「10」はフランス語で「ディス」?数字の正しい発音と使い方
ここでは「10」を意味するフランス語の単語と、日常生活や仕事の場面でよく使う「10」を表す単語を使ったフレーズについて詳しく紹介していきます。
数字を使った表現やフレーズは、日常生活や仕事の場面でとてもよく使います。
特に「10」という数字は区切りとして、とてもよく使われる数字でもあります。
ここではよく使う「10」に関連して、日常でよく使い表現も併せて紹介していますので、しっかりと覚えて使えるようにしていきましょう。
フランス語で数字の「10」を表す単語と関連する言葉
ここでは数字の「10」を表すフランス語と、「10」に関連する単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声を含めて解説していきます。
10
フランス語で
dix
という単語になります。
数字の「10」を意味する基数詞になり、名詞の性別や単数形、複数形に関わらず不変になります。
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10月
フランス語で
octobre
という単語になります。
1年の中で10番目の月「10月」を表す男性名詞になります。
「10月」と月だけを表すときは定冠詞、不定冠詞を付けませんが、「10月〜日」のように特定の日時、日付けを表すときには定冠詞が付きます。
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10番目の
フランス語で
dixième
という単語になります。
「10番目の」「第10の」「10位の」「10回目の」という意味の形容詞、「10番目」「10位」「10回目」や「10分の1」という分数の意味の名詞の2つの意味があります。
「dixième(ディズィエム)」は男性形、女性形に関わらず不変になります。
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10周年
フランス語で
dixième anniversaire
という言葉になります。
「10周年記念」や「10回目の誕生日」という意味での使います。
「anniversaire(アンニヴェルセール)」は「記念日」「誕生日」「記念」という意味の男性名詞、「記念の」「誕生日の」という意味の形容詞の意味になり、ここでは男性名詞で使っています。
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10年前
フランス語で
dix ans de cela
という言葉になります。
「10年前のこと」「あれから10年」という意味でも使います。
「ans(アン)」は「年」「〜年」「〜歳」という意味の男性名詞の複数形になります。
「de(ドゥ)」は「〜から」「〜の」という意味の所有、起源、関連性を表す前置詞になり、ここでは「~前のことを指して」という意味で使っています。
「cela(スラ)」は「それ」「そのこと」という意味の指示代名詞になり、ここでは過去の特定の出来事を指しています。
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10人
フランス語で
dizaine
という単語になります。
「10人」「10のグループ」「10個単位」という意味で10のかたまりを表す意味、また「おおよそ10個」「10人程度」「約10」という意味で10に近い数を表す意味の女性名詞になります。
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10歳
フランス語で
dix ans
という言葉になります。
「10歳」や「10年」という意味でも使います。
「ans(アン)」は「年」「〜歳」という意味の男性名詞の複数形になります。
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トップ10
フランス語で
top dix
という言葉になります。
「トップ10」「ベスト10」「上位10」という意味でも使います。
「top(トップ)」は「上位」「最上位」「トップ」や「最も良いもの」という意味の男性名詞になり、英語の「top」をそのまま使った単語になります。
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10%
フランス語で
dix pour cent
という言葉になります。
「10%」という意味で「全体の10分の1」という意味の言葉になります。
「pour(プゥール)」は「〜のために」「〜に対して」という意味の前置詞になり、ここでは「割合」を表す役割になります。
「cent(ソン)」は数字の「100」という意味の基数詞になり、ここでは「pour cent」で「100の対して」という意味になり、全体を100としてその中での割合を表す意味になります。
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10倍
フランス語で
décuple
という単語になります。
「10倍」という意味の名詞、「10倍の」「10倍に」という意味の形容詞になります。
数量や強さなどが10倍になる、10倍に増えることを表すときに使います。
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「10」を使ったフランス語のさまざまな言葉と使い方
ここではフランス語で「10」を表す「dix」を使った日常生活でよく使う表現について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声を含めて解説をしていきます。
ちょうど10時です
フランス語で
Il est dix heures tapantes
という言葉になります。
「Il(イル)」は「それ」や「彼」「彼女」という意味の主語代名詞で、ここでは形式主語の役割になります。
「est(エ)」は「〜である」「〜です」という意味の三人称単数の動詞になり、原形は「être(エートル)」になります。
「Il est 〜」は英語の「It is 〜」と同じ働きになります。
「dix heures(ディ ズゥール)」は「10時」という意味になります。
「tapantes(タパォーントゥ)」は「正確に」「ちょうど」や「ピッタリ」という意味の形容詞になり、時間表現の中で正確であることを表すときに使います。
この表現は、日常会話の中で「何時ちょうど」を伝えるときによく使います。
待ち合わせや会議などの約束の時間を「ぴったりその時間」と強調したい場合に使う言葉になります。
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私たちは、ほぼ10分の誤差で到着しました
フランス語で
Nous sommes arrivés à dix minutes près
という言葉になります。
「私たちはだいたい10分差で着きました」という意味でも使います。
「Nous(ヌゥ)」は「私たち」「私たちは」という意味の主語代名詞になります。
「sommes(ソム)」は「〜である」「〜にいる」という意味の一人称複数形の動詞になり、原形は「être(エートル)」になります。
