「仕事」を表すフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味とは?
ここでは「仕事」を表すフランス語の単語や、「仕事」に関連するフランス語のさまざまな表現について紹介していきます。
フランス語で「仕事」という表現に使う単語には以下の3つがあります。
【フランス語で「仕事」を意味する3つの単語】
- travail 労働者からの視点で、雇用主から与えられる仕事を表すときに使う
- emploi 雇用主からの視点で、労働者へ割り振る仕事を表すときに使う
- affaire 実業家やビジネスマンが、自分がやるべきことを仕事として表現するときに使う
それぞれの単語に対応する英語を見ていくと、意味合いの違いがより理解しやすくなります。
- travail 英語のworkに対応する意味の単語
- emploi 英語のemploymentに対応する意味の単語
- affaire 英語のbusinessに対応する意味の単語
「仕事」に関する3つの単語の意味の違いをしっかりと覚えることで、会話や文章を通じて、「仕事」について聞き手や読み手に伝えたいことをしっかりと伝えることができるようになります。
3つの単語とその使い分け方について覚えていきましょう。
フランス語で「仕事」を表す単語「travail」の読み方と発音
ここでは「仕事」という意味のフランス語の単語「travail」について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
仕事
フランス語で
travail
という男性名詞の単語になり、「労働」「作業」や「職」「働き口」、「勉強」という意味でも使います。
英語の「work」と同じ意味の単語になります。
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仕事をする
フランス語で
travailler
という動詞の単語になり、「働く」「勤務する」「勉強する」「練習する」という意味でも使います。
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副業①
フランス語で
business secondaire
という表現になります。
「secondaire(スゴンデール)」は「副次的な」「二次的な」という意味の形容詞になります。
「business(ビジネス)」は「商売」「仕事」という意味の男性名詞で、主に会話で使う単語になり、「bizness」と表記される場合もあります。
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副業②
フランス語で
travail d’appoint
という表現になり、他に「残業」という意味でも使います。
「d’appoint(ダポワン)」は「de + appoint」の組み合わせになり、ここでは「de(ドゥ)」の直後の単語の語頭が母音であるため、エリズィヨンとなって「d’appoint」の形になっています。
「de(ドゥ)」は部分冠詞になります。
「appoint(アポワン)」は「補助」「援助」という意味の男性名詞の単語になります。
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労働者
フランス語で
travailleur
と
travailleuse
という名詞と形容詞の単語になります。
名詞では「労働者」「勤労者」や「働き者」「勤勉な人」という意味、形容詞では「労働者の」「勤勉な」「よく働く」という意味で使います。
2つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【travailleurの変化と使い分け】
- travailleur(トラヴァイユゥル) 男性形 男性の労働者を表す、または男性名詞を修飾するときの形
- travailleuse(トラヴァイユゥズ) 女性形 女性の労働者を表す、または女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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「仕事」を表すフランス語「travail」に関連する表現の読み方と発音、意味
ここではフランス語で「仕事」という意味の単語の「travail」に関連するさまざまな表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
仕事をする
フランス語で
effectuer un travail
という表現になります。
「effectuer(エフェクテュエ)」は難しい作業やスキルが必要な機械の操作など「〜を行う」「〜を実行する」という意味の動詞の単語になります。
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仕事を終える
フランス語で
terminer un travail
という表現になります。
「terminer(テルミネ)」は「〜をやり終える」「終了する」という意味の動詞の単語になります。
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仕事を続ける
フランス語で
continuer un travail
という表現になります。
「continuer(コンティニュエ)」は「〜を続ける」「〜を続行する」や「〜を延ばす」という意味の動詞になります。
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仕事を探す
フランス語で
chercher du travail
という表現になります。
「chercher(シェルシェ)」は「〜を探す」「〜を探し求める」や「〜を知ろうと務める」という意味の動詞になります。
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労働時間
フランス語で
heures de travail
という表現になります。
「heure(ウール)」は「時間」や時計の「時刻」「〜時」という意味の女性名詞の単語になり、ここでは仕事や授業など、ある活動の「時間」を表す意味になります。
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職場
