「家族」はフランス語でどんな表現?家族を紹介するフランス語の言葉
ここではフランス語で「家族」を表す言葉について紹介をしていきます。
どの国でも同じかもしれませんが、フランス人は家族を非常に大切にしています。
家族と過ごす時間をとても大切にしていて、日曜日や祝日は、家族と家でゆっくりと食事をとり、のんびり過ごす傾向が強いです。
フランスでは、家族と一緒に食事をすることはとても大切な文化の一つであり、一緒に食事をすることが家族同士のコミュニケーションの場にもなっています。
また、親との関係がとても強く、高齢になっても親を自宅で世話をすることが一般的で、祖父母との関係も非常に大切にしていて、孫たちも同じようにおじいちゃん、おばあちゃんにとても強い愛情を抱いています。
ここでは「家族」を意味するフランス語について、お父さん、お母さんだけでなく、親戚やおじいちゃん、おばあちゃんを表す表現や言葉も紹介していきますので、しっかりと覚えて使えるようにしていきましょう。
フランス語で「家族」という意味の言葉とその発音
ここでは「家族」や「両親」を意味するフランス語の言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
家族
フランス語で
famille
という女性名詞の単語になります。
「家庭」「妻子」や「家系」「親族」「親戚」、また同族的な「集団」「グループ」を表すときにも使う単語になります。
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両親
フランス語で
parents
という複数形の名詞になります。
「親族の者」「親戚」、また主に文章の中で「先祖」「祖先」という意味でも使います。
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フランス語で「父・母」や「夫・妻」を意味する言葉と発音
ここではフランス語で「父親」や「母親」、また「夫」や「妻」を意味する言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
父・父親
フランス語で
père
という男性名詞の単語になります。
「神父」という意味や、比喩的に「創始者」「生みの親」や、「親父」という意味でも使う言葉です。
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母・母親
フランス語で
mère
という女性名詞になります。
「マザー」という上級の修道女の尊称の意味や、物事の「源」「発祥」、また会話の中で「おばさん」という意味で使う言葉になります。
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夫
フランス語で
mon mari
という言葉になります。
「mari(マリ)」は「夫」という意味の男性名詞になり、「mon(モン)」は「私の」という意味で、男性名詞につく所有を意味する形容詞になります。
正確には「私の夫」「うちの旦那」という意味の言葉になります。
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妻
フランス語で
ma femme
という言葉になります。
「femme(フェム)」は「女性」「妻」や「一人前の女性」という意味の女性名詞の単語になり、「ma(マ)」は「私の」という意味で、女性名詞につく所有を表す形容詞になります。
正確には「私の妻」「うちの奥さん」という意味の言葉になります。
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配偶者
フランス語で
époux
という名詞になります。
また「époux(エプー)」は男性名詞と女性名詞それぞれの形と意味があり、以下になります。
【名詞 épouxの変化と使い分け】
- époux(エプー) 男性名詞 夫や旦那さん、亭主という意味で使う
- épouse(エプーズ) 女性名詞 妻や奥さんという意味で使う
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フランス語で「息子・娘」を表す言葉と発音
ここではフランス語で「息子」や「娘」を意味する言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
子供
フランス語で
enfant
という名詞になります。
「児童」や親に対して「息子」「娘」「子供」という意味、また文章の中で「子孫」「末裔(まつえい)」や「産物」「結果」という意味の単語になります。
英語の「child」と同じ意味の単語になります。
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息子
フランス語で
fils
という男性名詞の単語になります。
「(男の)子孫」「(男の)血縁者」や文章の中で「産物(さんぶつ)」「帰結(きけつ)」という意味の単語になります。
英語の「son」と同じ意味の単語になります。
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娘
フランス語で
fille
という女性名詞の単語になります。
「少女」「女の子」「若い娘」や「若い女性」、「(女の)子孫」「(女の)血縁者」という意味でも使います。
英語の「daughter」「girl」と同じ異意味の単語になります。
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フランス語で「兄弟」や「姉妹」を表す言葉と発音
ここではフランス語で「兄弟」または「姉妹」を意味する言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
兄弟
フランス語で
frère
という男性名詞の単語になります。
「兄」「弟」や「仲間」「同士」「親友」、また宗教などで同じ宗派に属する「信者」「修道士」、会話の中ではついになっているものの「片方」「片側」、文章の中で「共通性のあるもの」「似ているもの」という意味でんも使います。
英語の「brother」と同じ意味の単語になります。
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姉妹
フランス語で
sœur
という女性名詞の単語になります。
「姉」「妹」や「修道女」「シスター」、文章の中で「姉妹のようにとても似ているもの」という意味でも使います。
英語の「sister」と同じ意味の単語になります。
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フランス語で「祖父」や「祖母」を表す言葉と発音
ここではフランス語で「祖父」や「祖母」を意味する言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
祖父母
フランス語で
grands-parents
という男性名詞の言葉になり、複数形で使います。
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祖父
フランス語で
grand-père
という男性名詞の言葉になります。
会話の中で「おじいさん」「老人」という意味でも使いいます。
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祖母
フランス語で
grand-mère
という女性名詞の言葉になります。
会話の中で「お婆さん」「老婆」という意味でも使います。
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フランス語で「孫」を表す言葉と発音
ここではフランス語で「孫」や「孫息子」、「孫娘」を意味する言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
孫
フランス語で
petits-enfants
という言葉になり、男の子も女の子も含めて「孫」という意味の言葉であるため、複数形になります。
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孫(息子)
フランス語で
petit-fils
という男性名詞の単語になります。
男の子の「孫」や「孫息子」を意味する言葉になります。
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孫(娘)
フランス語で
petite-fille
