「色」を表すフランス語は「couleur」?色を名前を表す単語と読み方とは?
ここではフランス語で「色」を表す単語やフレーズとさまざまな「色」を表す単語や表現について紹介していきます。
フランス語で「色」とはどのような単語になるのか、またさまざまな「色」について、どんな単語やフレーズで伝えたり表現したらいいのか、という疑問を解決することができます。
フランス語で「色」を表現する単語やフレーズ
ここではフランス語で「色」を表す単語やよく使うフレーズついて、日本語の翻訳からフランス語を紹介し、その単語やフレーズの発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説をしていきます。
色
フランス語で
couleur
と
la couleur
という女性名詞の単語になります。
他に「色彩」「絵具」「染料」という意味で使われることもあり、英語の「colour」と同じ意味の単語になります。
「la(ラ)」は女性名詞に付く定冠詞で、特定のものを表すときや既に会話の中で話題にあがったものに対して付きます。
⬇️couleurの発音の確認はこちら⬇️
⬇️la couleurの発音の確認はこちら⬇️
虹色
フランス語で
arc-en-ciel
という男性名詞の単語になり、「虹」を表す意味でも使われます。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
2色
フランス語で
deux couleurs
という表現になります。
「deux(ドゥ)」はここでは「2つの」という意味の単語で、「2つの色」を表す表現になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
3色
フランス語で
trois couleurs
という表現になります。
「trois(トロワ)」はここでは「3つの」という意味の単語で、「3つの色」を表す表現になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
トリコロールカラー
フランス語で
couleur tricolore
という表現になります。
「tricolore(トリコロール)」は「3色」という意味ですが、主に「青白赤の3色」を表現するときに使うため、「フランスの」という意味としても使われます。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
「色」を使ったさまざまなフランス語の表現
ここではフランス語で「色」に関連する単語やフレーズについて、日本語の意味や翻訳からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
原色
フランス語で
couleurs fondamentales
という表現になります。
「fondamentale(フォンダムォンタル)」は「基本的な」「基礎となる」という意味の形容詞の女性形です。
ここでは「couleur(クゥルール)」が女性名詞であるため、それに伴って形容詞が女性形に変化しています。
【形容詞 fondamentalの変化と使い分け】
- fondamental(フォンダマォンタル) 男性形 男性名詞を修飾する形
- fondamentale(フォンダマォンタル) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じなので、文章で書くときは変化に気を付けましょう。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
補色
フランス語で
couleurs complémentaires
という表現になります。
「complémentaire(コンプレマォンテール)」は「補足の」という意味の形容詞になり、「補足の色」という表現になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
色調
フランス語で
ton
と
ton de couleur
という表現になります。
「ton(トォン)」はここでは「(表現などの)調子」という意味ですが、単語自体に「色調」や「色合い」という意味があります。
⬇️tonの発音の確認はこちら⬇️
⬇️ton de couleurの発音の確認はこちら⬇️
色鉛筆
フランス語で
crayon de couleur
という表現になります。
「crayon(クレイヨン)」は「鉛筆」という意味の男性名詞の単語になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
明るい色
フランス語で
couleur claire
という表現になります。
「claire(クレィア)」はここでは「(色が)明るい」という意味の形容詞となり、「couleur」が女性名詞であるため女性形に変化しています。
【形容詞 clairの変化と使い分け】
- clair(クレィア) 男性形 男性名詞を修飾する形
- claire(クレィア) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに気をつけましょう。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
⬇️clairの発音の確認はこちら⬇️
⬇️claireの発音の確認はこちら⬇️
鮮やかな色
フランス語で
couleur vive
という表現になります。
「vive(ヴィーヴ)」はここでは「(色や光が)鮮やかな」という意味の形容詞となり、「couleur」が女性名詞のため女性形の形容詞に変化しています。
【形容詞 vifの変化と使い分け】
- vif(ヴィフ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- vive(ヴィーヴ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形で単語のスペル、発音ともに異なりますので文章と会話で変化に注意して使いましょう。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
⬇️vifの発音の確認はこちら⬇️
⬇️viveの発音の確認はこちら⬇️
濃い色
フランス語で
couleur foncée
という表現になります。
「foncée(フォンセ)」は「(色が)濃い」「暗い」という意味の形容詞となり、「couleur」が女性名詞のため、女性形の形容詞に変化しています。
【形容詞 foncéの変化と使い分け】