「arrivés(アリヴェ)」は「到着した」「着いた」という意味の過去分詞形の動詞になり、原形は「arivver(アリヴェ)」になります。
「à(ア)」は「〜に」「〜へ」「〜で」という意味の前置詞になります。
「minutes(ミニュットゥ)」は時間の「分」「〜分」という意味の女性名詞になります。
「près(プレ)」は「ほぼ」「およそ」や「〜の近く」という意味の副詞になります。
ここでは「à 〜 près」の形で「およそ〜の差で」や「ほぼ〜で」という意味で時間や距離などが近いことを伝える表現としてよく使います。
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彼は10階に住んでいます
フランス語で
Il habite au dixième étage
という言葉になります。
「habite(アビィトゥ)」は「住む」「居住する」という意味の三人称単数形の動詞になり、原形は「habiter(アビテ)」になります。
「au(オ)」は「〜に」「〜で」という意味の前置詞の縮約形になり、元は「à + le(前置詞 + 定冠詞)」の組み合わせです。
「Il habite au 〜」の形を使うことで、誰かが特定の場所や階数に住んでいることを伝える文を作ることができます。
「étage(エタージュ)」は建物などの「階」「フロア」や「〜階」という意味の男性名詞になります。
ここでは「dixième étage」で「10階」を表しています。
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今日は私たちの結婚10周年です
フランス語で
C’est notre dixième anniversaire de mariage
という言葉になります。
「これが私たちの結婚10周年記念記念です」という意味でも使います。
「C’est(セ)」は「ce + est」の組み合わせの短縮形になります。
「ce(ス)」は「それは」という意味の代名詞になります。
「est(エ)」は「〜です」「〜である」という意味の三人称単数形の動詞になり、「être(エートル)」が原形になります。
「C ‘est 〜」の形で「それは〜である」「それは〜です」という意味の構文になり、とてもよく使うので覚えておきましょう。
「notre(ノートル)」は「私たちの」という意味の所有を表す形容詞になります。
「de(ドゥ)」は「〜の」という意味の前置詞になります。
「mariage(マリアージュ)」は「結婚」「婚姻」という意味の男性名詞になります。
「anniversaire de mariage」で「結婚記念日」という意味になります。
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最後の勝負
フランス語で
dix de der
という言葉になります。
「最後の10点」という意味でも使います。
特にフランス語圏では、単純に「最後のポイント」や「最終ラウンドの勝利」を表すときにも使われることがあります。
「der(デール)」は「dernier(デルニエ)」の略語になり、「最後の」という意味の形容詞になります。
この言葉はカードゲームに関連した表現になります。
主にベローテというカードゲームで使われ、ゲームの最終トリック(ラウンド)に勝ったときに追加で10点を獲得することを意味しています。
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10まで数える
フランス語で
compter jusqu’à dix
という言葉になります。
「compter(コンテ)」は「数える」「計算する」「見積もる」という意味の動詞になります。
「jusqu’a(ジュスキャ)」は「〜まで」という意味の前置詞句になり、「jusque + à」の短縮形になります。
文脈や使う状況によっては、「怒りを抑えるために10まで数える」といった比喩的な意味で使うこともあるフレーズです。
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これらのものはどこにでもある
フランス語で
Ces objets se trouvent dix à la douzaine
という言葉になります。
「Ces(セ)」は「これらの」「あれらの」という意味の指示代名詞になり、英語の「these」や「those」と同じ意味、働きになります。
「objets(オブジェ)」は「物」「物体」「対象」という意味の男性名詞に複数形になります。
「se trouvent(ス トロゥヴ)」は「〜にある」「〜がある」「〜に存在する」という意味の三人称単数形の動詞になり、原形は「se trouver(ス トロゥヴェ)」なります。
「se(ス)」は再帰代名詞、「trouvent(トロゥヴ)」は「見つける」「探す」「発見する」という意味になり、「se trouve」の形で「〜がある」「〜にある」という意味になります。
「la(ラ)」は女性名詞に付く定冠詞になります。
「douzaine(ドゥゼーヌ)」は「ダース(12個)」または「ダース(10個)」という意味の女性名詞になります。
このフレーズの直訳は「これらの物はダースに10個見つかる」という意味になりますが、フランス語の慣用句として使われ、「ありふれていて価値が低い」というニュアンスで使います。
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10億
フランス語で
un milliard
という言葉になります。
「un(アン)」は数字の「1」や「1つの」という意味の数詞、または男性名詞の単数形に付く不定冠詞になり、ここでは不定冠詞として使われています。
「milliard(ミリヤァール)」は「10億」という意味の男性名詞になります。
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十戒
フランス語で
Les dix commandements
という言葉になります。
「Les(レ)」は「その」という意味の名詞の複数形に付く定冠詞になります。
「commandements(コマォンドゥマォン)」は「戒め」「掟」や「命令」「指示」という意味の男性名詞の複数形になります。
フランス語で「十戒(じっかい)」を表す言葉になり、聖書に記された神から授けられた10の掟、10の律法のことを指す言葉になります。
キリスト教やユダヤ教においては、神がモーセに与えた十の戒めのことを意味しています。
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数字の「10」を表すフランス語「dix(ディス)」のまとめ
ここではフランス語で「10」を意味する単語と日常生活でよく使うフレーズを紹介してきました。
私たちが生活をする中で、数字を使って表現する場面や何かを伝える場面は意識してみると数多くあります。
「10」という数字は区切りにもなり、他の数字と比較しても使う頻度、耳や目にする頻度が多いと思います。
そのことからもしっかりと覚えて使えるようにしておくことは必須であることは間違いありません。
また、そのときにフランス語の数字の「10」に関連するフレーズも一緒に身につけていきましょう。