「2」はフランス語で「ドゥ」?数字の正しい発音と使い方

水色の看板に取り付けた数字の2のプレート

ここでは数字の「2」を表すフランス語の単語や、日常会話の中でよく使う「2」に関連するフランス語のさまざまな言葉について紹介していきます。

「2」という数字は、あらゆる分野で使われることが多く、それだけにとても重要な数字だと考えられています。

また2つのものが対になるときに使うことから、私たちの日常生活におけるバランスや調和の象徴のような数字でもあります。

フランス語においては、「2」を意味する単語を使った比喩的な表現や慣用句もいくつかあり、日常会話やビジネスの場面でとてもよく使う言葉です。

ここでは「2」を表すフランス語の単語だけでなく、「2」を表す言葉を使った慣用句も含めて紹介していますので、しっかりと覚えて使えるようにしていきましょう。

 

フランス語で数字の「2」を表す単語と関連する言葉

飾られた車に表示された数字の2

ここでは数字の「2」を表すフランス語の単語と「5」に関連する言葉や単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。

フランス語で

deuxドゥ

という言葉になります。

数字の「2」や「2個」「2つ」「2人」という意味で使う数詞になります。

男性形、女性形の形の変化はなく、不変の単語になります。

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2月

フランス語で

févrierフェヴリィエ

という単語になります。

1年の2番目の月「2月」という意味の男性名詞になり、月の名前は通常、定冠詞を付けずに使います。

またフランス語では、月の名前が文章の先頭に来るとき以外、単語の語頭は小文字になります。

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2番目の①

フランス語で

deuxièmeドゥズィエム

という言葉になります。

「第2の」や「2回目の」「2つ目の」という意味の形容詞、序数詞になり、修飾する名詞の性に関わりなく変化しません。

順序や順番全体の中で2番目という位置を指し、終わりのない順序を示すときに使いわれ、一般的な日常会話の中でとてもよく使うため、必ず覚えておきましょう。

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2番目の②

フランス語で

secondスゴォン

secondeスゴォンドゥ

という単語になります。

「第2の」「2番目の」という意味の形容詞、序数詞になり、こちらは修飾する名詞の性によって、男性形と女性形があります。

最終的に2番目で終わるものを表すときに使い、他には続かないことを暗示する単語になります。

「second(スゴォン)」は、特に2つしかないものに使うことが多いため、特定の場面や状況で使う言葉になります。

【修飾する名詞の性による変化】

  • second    男性名詞を修飾するときの形
  • seconde     女性名詞を修飾するときの形

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2つに

フランス語で

en deuxオン ドゥ

という言葉になります。

「2つに」や「2つに分けて」という意味になり、物を2つに物理的に分ける、分かれる状態や動作を表すときに使います。

「en(オン)」は「〜に」という意味の前置詞になります。

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2度・2回

フランス語で

deux foisドゥ フォワ

という言葉になります。

「2回」「2度」や「2倍」という意味で使います。

「fois(フォワ)」は「〜回」「〜度」「〜倍」という意味で回数や頻度を表す名詞になります。

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2色

フランス語で

deux couleursドゥ クゥルール

という言葉になります。

「2色」や「2つの色」という意味で使います。

「couleurs(クゥルール)」は「色」「色彩」という意味の女性名詞の複数形になり、単数形は「couleur(クゥルール)」になります。

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2人で

フランス語で

à deuxア ドゥ

という言葉になります。

「2人で」や「2つで」「2つの方法で」という意味でも使う言葉になり、2人で何かの作業などを協力して行う、または2つの物や方法で何かをするという意味で使います。

「à(ア)」は「〜で」や「〜に」という意味で、場所や方法、手段を表す前置詞になり、英語の「at」や「to」に近い意味になります。

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ダブル

フランス語で

doubleドゥーブル

という言葉になります。

「2倍の」や「二重の」「ダブルの」という意味の形容詞、また「2倍」「二重」という意味の名詞、「二重に」「2倍に」という意味の副詞の意味があります。

【doubleの3つの品詞とその意味】

  1. 形容詞  「倍の」「二重の」「ダブルの」という意味
  2. 名詞   「倍」「二重」「コピー」という意味
  3. 副詞   「倍に」「二重に」「ダブルに」という意味