- foncé(フォンセ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- foncée(フォンセ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに気をつけましょう。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
⬇️foncéの発音の確認はこちら⬇️
⬇️foncéeの発音の確認はこちら⬇️
地味な色
フランス語で
couleur sombre
という表現になります。
「sombre(ソォーンブル)」はここでは「(色が)暗い」「黒っぽい」や「(服などが)地味な」という意味の形容詞となります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
髪の色
フランス語で
couleur des cheveux
という表現になります。
「cheveux(シュヴー)」は「髪の毛」「頭髪」という意味の男性名詞の複数形の単語です。
単数形は「cheveu(シュヴー)」ですが、ほとんどの場合複数形で使われます。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
自分の色
フランス語で
couleur qui va bien au teint
という表現になります。
「teint(タン)」は「顔の色」という意味の男性名詞の単語になり、そのまま翻訳をすると「顔の色によく似合う色」という表現になります。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
フランス語でさまざまな「色」を表す単語
ここではフランス語でさまざまな「色」の名前を表す単語について、日本語の意味からフランス語を紹介し、発音の音声とカタカナでの読み方を含めて解説していきます。
白
フランス語で
blanc
という男性名詞の単語になり、「白色」「白い服」「白いもの」を表現するときに使います。
また「白い」や「白っぽい」という形容詞としての意味もあり、修飾する名詞の性によって男性形と女性形に変化します。
【形容詞 blancの変化と使い分け】
- blanc(ブロン) 男性形 男性名詞を修飾する形
- blanche(ブロンシュ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペル、発音ともに異なりますので、会話と文章で使うときに変化に注意しましょう。
⬇️blancの発音の確認はこちら⬇️
⬇️blancheの発音の確認はこちら⬇️
黒
フランス語で
noir
という男性名詞の単語になり、「黒色」「黒い服」「黒いもの」を表現するときに使われます。
また「黒い」や「黒ずんだ」「暗い」という形容詞としての意味もあり、修飾する名詞の性によって男性形と女性形に変化します。
【形容詞 noirの変化と使い分け】
- noir(ノワール) 男性形 男性名詞を修飾する形
- noire(ノワール) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペル異なりますが発音は同じなので、文章で使うときに注意しましょう。
⬇️noirの発音の確認はこちら⬇️
⬇️noireの発音の確認はこちら⬇️
赤
フランス語で
rouge
という男性名詞の単語になり、「赤色」「紅」「口紅」を表現するときに使われます。
また「赤い」や「紅潮した」というような形容詞として意味もありますが、修飾する名詞が男性名詞であっても女性名詞であっても変化はありません。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
青
フランス語で
bleu
という男性名詞の単語になり、「青色」「青色の服」「青色の塗料(染料)」を表現するときに使われます。
また「青い」や「青ざめた」という形容詞としての意味もあり、修飾する名詞の性によって男性形と女性形に変化します。
【形容詞 bleuの変化と使い分け】
- bleu(ブルゥ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- bleue(ブルゥ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに注意しましょう。
⬇️bleuの発音の確認はこちら⬇️
⬇️bleueの発音の確認はこちら⬇️
黄
フランス語で
jaune
という男性名詞の単語になり、「黄色」「黄色の塗料(染料)」「(卵の)黄身」を表現するときに使われます。
また「黄色い」「黄色っぽい」という形容詞としての意味もありますが、修飾する名詞の性による変化はありません。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
緑
フランス語で
vert
という男性名詞の単語になり、「緑色」「青信号」「青葉」「牧草地」を表すときに使われます。
また「緑の」や「緑色の」「熟していない」という形容詞としての意味もあり、修飾する名詞の性によって男性形と女性形に変化します。
【形容詞 vertの変化と使い分け】
- vert(ヴェール) 男性形 男性名詞を修飾する形
- verte(ヴェルトゥ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルと発音が異なりますので、会話と文章で使うときに変化に注意しましょう。
⬇️vertの発音の確認はこちら⬇️
⬇️verteの発音の確認はこちら⬇️
紫
フランス語で
violet
という男性名詞の単語になり、「紫色」を表すときに使います。
また、「紫色の」「紫の」という形容詞としての意味もあり、修飾する名詞の性によって男性形と女性形に変化します。
【形容詞 violetの変化と使い分け】
- violet(ヴィオレ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- violette(ヴィオレットゥ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルと発音どちらも変化するので、文章で使うときと会話で使うとき、変化に気をつけて使いましょう。
⬇️violetの発音の確認はこちら⬇️
⬇️violetteの発音の確認はこちら⬇️
深紅
フランス語で
pourpre
という単語で、男性名詞、女性名詞ともにある単語となります。
【pourpreの男性名詞と女性名詞の意味の違い】
- 男性名詞の場合 「緋色」や「紫がかった赤」という「色」を表すときに使われます。
- 女性名詞の場合 「緋色染料」や豊さや権威の象徴する色として、文章で登場する「深紅」や「緋色」「緋色の布」を表現するときに使われます。
