「月」を表すフランス語は「ルナ」?その正しい読み方と発音、意味とは?
ここではフランス語で天体としての「月」を表す単語や関連するさまざまな表現について紹介していきます。
フランス人は「満月」に対して、「何か不吉なことが起こる前兆」という考えというか、意識があるようで、その証拠にフランスの人の多くは、満月の夜の友達との別れ際には、「気をつけてね!」という言葉をかける人が多いようです。
「満月の夜は狼男が出る」というような言い伝えであったり、小さい頃に聞いた童話などの記憶が大人になっても、少し残っていたりするためなのかもしれません。
フランス語で「月」を表す単語や表現を覚えるのに合わせて、フランスの人々が「月」に対してどのような印象や意識を持っているのか、日本人の感覚とどう違うのか、という点も含めて知っていきましょう。
フランス語で「月」を表す単語の読み方と発音
ここではフランス語で「月」を表す単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
月①
フランス語で
lune
という女性名詞の単語になります。
「月」は世界で1つしかないため、単数形のみになります。
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月②
フランス語で
la lune
という女性名詞の単語になります。
定冠詞「la(ラ)」は女性名詞につく定冠詞の形になり、世界に1つしかないものを表現する役割で付いています。
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月の
フランス語で
lunaire
という形容詞の単語になり、「月に関する」という意味や文章でよく使う表現として、「夢想的な」「現実離れした」という意味としても使われます。
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フランス語の「月」に関連する表現の読み方と発音、意味
ここではフランス語で天体の「月」に関連する表現について、日本語の意味や翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
月の光
フランス語で
clair de lune
という表現になります。
「clair(クレィア)」はここでは「光」「明かり」という意味の男性名詞の単語になります。
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美しい月
フランス語で
la belle lune
という表現になります。
「belle(ベェル)」はここでは「きれいな」「美しい」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞の「lune(リュヌ)」が女性名詞であるため、女性形の形になっています。
【形容詞 beauの変化(単数形のとき)と使い分け】
- beau(ボゥ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- belle(ベェル) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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満月
フランス語で
pleine lune
という表現になります。
「pleine(プレーヌ)」はここでは月や潮が「満ちた」という意味の形容詞の単語になり、ここでは就職している名詞「lune(リュヌ)」が女性名詞のため、女性形の形になっています。
【形容詞 pleinの変化と使い分け】
- plein(プラン) 男性形 男性名詞を修飾する形
- pleine(プレーヌ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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新月
フランス語で
nouvelle lune
という表現になります。
「nouvelle(ヌゥヴェル)」はここでは「新しい」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞「lune(リュヌ)」が女性名詞であるため、女性形の形になります。
【形容詞 nouveauの変化と使い分け】
- nouveau(ヌゥーヴォー) 男性形 男性名詞を修飾する形
- nouvelle(ヌゥヴェル) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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三日月
フランス語で
croissant de la lune
という表現になります。
「croissant(クロワッソン)」は「三日月」や「上弦の月」「下弦の月」という意味の男性名詞の単語になります。
またご存知の通り、フランスのパンの種類の1つである「クロワッサン」を表すときにも使われます。
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月が輝く
フランス語で
la lune briller
という表現になります。
「briller(ブリィエ)」はここでは「輝く」「光る」という意味の動詞の単語になります。
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月が満ちる
フランス語で
la lune croître
という表現になります。
「croître(クロワートル)」は「増加する」「増大する」という意味の動詞の単語になります。
ここでは徐々に月に当たる光の部分が大きくなっていく様子を表した表現になります。
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月が欠ける
フランス語で
la lune décroître
という表現になります。
「décroître(デクロワートル)」は「減少する」「減っていく」という意味の動詞の単語になります。
ここでは月に光が当たる部分が徐々に減っていく様子を表現しています。
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月が出る
フランス語で
la lune apparaître
という表現になります。
「apparaître(アパレートル)」は「出現する」「現れる」「姿を見せる」という意味の動詞の単語になります。
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月が昇る
フランス語で
la lune se lever
という表現になります。
「se lever(ス ルヴェ)」は月や太陽が「昇る」という意味の動詞の単語になります。
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月が隠れる
フランス語で
la lune se cacher
という表現になります。
「se cacher(ス カッシェ)」は「隠れる」「身を隠す」という意味の動詞の単語になります。
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月が雲に隠れる
フランス語で
la lune derrière nuages
という表現になります。
「derrière(デリエール)」はここでは「〜の後ろに」「〜の裏に」という意味の前置詞の単語になります。
「nuages(ニュアージュ)」は「雲」という意味の男性名詞の単語になります。
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「月」を表すフランス語を使った表現の読み方と発音、翻訳
ここでは「月」を表すフランス語の単語を使った表現んいついて、日本語の意味や翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
ハネムーン
フランス語で
lune de miel
という表現になります。
「miel(ミエル)」は「蜜(みつ)」「蜂蜜(はちみつ)」という意味の男性名詞の単語になります。
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上弦の月
フランス語で
premier quartier de la Lune
という表現になり、満月を基準として、徐々に満月に近づいていく月の最初の頃を表すときに使います。
「quartier(カルティエ)」はここでは「月の弦」を表す男性名詞の単語になります。
「premier(プルミエ)」は「最初の」「初期の」「初めの方の」という意味の形容詞になり、ここでは修飾する名詞の「quartier(カハルティエ)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 premierの変化と使い分け】
- premier(プルミエ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- première(プルミエール) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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下弦の月
フランス語で
dernier quartier de la Lune
という表現になります。
「dernier(デルニエ)」は「最後の」「終わりの方の」という意味の形容詞の単語になり、ここでは修飾する名詞の「quartier(カルティエ)」が男性名詞のため、男性形の形になっています。
【形容詞 dernierの変化と使い分け】
- dernier(デルニエ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- dernière(デルニエール) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので、文章と会話で変化に注意して使いましょう。
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月明かり
フランス語で
clarté lunaire
という表現になります。
「clarté(クラルテ)」はここでは「明かり」「明るいこと」という意味の女性名詞の単語になります。
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月食
フランス語で
éclipse de Lune
という表現になります。
「éclipse(エクリプス)」はここでは天文学における太陽や月の「食」という意味の女性名詞の単語になります。
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フランス語で「月」を表す単語とフレーズのまとめ
ここではフランス語で天体の「月」を表す単語や関連するさまざまな表現やフレーズを紹介してきました。
フランス人は「満月」の夜は、何か不吉なことが起こるのではないか、という意識を持っています。
それは映画や童話などの影響による「満月の夜は狼男が出る」というものや、「満月」は人間の意識に何かしら影響を及ぼす可能性がある、というものまで、さまざまあります。
また、私たちの住む地球から見える「月」の模様を見て、日本では「うさぎが住んでいる」「うさぎが餅つきをしている」という表現をすることが多く、そう聞かされてきた方が多いと思います。
フランスでは「月」の模様について明確な言い伝えはないのですが、ヨーロッパ全体では「大きなはさみのカニ」や「本を読んでいるおばあさん」、「横向きの女性」など、ざまざまな言い伝えがあります。
フランス語で「月」を表す単語や表現と一緒に、フランスでの「月」に対する印象や言い伝えについても頭に入れておくことで会話のきっかけにもなりますね。