「3」はフランス語で「トロワ」?数字の正しい発音と使い方
ここでは「3」を意味するフランス語の単語や言葉について詳しく紹介していきます。
数字を使った表現は日常生活の中でとてもよく使います。
時間や何かの頻度や回数を伝えたり、人数を表したり、さまざまな場面で見たり、聞いたり、伝えたりします。
ここではよく使う「3」に関連する表現も併せて紹介していますので、しっかりと覚えて使えるようにしていきましょう。
フランス語で数字の「3」を表す単語と関連する言葉
ここでは数字の「3」と、「3」に関連してよく使うフランス語の単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
3
フランス語で
trois
という単語になります。
単数形として使われるため、動詞や名詞に性や数の一致をせず不変の形になります。
「trois(トロワ)」はラテン語の「trēs」が語源の言葉になります。
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3月
フランス語で
Mars
という単語になります。
英語で「3月」を意味する「March」と、火星を意味する「Mars」のどちらにも対応する単語になり、前後の文脈によって使い分けをします。
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3番目
フランス語で
troisième
という言葉になり、形容詞と名詞の2つの働きがあります。
形容詞は「第3の」「3番目の」という意味になり、名詞を修飾して数や順序を表すときに使います。
形容詞の「troisième」は修飾する名詞の性別や数に関係なく同じ形で使います。
名詞は「3番目のもの」「3番目の人」という意味で使います。
またフランスの教育システムの中で「troisième」は、中学校の最終学年(日本の中学3年生に相当)を表す単語としても使われています。
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3時
フランス語で
trois heures
という言葉になります。
「3時」や「3時間」という意味になり、時刻や時間の長さを表すときに使います。
「heures(ウール)」は「〜時」または「〜時間」という意味の女性名詞の複数形になり、単数形は「heure」になります。
また「〜時間」と、時間の長さを表現するときには、「〜の間」という意味の「pendant(ポンダォン)」や「〜のために」という意味の「pour(プール)」などの前置詞とともに使うことが多いので、覚えておくととても便利です。
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3年
フランス語で
trois ans
という言葉になります。
「3年」または「3歳」という意味になり、年齢や年数を表すときに使います。
「ans(アォン)」は「年」「年数」「年齢」という意味の男性名詞の複数形になり、単数形は「an(アォン)」になります。
年齢を表現するときフランス語では、「〜を持つ」という意味の「avoir(アヴォワール)」を使います。
また、時間や期間の長さを表すときには、「〜の間」という意味の「pendant(ポンダォン)」を使うのが一般的です。
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3回
フランス語で
trois fois
という言葉になります。
「3回」や「3度」という意味になり、回数や頻度を表すときに使います。
「fois(フォワ)」は「回」「度」という意味の女性名詞になり、ある動作や出来事が何回行われたのか、または何度発生したのか表し、数詞と使うことが多い単語になります。
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3種類
フランス語で
trois types
という言葉になります。
「3種類」や「3タイプ」という意味になり、異なる種類やタイプのものを表すときに使います。
「types(ティープ)」は「種類」や「タイプ」という意味の男性名詞の複数形になり、単数形は「type(ティープ)」です。
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フランス語の「3」を使ったさまざまな言葉と使い方
ここではフランス語で数字の「3」を使ったよく使う言葉を例文として紹介していきます。
しっかりと覚えて使えるようにしていきましょう。
私はりんごを3つ持っています。
フランス語で
J’ai trois pommes
という言葉になります。
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3時3分です。
フランス語で
Il est trois heures trois
という言葉になります。
「Il est(イ レ)」は「〜時です」という意味になります。
「trois heures(トロワ ズゥール)」は 「3時」を意味する言葉になり、フランス語では時間を表すとき、「〜時」を意味する単語「heure(ウール)」が必ず複数形の「heures(ウール)」になります。
フランス語では「〜分」を表すとき、数字をそのまま使い、「分」を省略するのが一般的です。
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今日で3日目になります。
フランス語で
C’est le troisième jour
という言葉になり、「今日は3日目です」や「これは3日目です」という意味でも使います。
「C’est(セ)」は形式的な主語「cela(スラ)」と動詞「être(エートル)」の組み合わせなります。
文全体を導く役割をしており、英語の「It is」に相当する言葉になります。
フランス語では状況や事実、日付、時間を説明するときにとてもよく使うので覚えておきましょう。
「le(ル)」は男性名詞に付く定冠詞になり、ここでは名詞「jour」を特定しています。
「jour(ジュール)」は「日」や「日中」という意味の男性名詞になり、ここでの「le troisième jour」のように使い、何かの出来事の経過日数や何かが始まってからの期間を表すとき、また日付けなどを明示するときに使います。
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3+3=6(3足す3は6)
フランス語で
Trois et trois font six
という言葉になります。
「et(エ)」は「〜と」や「そして」を意味する接続詞になり、英語の「and」と同じ働きの単語になります。
「font(フォン)」は 「〜を作る」や「〜を構成する」という意味の動詞「faire(フェール)」の三人称複数形になり、ここでは「〜になる」「〜である」という意味になります。
数学的な意味で、2つの数を足し合わせた結果を表示するときに使います。
「six(シス)」は「6」という意味の数詞になります。
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私は週に3回ジムに行きます
フランス語で
Je vais à la gym trois fois par semaine
という言葉になります。
「Je(ジュ)」は「私」「私は」という意味の代名詞になります。
「vais(ヴェ)」は「行く」という意味の動詞「aller(アレェ)」の一人称単数現在形の形になります。
「à(ア)」は「〜へ」「〜に」という意味の前置詞になります。
「la(ラ)」は「その」「この」という意味の女性名詞に付く定冠詞になり、ここでは名詞「gym(ジム)」を特定するはたらきになります。
「fois(フォワ)」は「〜回」や「〜度」など、回数や頻度を表すときに使う名詞になります。
「par(パァル)」は「〜につき」や「〜ごとに」という意味の前置詞になり、頻度や割合を表現するときに使います。
「semaine(スメーヌ)」は「週」という意味の名詞になり、1週間の期間を表すときに使います。
ここでの「par semaine」の形で「1週間につき」という意味になっています。
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3匹の子豚
フランス語で
Trois petits cochons
という意味になり、童話や物語のタイトルとしてよく知られている言葉になります。
「petits(プチィ)」は「小さい」「小さな」を意味する形容詞の男性形の複数形になります。
「cochons(クゥション)」は「豚」という意味の男性名詞の単語「cochon(クゥション)」の複数形になります。
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三銃士
フランス語で
Les Trois Mousquetaires
という言葉になり、「三銃士たち」という意味でも使います。
「Les(レ)」は「その」や「これらの」を意味する定冠詞になり、複数形の名詞につきます。
ここでは「mousquetaires(ムスクュテール)」に付いています。
「Mousquetaires(ムスクュテール)」は「銃士たち」を意味する男性名詞になり、特定の役職や人物を表すときに使います。
ここでは「mousquetaire」の複数形の形になっており、フランス王国に仕えた近衛兵や軍人のことを表しています。
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「3」を表すフランス語「トロワ」のまとめ
ここではフランス語で「3」を意味する単語とよく使う関連する表現を紹介してきました。
日常の中で数字を用いた表現や文字はとてもたくさんあります。
数字自体をフランス語で理解できるようになることは大切ですが、それが何を伝えようとしているのか、何を表しているのかまで理解できるようになることで、日常の安心感が大きく増すことは間違いありません。
フランス語の数字の「3」に関連する表現も一緒に覚えて、使えるようにしていきましょう。