また、「深紅の」「緋色の」や「紫がかった赤の」という形容詞としての意味もあり、名詞の性による変化はありません。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
ピンク
フランス語で
rose
という男性名詞の単語になり、「ばら色」「ピンク色」を表すときに使われます。
また、「ばら色の」「ピンクの」という形容詞としての意味もあり、修飾する名詞の性による変化はありません。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
水色
フランス語で
bleu clair
という表現になり、「ライトブルー」「明るい青」という表現のときにも使われます。
⬇️bleu clairの発音の確認はこちら⬇️
グレー
フランス語で
gris
という男性名詞の単語になり、「灰色」「灰色の服」を表すときに使われます。
また「グレーの」「灰色の」「(空や明かりなどが)曇った」「どんよりした」のような意味の形容詞としての働きがあり、修飾する名詞の性によって変化します。
【形容詞 grisの変化と使い分け】
- gris(グリィ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- grise(グリィーズ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルと発音ともに変化しますので、文章と会話両方で使うときに注意しましょう。
⬇️grisの発音の確認はこちら⬇️
⬇️griseの発音の確認はこちら⬇️
茶色①
フランス語で
marron
という男性名詞の単語になり、「栗色」を表すときにも使われます。
また「茶色の」「栗色の」という形容詞としての意味もありますが、名詞の性による変化はありません。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
茶色②
フランス語で
brun
という単語になり、「褐色」や「褐色の絵具」を表すときに使われます。
また、「茶色の」「褐色の」「褐色の肌の」「褐色の髪の」という形容詞としての意味もあり、修飾する名詞の性によって変化します。
【形容詞 brunの変化と使い分け】
- brun(ブラン) 男性形 男性名詞を修飾する形
- brune(ブリュヌ) 女性形 女性名刺を修飾する形
男性形と女性形でスペル、発音ともに変化しますので、文章で使うときと会話で使うときに注意しましょう。
⬇️brunの発音の確認はこちら⬇️
⬇️bruneの発音の確認はこちら⬇️
ベージュ
フランス語で
beige
という男性名詞の単語になります。
また「ベージュ色の」という形容詞としての意味もありますが、修飾する名詞の性による変化はありません。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
オレンジ色①
フランス語で
orange
という男性名詞の単語になり、「(信号の)黄色」を表すときにも使われます。
同じ単語で果物のオレンジを表す「orange(ゥロンジュ)」は女性名詞になります。
また「オレンジ色の」という形容詞の意味もありますが、修飾する名詞の性による変化はありません。
⬇️発音の確認はこちら⬇️
オレンジ色②
フランス語で
orangé
という男性名詞の単語になり、学術的な分野で「オレンジ色」を表すときに使われます。
また「オレンジ色がかった」という形容詞としての意味もあり、修飾する名詞の性によって変化します。
【形容詞 orangéの変化と使い分け】
- orangé(ゥロンジェ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- orangée(ゥロンジェ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは異なりますが発音は同じであるため、文章で使うときに気をつけましょう。
⬇️orangéの発音の確認はこちら⬇️
⬇️orangéeの発音の確認はこちら⬇️
金色
フランス語で
doré
という男性名詞の単語になり、「金箔」や「金メッキ」を表すときにも使われます。
また「金色の」「金箔を貼った」や「(料理屋お菓子が)こんがり焼けた」という形容詞としての意味もあり、修飾する名詞の性によって変化します。
【形容詞 doréの変化と使い分け】
- doré(ドレ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- dorée(ドレ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは変化しますが発音は同じであるため、文章で使うときに注意しましょう。
⬇️doréの発音の確認はこちら⬇️
⬇️doréeの発音の確認はこちら⬇️
銀①
フランス語で
argent
という男性名詞の単語になり、「お金」「金銭」や金属の「銀」を表すときに使われます。
また「銀色の」「銀の」「銀でできた」「銀のような」や「お金の」という形容詞的な表現は「d’argent(ダルジョン)」になります。
主に金属の「銀」や「お金」を表すときに使われる単語です。
⬇️argentの発音の確認はこちら⬇️
⬇️d’argentの発音の確認はこちら⬇️
銀②
フランス語で
argenté
という形容詞の単語になり、「銀メッキの」「銀のような」という表現をするときに使われ、修飾する名詞の性によって男性形と女性形で変化します。
【形容詞 argentéの変化と使い分け】
- argenté(アルジョンテ) 男性形 男性名詞を修飾する形
- argentée(アルジョンテ) 女性形 女性名詞を修飾する形
男性形と女性形でスペルは変化しますが発音は同じであるため、文章で使うときに気をつけましょう。
こちらは「銀」という色や見た目を表現するときに使われる単語です。
⬇️argentéの発音の確認はこちら⬇️
⬇️argentéeの発音の確認はこちら⬇️
フランス語の「色」を表す単語やフレーズのまとめ
ここではフランス語で「色」を表す単語やさまざまな「色」に関連するフレーズ、さまざまな種類の「色」を表す単語やフレーズを紹介してきました。
フランスに旅行して買い物をするときなど、「色」に関わる単語やフレーズに接することは多いと思います。
また、実は私たちの身近にもフランス語の「色」を表す単語があふれていて、ここで紹介する単語やフレーズを見て、「あ、この単語こんな色を表す単語だったんだ!」と気がつくこともあるかもしれません。
「色」を表す単語を普段の生活の中で楽しみながら探し、覚えていく、というのも楽しいかもしれませんね。