「4」はフランス語で「カトル」?数字の正しい発音と使い方
ここでは「4」を意味するフランス語や、フランス語の「4」に関連して日常の中でよく使う言葉を紹介していきます。
古代から数字は、私たちの日常生活の中でとても重要な役割を果たしてきました。
物を数えることや時間を計る、時間を表す、距離を測ること、計算をすることなど、文明の発展に必要不可欠なものでした。
「4」は数字表現の中の一つですが、東西南北の「四方位」や春夏秋冬の「四季」、四角形など、物事の完結につながる一つの数字として存在感を持っています。
ここでは「4」を表すフランス語の単語や関連する言葉を含めて詳しく紹介していますので、しっかりと覚えて使えるようにしていきましょう。
フランス語で数字の「4」を表す単語と関連する言葉
ここでは「4」を意味するフランス語の単語や関連する単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
4
フランス語で
quatre
という単語になります。
また「4つ」「4個」「4人」という意味でも使う数詞になります。
フランス語の数詞は基本的に名詞の性別の影響を受けることはなく、また単数形、複数形に関わらず同じ形で使います。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
4月
フランス語で
Avril
という単語になります。
「4月」という意味の男性名詞になり、時期や1年のうちの1つの月を表す言葉になります。
通常は「en avril(オン アヴリル)」の形で使います。
「en(オン)」は前置詞で月を表す名詞の前に付いて「〜月に」「〜に」という意味になり、日付や季節、時期を表す形になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
4番目
フランス語で
quatrième
という単語になります。
「4番目の」や「第4の」「4位の」「4年生の」という意味の形容詞と、「4番目」「4番目のもの」「4年生」や「4位」や「4位の人」「4年生の」という意味の序数詞としての2つの意味があります。
名詞のときの性別の区別はなく、また形容詞の場合で修飾する名詞の性別、単数形、複数形に関わらず不変になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
4人
フランス語で
quatre personnes
という言葉になります。
「4人の人々」や「4名」という意味でも使います。
「personnes(ペルソンヌ)」は「人々」や「人」という意味の女性名詞の複数形になり、単数形は「personne(ペルソンヌ)」になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
4階
フランス語で
le quatrième étage
という言葉になり、建物やビル、マンションなどの階数を表すときに使います。
「le(ル)は男性名詞に付く定冠詞で、英語の「the」に相当する意味になり、ここでは「étage(エタージュ)」という名詞についています。
「étage(エタージュ)」は 「〜階」という意味の男性名詞になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
4文字
フランス語で
quatre lettres
という言葉になります。
「lettres(レットル)」は「文字」や「手紙」という意味の女性名詞「lettre(レットル)」の複数形になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
4年
フランス語で
quatre ans
という言葉になります。
特定の期間の長さを表すときや年齢を表すときに使います。
「ans(アォン)」は「〜年」「〜歳」という意味の名詞「an(アォン)」の複数形になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
4級
フランス語で
le quatrième niveau
という言葉になります。
「niveau(ニヴゥ)」は「〜級」や「レベル」という意味の男性名詞になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
4分の1
フランス語で
quart
という単語になり、「4分の1」という割合や部分を表すときに使います。
また、時間を表す表現では「15分」という意味になり、特に「~時15分前」や「~時15分後」という表現で使うことがとても多い単語になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
フランス語で「4」を使ったさまざまな言葉と使い方
ここでは日常の生活の中で、フランス語で数字の「4」を表す単語「quatre(カトル)」を使ったさまざまな表現を紹介していきます。
使う機会が多い表現なので、しっかりと覚えていきましょう。
4つください
フランス語で
Donnez-m’en quatre, s’il vous plaît
という言葉になります。
「Donnez(ドネ)」は「〜をください」や「〜を与えてください」「〜を与える」という意味の動詞になり、丁寧な命令形で伝えるときに使います。
「donnez(ドネ)」は、原形の動詞「donner(ドネ)」の丁寧な命令形の形になります。
「m’(ム)」は「私に」という意味の代名詞になり、「me(ム)」の縮約形になっています。
「en(オン)」は「それを」や「それについて」「そこから」という意味の代名詞になり、ここでは「4つ」のものを「それ」と表しています。
「s’il vous plaît(シル ヴ プレ)」は「お願いします」という意味の定型表現になり、丁寧に依頼やお願いをするときにとてもよく使う表現になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
