フランス語で「砂糖(シュクレ)」を表す単語やフレーズの読み方と発音、意味とは?
ここではフランス語で「砂糖」を表す単語や「砂糖」の種類を表すフレーズ、また「砂糖」に関連するさまざまなフレーズについて紹介をしていきます。
フランスで使われる砂糖は、サトウキビから作る砂糖とテンサイから作る砂糖の2種類が主に使われます。
フランスでパンやお菓子、スイーツでよく使われる砂糖の種類は以下になります。
【フランスでお菓子やパン作りによく使う砂糖の種類】
- グラニュー糖(sucre semoule)
- 粉糖(sucre glace)
- 赤砂糖(cassonade)
赤砂糖は日本ではブラウンシュガーや黒砂糖と呼ばれることもあります。
フランスで砂糖を購入しようと思ったとき、ここで紹介する単語やフレーズを覚えて活用してみてください。
フランス語で「砂糖(シュクレ)」を表す単語の読み方と発音、意味
ここではフランス語で「砂糖」を表す単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
砂糖
フランス語で
sucre
という男性名詞の単語になり、化学や生理学用語の「糖」という意味でも使われます。
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砂糖入りの
フランス語で
sucré
という形容詞の単語になり、「甘い」という意味としても使われます。
また、修飾する名詞が男性名詞なのか女性名詞なのかによって、下記のように変化します。
【形容詞 sucréの変化と使い分け】
- sucré(スュクレェ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- sucrée(スュクレェ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なっていますが発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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⬇️sucréeの発音の確認はこちら⬇️
甘いもの
フランス語で
sucré
という男性名詞の単語になり、「甘味」という意味としても使われます。
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甘くする
フランス語で
sucrer
という動詞の単語になり、「〜に砂糖を入れる」という意味としても使われます。
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製糖業者
フランス語で
sucrier
という単語になり、名詞の働きと「砂糖製造の」という形容詞の働きがあります。
名詞の場合、その対象が男性なのか女性なのかによって、また形容詞の場合、修飾する名詞が男性名詞なのか女性名詞なのかによって下記のように変化します。
【名詞および形容詞 sucrierの変化と使い分け】
- sucrier(スュクリエ) 男性形 男性の製糖業者を表す、または男性名詞を修飾する形
- sucrière(スュクリエール) 女性形 女性の製糖業者を表す、または女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペル、発音ともに異なっていますので、文章と会話両方で変化に注意して使いましょう。
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製糖工場
フランス語で
sucrerie
という女性名詞の単語になり、「甘いもの」「お菓子」を表すときにも使われます。
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砂糖入れ
フランス語で
sucrier
という男性名詞の単語になり、「シュガーポット」と意味としても使われます。
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砂糖でできた
フランス語で
en sucre
という表現になります。
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フランス語で「砂糖」の種類を表す単語やフレーズの読み方と発音、意味
ここではフランス語で「砂糖」の種類を表すフレーズについて、日本語の意味や翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
グラニュー糖
フランス語で
sucre semoule
という表現になります。
「semoule(スムゥーレ)」は「セモリナ」という小麦の粗い粒を表す女性名詞の単語になりますが、「sucre semoule(スュクル スムゥーレ)」で「グラニュー糖」という意味として使われます。
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赤砂糖
フランス語で
cassonade
という女性名詞の単語になり、「粗糖」という意味としても使われます。
サトウキビから作られる茶色い精製されていない砂糖になり、日本ではこれを黒砂糖と呼ぶこともあります。
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角砂糖
フランス語で
sucre en cube
という表現になります。
「cube(キュゥブ)」は「立方体」「立方体の物」という意味の男性名詞の単語になります。
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氷砂糖
フランス語で
sucre candi
という表現になります。
「candi(カォンディ)」は「(砂糖が)結晶化した」という意味の形容詞の単語となり、ここでは修飾する名詞「sucre(スュクハ)」が男性名詞となるため、男性形の形になっています。
【形容詞 candiの変化と使い分け】
- candi(カォンディ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- candie(カォンディ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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⬇️candiの発音の確認はこちら⬇️
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粉糖
フランス語で
sucre glace
という表現になり、「パウダーシュガー」という意味としても使われます。
「glace(グラス)」はここでは「糖衣」という意味の女性名詞の単語で、「sucre glace(スュクル グラス)」で「粉糖」という意味として使われます。
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はちみつ
フランス語で
miel
という男性名詞の単語になります。
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フランス語で「砂糖」に関連するさまざまなフレーズの読み方と発音、意味
ここでは「砂糖」に関連するフランス語のフレーズについて、日本語の意味、翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
砂糖水
フランス語で
eau de sucrée
という表現になります。
「eau(オゥ)」は「水」という意味の女性名詞の単語になります。
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甘い果物
フランス語で
fruit sucré
という表現になります。
「fruit(フリュイ)」は「フルーツ」「果物」という意味の男性名詞の単語になります。
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甘口のワイン
フランス語で
vin sucré
という表現になり、「甘口ワイン」は「vin doux(ヴァン ドゥ)」という表現を使うときもあります。
「vin(ヴァン)」は「ワイン」という意味の男性名詞の単語になります。
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サトウキビ
フランス語で
canne à sucre
という表現になります。
「canne(キャンヌ)」はここでは植物の「アシ」「ヨシ」またはそのような形状の植物を表す女性名詞の単語になります。
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コーヒーに砂糖を入れる
フランス語で
sucrer son café
という表現になります。
「café(キャフェ)」は「コーヒー」という意味の男性名詞の単語となります。
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フランス語で「砂糖(シュクレ)」を表す単語や関連するフレーズのまとめ
ここではフランス語で「砂糖」を表す単語や「砂糖」の種類を表すフレーズ、また「砂糖」に関連するさまざまなフレーズについて紹介をしてきました。
フランスでは、お菓子やパン、スイーツ、料理にサトウキビやテンサイから作られる砂糖を主に使っており、下記3種類の砂糖がよく使われています。
【フランスでスイーツやお菓子、パンを作るときに使う砂糖の種類】
- グラニュー糖(sucre semoule)
- 粉糖(sucre glace)
- 赤砂糖(cassonade)
フランスの「砂糖」をお土産などで買ってみようかと思ったとき、ここで紹介する単語やフレーズがきっと役に立つと思います。