フランス語で
lieu de travail
という表現になります。
「lieu(リユ)」は「場所」という意味の男性名詞の単語になります。
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フランス語で「仕事」を表す単語「emploi」の読み方と発音
ここではフランス語で「仕事」という意味を持つ2つ目の単語である「emploi」について、日本語の読み方からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
仕事
フランス語で
emploi
という男性名詞の単語になり、「職」「働き口」「雇用」や「利用」「使用」「用途」という意味でも使います。
「emploi(アォンプロワ)」は雇用主側からの視点で「仕事」という意味の単語として使われ、英語の「employment」や「use」と同じ意味の単語になります。
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雇う
フランス語で
employer
という動詞になり、人を「〜を雇う」「〜を使う」という意味でも使われます。
英語の「employ」や「use」と同じ意味の単語になります。
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雇用主
フランス語で
employeur
と
employeuse
という名詞の単語になり、「雇用者」「雇い主」という意味でも使います。
2つの単語の使い分けは以下の通りになります。
【名詞 employeurの変化と使い分け】
- employeur(アォンプロワイユゥル) 男性名詞 男性の雇用主を表す形
- employeuse(アォンプロワイユゥズ) 女性名詞 女性の雇用主を表す形
男性名詞と女性名詞で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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従業員
フランス語で
employé
と
employée
という名詞の単語になり、「勤め人」「会社員」や、主に「ホワイトカラー」「サラリーマン」という意味で使います。
英語の「employee」と同じ意味の単語になります。
2つの単語の使い分け方は以下の通りになります。
【employéの変化と使い分け】
- employé(アォンプロワイエ) 男性名詞 男性の会社員を表す形
- employée(アォンプロワイエ) 女性名詞 女性の会社員を表す形
男性名詞と女性名詞で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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「仕事」を表すフランス語「emploi」に関連する表現の読み方と発音、意味
ここではフランス語で「仕事」をという意味の単語「emploi」を使ったさまざまな表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
仕事(職)を見つける
フランス語で
trouver un emploi
という表現になります。
「trouver(トォルヴェ)」は「〜を見つける」「〜と会う」「出会う」という意味の動詞になります。
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仕事(職)につく
フランス語で
prendre un emploi
という表現になります。
「prendre(プラーンドル)」はここでは人を「〜を採用する」「雇う」や「〜を選ぶ」という意味の動詞になります。
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求人
フランス語で
offre d’emploi
という表現になります。
「offre(オォフル)」は「提供」「申し出」「提案」「供給」という意味の女性名詞の単語になります。
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会社員
フランス語で
employé de bureau
という表現になります。
「bureau(ビュゥロォ)」は、ここでは「会社」「オフィス」「事務所」という意味の男性名詞の単語になります。
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フランス語で「仕事」を表す単語「affaire」の読み方と発音
ここではフランス語で「仕事」という意味の3つ目の単語「affaire」について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
仕事
フランス語で
affaire
という女性名詞の単語になり、ここでは「事業」「会社」や「ビジネス」「商売」「実業」という意味で使います。
英語の「business」と同じ意味の単語になります。
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忙しい
フランス語で
affairé
と
affairée
という形容詞の単語になり、「忙しそうな」という意味でも使います。
2つの単語の使い分けについては以下になります。
【形容詞 affairéの変化と使い分け】
- affairé(アフェレェ) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- affairée(アフェレェ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で変化に注意して使いましょう。
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忙しさ
フランス語で
affairement
という男性名詞の単語になり、「慌ただしさ」「せわしなさ」という意味でも使います。
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忙しく働く
フランス語で
affairer
という動詞の単語になり、「〜に忙しい」「忙しく〜する」という意味でも使います。