という女性名詞の単語になります。
女の子の「孫」や「孫娘」を意味する言葉になります。
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フランス語で「甥っ子」や「姪っ子」を表す言葉と発音
ここではフランス語で「甥っ子」や「姪っ子」という意味の言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
甥・甥っ子
フランス語で
neveu
という男性名詞の単語になります。
「いとこの息子」という意味でも使う言葉になり、英語の「nephew」と同じ意味の単語になります。
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姪・姪っ子
フランス語で
nièce
という女性名詞の単語になります。
「いとこの娘」という意味でも使う言葉になり、英語の「niece」と同じ意味の単語になります。
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フランス語で「叔父」や「叔母」を表す言葉と発音
ここではフランス語で「親戚」や「叔父」、「叔母」を意味する言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
親戚
フランス語で
parents
という名詞になり、男性、女性を含めて「親戚」という表現のため複数形の形になります。
「親戚の人」「親族」「親類」という意味でも使います。
また、対象が男性か女性かによって以下のように変化します。
【名詞 parentの変化と使い分け】
- parent(パラォン) 男性形 男性の親戚を表すときの形
- parente(パラォーントゥ) 女性形 女性の親戚を表すときの形
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叔父・伯父
フランス語で
oncle
という男性名詞の単語になります。
英語の「uncle」と同じ意味の単語になります。
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叔母・伯母
フランス語で
tante
という女性名詞の単語になります。
英語の「aunt」と同じ意味の単語になります。
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フランス語で「従兄弟」や「従姉妹」を表す言葉と発音
ここではフランス語で「従兄弟」や「従姉妹」を意味する言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
従兄弟
フランス語で
cousin
という名詞の男性形の単語になります。
男の子、男性の「いとこ」を表すときに使います。
「cousins(クゥーザン)」と複数形の場合は「いとこ」と総称して性別を問わず表現するときに使います。
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従姉妹
フランス語で
cousine
という名詞の女性形の単語になります。
女の子、女性の「いとこ」を表すときに使います。
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「家族」に関連するフランス語の言葉とその意味、発音
ここでは「家族」に関連するフランス語のさまざまな言葉について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて紹介していきます。
大切な家族
フランス語で
famille importante
という言葉になります。
「importante(アンポルタォーントゥ)」は「大事な」「大切な」「重要な」という意味の他に、数や規模などが「多数の」「大きい」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞が女性名詞のため、女性形の形になっています。
【形容詞 importantの変化と使い分け】
- important(アンポルタォン) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- importante(アンポルタォーントゥ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
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私の家族
フランス語で
ma famille
という言葉になります。
「ma(マ)」は「私の」という意味の所有を表す形容詞になり、女性名詞につくときの形になります。
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家族の絆(きずな)
フランス語で
lien familial
という言葉になります。
「lien(リヤン)」は人の「つながり」「絆」という意味の男性名詞の単語になります。
「familial(ファミリアル)」は「家族の」「家庭の」「家庭的な」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「lien(リヤン)」が男性名詞であるため男性形の形になっています。
【形容詞 familialの変化と使い分け】
- familial(ファミリアル) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- familiale(ファミリアル) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
男性形と女性形で単語のスペルは異なりますが、発音は同じになります。
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家族愛
フランス語で
amour familial
という言葉になります。
「amour(アムール)」は「愛情」「愛」という意味の男性名詞の単語になります。
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愛する家族
フランス語で
famille aimée
という言葉になります。
「aimée(エメ)」は「aimer(エメ)」が原形の動詞になり、人を「愛する」、物などを「好む」という意味になります。
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幸せな家族
フランス語で
famille heureuse
という言葉になります。
「heureuse(ウールーズ)」は「幸せな」「幸福な」や物事や状況などが「幸運な」「好都合な」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞「famille(ファミーユ)」が女性名詞であるため、女性形の形になっています。
【形容詞 heureuseの変化と使い分け】
- heureux(ウールー) 男性形 男性名詞を修飾するときの形
- heureuse(ウールーズ) 女性形 女性名詞を修飾するときの形
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親子
フランス語で
parent et enfant
という言葉になります。
「parant(パラォン)」は、生物の「親」という意味の名詞になり、英語の「parent」と同じ意味の単語になります。
「et(エ)」は列挙して「〜と」という意味の接続詞になり、英語の「and」と同じ意味の単語になります。
「enfant(アォンファン)」は、親に対しての「子」「子供」「息子」「娘」という意味の名詞になり、英語の「child」と同じ意味の単語になります。
この言葉は正確には「親と子」という意味になります。
h⬇️発音の確認はこちら⬇️
フランス語で「家族」を意味する言葉のまとめ
ここでは「家族」を表すフランス語について、祖父母や親戚の表現も含めて紹介してきました。
家族を大切にするのはどの国も同じですが、フランスでは自分の家族だけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんとの関係もとても深く、大切にしています。
日曜日や祝日、クリスマスは必ず家族と食事をともにし、過ごすということも文化の一つとしてとても大切にしています。
ここで紹介している「家族」を表すフランス語について、しっかりと覚えて言葉を身につけていきましょう。