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2つずつ

フランス語で

deux par deuxドゥ パァル ドゥ

という言葉になります。

「2つずつ」や「2人ずつ」という意味になります。

物を2つに分ける、または人を2人ずつに分ける、または並べるときに使う表現になります。

「par(パァル)」は「〜ごと」「〜ずつ」という意味の前置詞になります。

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「2」を使ったフランス語のさまざまな言葉と使い方

壁に描かれた2

ここでは数字の「2」を表す単語「deux(ドゥ)」を使った日常の生活の中でよく使うフランス語のさまざまな言葉や慣用句、ことわざを紹介していきます。

会話の中でよく使う表現や慣用句も紹介していますので、しっかりと身につけていきましょう。

 

私は2時間後に出発します

フランス語で

Je vais partir dans deux heuresジュ ヴェ パルティール ドォン ドゥ ズール

という言葉になります。

「Je(ジュ)」は「私」「私は」という意味の主語代名詞になります。

「vais(ヴェ)」は「行く」という意味で、近い未来を表す近接未来形の動詞になり、原形の動詞は「aller(アレェ)」になります。

「partir(パルティール)」は「出発する」「発車する」という意味の動詞になり、近接未来形の「vais(ヴェ)」と一緒に使うことで「出発する予定だ」「(まもなく)出発する」という意味になります。