電車は午前4時に出発します
フランス語で
Le train part à quatre heures du matin
という言葉になり、「電車は朝の4時に出発します」という意味にもなります。
「Le(ル)」は「その」や「特定の」という意味の男性名詞に付く定冠詞になります。
「train(トラン)」は「電車」や「列車」という意味の男性名詞の単語になります。
「part(パァ)」は「出発する」や「発車する」という意味の直説法現在形の3人称単数形の動詞で、原形の動詞は「partir(パルティール)」になります。
「à(ア)」は「~に」や「~で」「~の時に」という意味の前置詞になり、ここでは「4時に」という意味で時間を特定する目的で使っています。
「heures(ウール)」は「〜時」や「時間」「時刻」を意味する女性名詞の単語の複数形になります。
「du(デュ)」は「~の」という意味の前置詞になり、「de le(ドゥ ル)」の縮約形の形になります。
「de(ドゥ)」は「〜の」という意味の前置詞、「le(ル)」は男性名詞に付く定冠詞で、ここでは特定のもの「matin(マタン)」に付いています。
「matin(マタン)」は「朝」や「午前」という意味の男性名詞になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
私には兄弟が4人います
フランス語で
J’ai quatre frères
という言葉になります。
「J’(ジュ)」は「私」や「私は」という意味の主語代名詞「je(ジュ)」の縮約形になります。
「je(ジュ)」が「j’」に変化しているのは、後に続く単語の語頭が母音で始まっているため、エリジオンとなっています。
「ai(エ)」は「〜を持っている」や「〜を所有している」という意味の直説法現在形の1人称単数形の動詞になり、原形の動詞は「avoir(アヴォワール)」になります。
「frères(フレール)」は「兄弟」という意味の男性名詞の複数形になり、男性の兄や弟を表すときに使う単語になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
彼はレースで4位になりました
フランス語で
Il a terminé quatrième dans la course
という言葉になります。
「Il(イル)」は「彼」や「彼は」という意味の主語代名詞になります。
「a(ア)」は「〜した」という意味の過去の行為を表す助動詞になります。
「a」は原形が動詞「avoir(アヴォワール)」になり、直説法現在形の3人称単数形の形で過去分詞「terminé」と一緒に使われて、複合過去形の形になっています。
「terminé(テルミネ)」は「終わった」「終えた」や「完了した」という意味の動詞になり、原形の動詞「terminer(テルミネ)」の過去分詞の形になります。
「dans(ドン)」は「~の中で」や「~において」という意味の前置詞になり、ここでは特定のレースの中での順位を示す役割をしています。
「la(ラ)」は女性名詞に付く定冠詞になり、名詞「course(クルス)」を特定する働きをしています。
「course(クルス)」は「レース」や「競争」という意味の女性名詞になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
4×2=8
フランス語で
quatre fois deux font égalent huit
という言葉になります。
「fois(フォワ)」は「〜回」「〜倍」や文脈によっては「〜掛ける」という意味の女性名詞になり、ここでは数学の掛け算の「掛ける」という意味で使っています。
「deux(ドゥ)」は数字の「2」を意味する数詞になります。
「font(フォン)」は「~になる」が「~を作る」「~の結果になる」という意味の動詞の直説法現在形の3人称複数形になり、原形の動詞は「faire(フェール)」になります。
数学の計算結果を示すときによく使い、「~になる」という意味で使います。
「égalent(エガル)」は「等しい」「等しくなる」「同等である」という意味の動詞の直説法現在形、3人称複数形になり、原形の動詞は「égaler(エガレ)」になります。
主に数学や比喩的な文脈で使うことが多く、ここでは計算式と=記号の後ろの数字がが等しいことを表しています。
「huit(ユイットゥ)」は数字の「8」を意味する数詞になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
四季
フランス語で
quatre saison
という言葉になります。
「四季」という意味になり、春、夏、秋、冬の4つの季節を表すときに使います。
「saison(セゾン)」は「季節」「シーズン」という意味になり、1年の中での四季(春、夏、秋、冬)を表すときに使います。
女性名詞になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
私は4階に住んでいます
フランス語で
J’habite au quatrième étage
という言葉になります。
「habite(アビィトゥ)」は「〜に住んでいる」「〜に居住している」という意味の動詞の直説法現在形の1人称単数形になり、原形の動詞は「habiter(アビィテ)」になります。
「au(オ)」は「~に」「~で」という意味の前置詞になり、前置詞「à(ア)」と男性名詞に付く定冠詞「le(ル)」の縮約形になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
数字の「4」を表すフランス語「クワトロ」のまとめ
ここではフランス語で「4」を意味する単語と関連する言葉を紹介してきました。
「4」という数字は、四方位や四季など、私たちの生活に密接に関わっているとも言えます。
ここで紹介している「4」を表す単語と関連するフランス語の表現も一緒に覚えて、日常の生活の中で自然と使うことができるように、しっかりと身につけていきましょう。