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「仕事」を表すフランス語「affaire」に関連する表現の読み方と発音、意味
ここではフランス語で「仕事」という意味を持つ単語「affaire」を使ったさまざまな表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
実業家(男性)
フランス語で
homme d’affaire
という表現になります。
「homme(オム)」はここでは「男性」「一人前の男」や「人」「人間」という意味の男性名詞の単語になります。
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実業家(女性)
フランス語で
femme d’affaire
という表現になります。
「femme(ファム)」は「女性」「一人前の女」「成人した女性」という意味の女性名詞の単語になります。
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ビジネスに携わっている
フランス語で
être dans les affaires
という表現になります。
「être(エトル)」は、ここでは「〜である」「〜の状態にある」「〜している」という意味になり、英語の「be動詞」と同じ働きの単語になります。
「dans(ダォン)」は、ここでは「〜の状態に」「〜の中に」という意味の前置詞になり、英語の「in」や「into」と同じ意味の単語になります。
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私は急ぎの用件がある
フランス語で
J’ai une affaire urgente
という表現になります。
「urgente(ユルジャォントゥ)」は「急を要する」「緊急の」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「affaire(アフェール)」が女性名詞のため、女性形の形になっています。
【形容詞 urgentの変化と使い分け】
- urgent(ユルジャォン) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- urgente(ユルジャォントゥ) 女性形 女性名刺を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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「仕事」に関連するフランス語の単語や表現の読み方と発音、意味
ここでは「仕事」に関連するフランス語の単語やさまざまな表現で、先に紹介した単語や表現以外について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
職業
フランス語で
profession
という女性名詞の単語になります。
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職業の
フランス語で
professionnel
と
professionnelle
という形容詞の単語になり、「職業上の」「本職の」「プロの」という意味でも使います。
また、名詞としての働きもあり、その場合「本職」「プロ」や「プロスポーツ選手」という意味でも使います。
2つの単語の使い分け方は以下の通りになります。
【professionnelの変化と使い分け】
- professionnel(プロフェスィヨネル) 男性形 男性のプロを表す、または男性名詞を修飾するときの形
- professionnelle(プロフェスィヨネル) 女性形 女性のプロを表す、または女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で変化に注意して使いましょう。
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本職の
フランス語で
de profession
という表現になり、「プロの」という意味でも使います。
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ご職業は何ですか?
フランス語で
Quelle est votre profession?
という表現になります。
「votre(ヴォトル)」は「あなたの」や「あなたがたの」という意味の所有を表す形容詞になり、英語の「your」と同じ意味の単語になります。
「quelle(ケェル)」は「何」「どんな」「どの」や「誰」という意味の疑問の形容詞になり、英語の「what」や「which」と同じ意味の単語になります。
ここでは修飾する名詞の「profession(プロフェスィヨン)」が女性名詞のため、女性形の形になっています。
【形容詞 quelの変化と使い分け】
- quel(ケェル) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- quelle(ケェル) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じであるため、文章で使うときに変化に注意しましょう。
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フランス語で「仕事」を表す単語や関連する表現のまとめ
ここではフランス語で「仕事」を意味するさまざまな単語や、「仕事」を意味するフランス語の単語に関連するさまざまな表現について紹介してきました。
「仕事」という意味で使われる単語には以下の3つがあり、それぞれ意味合いが異なっています。
【仕事という意味で使う3つのフランス語】
- travail 労働者からの視点で、会社などから与えられることを仕事と表現するときに使う
- emploi 会社からの視点で、労働者に対して与える作業などを仕事と表現するときに使う
- affaire 会社員や実業家などが、自分に与えられた責任を仕事と表現するときに使う
上記のように、「仕事」を表す3つの単語とそれぞれの単語の持つ意味をしっかりと理解して使うことにより、コミュニケーションの相手に対して、正しい意味と意図を持ってしっかりと伝えることができるようになりますので、ぜひ覚えましょう。