑色の」という意味の形容詞の単語になります。
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ピーマン③
フランス語で
piment doux
という表現になり、「アマトウガラシ」という意味としても使います。
「piment(ピモン)」は「トウガラシ」という意味の男性名詞の単語になります。
「doux(ドゥー)」は「甘い」「マイルドな」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「piment(ピモン)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 douxの変化と使い分け】
- doux(ドゥー) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- douce(ドゥース) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
「piment doux(ピモン ドゥー)」をそのまま翻訳すると「甘いトウガラシ」という意味になり、「ピーマン」を表すときに使う表現になります。
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赤いパプリカ
フランス語で
poivron rouge
という表現になり、「赤パプリカ」「赤ピーマン」という意味として使います。
「rouge(ルゥージュ)」は「赤い」「赤色の」という意味の形容詞になります。
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黄色いパプリカ
フランス語で
poivron jaune
という表現になり、「黄色パプリカ」「黄色ピーマン」という意味としても使います。
「jaune(ジョゥンヌ)」は「黄色い」という意味の形容詞になります。
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オレンジパプリカ
フランス語で
poivron orange
という表現になり、「オレンジ色のピーマン」という意味としても使います。
「orange(ウローンジュ)」は「オレンジ色の」という意味の形容詞になります。
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「ピーマン」と「パプリカ」に関連するフランス語の表現の読み方と発音、意味
ここでは「ピーマン」と「パプリカ」に関連するフランス語の表現や単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
ピーマンの肉詰め
フランス語で
poivron farci
という表現になります。
「farci(ファルスィ)」は「詰め物をした」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「poivron(ポワヴロン)」が男性名詞であるため、男性形の形になっています。
【形容詞 farciの変化と使い分け】
- farci(ファルスィ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- farcie(ファルスィ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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唐辛子
フランス語で
piment
という男性名詞の単語になり、「トウガラシ」の他に「刺激を与えるもの」、「ピリッとした味」という表現でも使います。
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青唐辛子
フランス語で
piment vert
という表現になります。
「vert(ヴェール)」は「緑色の」という意味の形容詞になります。
「piment vert(ピモン ヴェール)」は「緑のトウガラシ」という表現になり、「緑のピーマン」と間違えないように気をつけましょう。
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赤唐辛子
フランス語で
piment rouge
という表現になります。
「rouge(ルゥージュ)」は「赤い」という意味の形容詞になります。
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フランス語で「ピーマン」と「パプリカ」を表す単語や表現のまとめ
ここではフランス語で「ピーマン」と「パプリカ」を表す単語と関連する表現について紹介をしてきました。
日本で馴染みのある野菜の1つの「ピーマン」を表すフランス語は「poivron」という単語になり、同じ単語で「パプリカ」も表します。
また、品種として「ピーマン」に近い「トウガラシ」は、フランス語で「piment」という単語になります。
日本に初めてポルトガルから「ピーマン」が伝わったとき、今の「ピーマン」ではなく、辛みの強いトウガラシのような品種であったため、「ピーマン」という名前で広まり、そのまま今に至っています。
「ピーマン」と「パプリカ」を表すフランス語を覚えていくときには、「トウガラシ」を表す単語や表現についても一緒に覚えてみましょう。