「dans(ドォン)」は「〜の後に」や「〜の中で」「〜の後で」という意味の前置詞になり、時間的な経過を示しています。

「heures(ウール)」は「時間」や「〜時」という意味の名詞になります。

ここでは「dans deux heures」の形で「2時間後に」という意味になります。

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私は2日に1回ランニングをします

フランス語で

Je vais courir tous les deux joursジュ ヴェ クゥリール トゥ レ ドゥ ジュール

という言葉になります。

「私は2日に1回は走っています」という意味でも使います。

「vais(ヴェ)」は「行く」という意味の近い将来や未来の行動を表す近接未来形の動詞になり、原形の動詞は「aller(アレェ)」になります。

「courir(クゥリール)」は「走る」という意味の動詞になり、「vais courir」で「走る予定だ」「走るつもりだ」という意味になります。

「tous(トゥス)」は「すべての」「〜ごと」「毎〜」という意味の形容詞になります。

「les(レ)」は「その」「それらの」という意味の定冠詞になります。

ここでは「jours」に付いて、特定の「2日間」を示す役割をしています。

「jours(ジュール)」は「日」や「1日」という意味の名詞の複数形になります。

ここでは「tous les deux jours」の形で「2日ごとに」「2日に1回」という意味になります。

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私たちは2人で一緒に仕事をしました

フランス語で

Nous avons travaillé à deuxヌゥ ザヴォン トラヴァイエ ア ドゥ

という言葉になります。

「私たちは2人で一緒に働きました」という意味でも使います。

「Nous(ヌゥ)」は「私たちは」「私たちが」という意味の複数形の主語代名詞になります。

「avons(アヴォン)」は「持つ」「持っている」という意味の複合過去の助動詞の役割になり、原形の動詞は「avoir(アヴォワール)」になります。

複合過去形では「avoir + 過去分詞」の形で使い、過去の行動を表すときに使います。

「travaillé(トラヴァイエ)」は「働いた」「仕事した」という意味の動詞の過去分詞になり、原形の動詞は「travailler(トラヴァイエ)」になります。

「à(ア)」は「〜に」「〜で」という意味の前置詞になり、ここでは「à deux」で「2人で一緒に」という意味になります。

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りんごを2つに切ってください

フランス語で

Coupe la pomme en deuxクゥプ ラ ポンム オン ドゥ

という言葉になります。

「Coupe(クゥプ)」は「切って」という意味の命令形の動詞になり、原形の動詞は「couper(クゥペェ)」になります。

命令形は相手に対して指示や命令を表し、動詞の主語が「tu(トゥ)」、つまり「あなた」であることを省略した形になります。

「la(ラ)」は「それ」「その」「それを」という意味の定冠詞になり、ここでは目の前にある特定のりんごを指しています。

「pomme(ポンム)」は「りんご」という意味の名詞になります。

「en(オン)」は「〜に」「〜の状態に」という意味の前置詞になり、ここでは「en deux」で「2つに」という意味になります。

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2度あることは3度ある

フランス語で

Jamais deux sans troisジャメ ドゥ ソン トロワ

という意味の慣用句、ことわざになります。

「Jamais(ジャメ)」は「今までに〜ない」「決して〜ない」という意味の副詞になります。

「sans(ソン)」は「〜なしに」「〜がなければ」という意味の否定を表す前置詞になります。

「trois(トロワ)」は「3」「3つ」「3人」という意味の数詞になります。

この言葉の意味は、「決して2回だけでは終わらない、3回目も必ずある」になります。

この表現は、物事が2回起きたら、もう一度起こることを予期することを表すときによく使います。

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私はどっちも好きです

フランス語で

Je les aime tous les deuxジュ レ ゼム トゥ レ ドゥ

という言葉になります。

「私は彼ら(彼女ら)2人とも好きです」という意味でも使います。

「les(レ)」は「彼らを」や「彼女らを」という意味の直接目的語の代名詞の複数形になります。

「aime(エム)」は「好きだ」という意味の現在形の動詞になり、原形の動詞は「aimer(エメ)」になります。

ここでは「les aime」の形で「彼ら(彼女ら)を好きだ」という意味になります。

「tous(トゥス)」は「みんな」「全員」という意味の代名詞になります。

ここでは「tous les deux」で「彼ら2人ともみんな」または「彼女ら2人とも」という意味になります。

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両方とももらいます

フランス語で

Je prends les deuxジュ プラン レ ドゥ

という言葉になります。

「prends(プラン)」は「〜を取る」「〜を持つ」という意味の現在形の動詞になり、原形の動詞は「prendre(プラーンドル)」になります。

「les(レ)」は「それらを」「2つとも」という意味の定冠詞になり、ここでは「特定の2つのもの」を意味しています。

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すぐに着きます

フランス語で

Vous y serez en deux secondesヴ ズィ ソレ オン ドゥ スコンドゥ

という言葉になります。

「Vous(ヴ)」は「あなたは」「あなたたちは」という意味の二人称複数の主語代名詞になります。

また、「あなた」という丁寧な表現として、目の前にいる人を指して一人に対しても使う代名詞になります。

「y」は「そこに」「そこへ」という意味の代名詞になり、場所や状況を指して使います。

「serez(ソレ)」は「〜であるだろう」「〜になるだろう」という意味の未来形の動詞になり、原形の動詞は「être(エートル)」になります。

「en(オン)」は「〜のうちに」「〜で」という意味の前置詞になり、時間や期間を示すときに使います。

「secondes(スコンドゥ)」は「秒」「〜秒」という意味の女性名詞になります。

「en deux secondes」で「2秒で」「2秒のうちに」という意味になります。

この文をそのまま訳すと「あなたは2秒でそこに着くだろう」という意味になり、「すぐに着きます」という意味で使う言葉になります。

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要するに

フランス語で

en deux motsオン ドゥ モォ

という言葉になります。

「手短に」や「簡潔に」という意味でも使います。

「en(オン)」は「〜で」「〜の中に」や「〜を使って」という意味の前置詞になり、ここでは「手段」や「方法」を表す働きの前置詞になります。

「mots(モォ)」は「言葉」や「単語」という意味の男性名詞の複数形になり、ここでは「deux mots」で「2つの言葉」という意味になります。

この言葉は会話の中で、要点をまとめて説明したり、簡潔に説明するときによく使います。

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1+1=2

フランス語で

Un et un font deuxアン エ アン フォン ドゥ

という言葉になります。

「Un(アン)」は数字の「1」という意味の数詞になります。

「et(エ)」は「そして」や「+」「足す」という意味の接続詞になり、英語の「and」と同じ役割になります。

「font(フォン)」は「〜になる」「〜を作る」という意味の三人称単数の現在形の動詞になり、原形の動詞は「faire(フェール)」になります。

ここでは「font」は「=」と同じ意味になります。

「1足す1は2になる」という意味になり、計算式を表す言葉になります。

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数字の「2」を表すフランス語「ドゥ」のまとめ

ここではフランス語で数字の「2」を表す単語「deux(ドゥ)」について、詳しく紹介してきました。

日常生活や仕事の場面でよく使うフレーズや慣用句の中には、「deux(ドゥ)」を使った表現がいくつかあります。

フランス語には「2」を表す単語「deux(ドゥ)」を使った慣用句、短いフレーズや言い回しがあるんだ、ということを知っているだけで困ることはなくなります。

どれもとてもよく使う言葉であり、短いフレーズであるため、すぐに覚えることができるので、しっかりと覚えて使えるようにしておきましょう。

 

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